記事提供:キングコング西野 オフィシャルダイアリー

昨日、『地方創生×クラウドファンディング』が主旨の番組に出させていただき、そこで感じたことを少し。

地元の特産品がまだまだ世の中に届いていないらしく、そこで「クラウドファンディングを活用したい」とのこと。

「クラウドファンディングを使って、何のお金を集めるのですか?」と訊いたら、「それも、これから話し合って決める」とフワフワ。

僕もそこまで暇じゃないので、これが呑み屋だったら、その時点で即終了なんだけれど、今回は番組なのでグッと我慢してみることにした。

いろいろ思うところはありながらも、「特産品が広まっていない理由は何だと思いますか?」と訊いてみたところ、「PR不足だと思います」と返ってきたので、「じゃあ、PRしたらよくないですか?たとえば、何もやらないよりも、毎日1対1で300人に直接会って、頭を下げて、お願いしてみたらイイと思うのですが、それをやらない理由は何なのですか?」と言った。

基本的に選択肢はいつだって2つしかない。

「やる」か「やらない」かだ。

「PR不足」という原因がハッキリしているのであれば、PRすればいいだけの話なんだけれど、それでも《やらない》。

そういう泥臭いことはやらずに、やれインターネットだ、やれクラウドファンディングに、あらゆる問題を根こそぎ解決してくれるドラえもん的な助けを求める。

そんなファンタジーがあるものか。

いろんな人や地域を見てきたけれど、もちろん環境の問題もあるけれど、地方が抱えている病は『やらない』に起因する部分が大きい。

インターネットはブースターだ。

ゼロに何を掛けてもゼロで、これはもうどうしようもない。

これまでの人生で1秒も野球をやったことのない三段腹のオバハンが、イチローと同じバットを持ってプロの打席に立って、空振りをして、「イチローと同じバットを使ってるのに、おかしいなぁ…」と頭を抱えているような、“そりゃそうだろ感”がそこにある。

まずは誰よりも素振りをして身体を作って、プロ仕様の道具を買い揃えるのは、その後だと思うんだけれど、本気で「何とかしたい」と思っている人が、何故、その努力をしないんだろ?

問い詰めていけば、「○○だから…」「△△だから…」という、“できない理由”が出てくると思うんだけれど、できない理由がどれだけ真っ当であろうが、それは“やらない理由”でしかなくて、先に挙げたように、つまるところ選択肢は『やる』か『やらない』かの2つしかない。

そして『やらない』人には何も待っていない。

頑張って欲しいな。

最後に自分の話をしますね。

絵本『えんとつ町のプペル』の販売サイトを立ち上げて、ブログ、Facebookをこまめに更新をして、注文をとって、毎日、100冊~200冊ほどサインを入れて、レターパックに配送先の住所を書いて、レターパックにブチ込んで、配送手配をしています。

去年の発売から、100日以上毎日です。

今朝も4時半に起きて、やりました。

もう、1万5千冊以上は僕の自宅からお送りしました。

その上で、ネットというブースターを使って、この努力を最大化できないかなぁと毎日考えています。

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