サムスンの事実上トップが逮捕される

韓国・サムスングループの事実上トップである李在鎔(イ・ジェヨン)氏が、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の知人に賄賂を贈った容疑などで17日午前、逮捕されました。

韓国の経済に大きな影響を及ぼしかねないと言われているこのニュースですが、渦中の会社・サムスンとはいったいどのような会社なのでしょうか?

サムスン=韓国最大のグループ会社

サムスングループは、今回逮捕された李在鎔(イ・ジェヨン)の祖父にあたる故・李秉喆(イ・ビョンチョル)が1938年に創業した会社で、60以上の系列会社を抱える韓国で最大の財閥です。

その事業内容は電子・電機、化学製品、金融・保険、物流、建設、自動車など驚くほど多岐にわたります。特に電子・電機事業や半導体事業が強く、テレビの製造・販売においてはなんと10年連続で世界トップシェアを達成しています。

私たちの生活の中で1番身近なサムスン製品は、Android搭載スマートフォンのGalaxyシリーズでしょう。現在日本ではサムスンのロゴを消して販売しているので、製造元を意識したことがない人も多いかもしれません。

ちなみに、サムスンはテレビだけでなく、スマートフォンの世界シェアにおいてもあのアップルと抜きつ抜かれつでトップを争うほどの規模を誇っています。

韓国全体の約20%の利益を生み出す企業

韓国のGDP(国内総生産)におけるサムスンの影響力をを見てもその大きさがうかがえます。

サムスンが稼ぎ出す利益は、なんと韓国全体のGDPの約20%。日本ではダントツに大きな利益を出しているトヨタでも国内GDPに与える影響は5%以下ですので、これはとてつもない数字です。

日本でたとえると、トヨタ」「NTT」「ソフトバンク」「セブン&アイ・ホールディングス」「ソニー」などのそうそうたる大企業を合わせた以上の影響力をもつ企業、それがサムスンだと思ってください。

今回の逮捕で韓国経済への影響やいかに?

「もし日本で上に挙げたような大企業のトップが一斉に不祥事を起こしたら…」と考えると、今回のニュースが大きく報じられた理由が理解できますね。

ちなみに、フォーブスアジアによると、サムスンの李一族はアジアで最も資産をもつ富豪でもあるそうです。

韓国No.1の巨大企業のトップ、そしてアジアNo.1の富豪の逮捕。サムスン、そして韓国経済の今後はどうなっていくのでしょうか?引き続き注目を集めそうです。

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