ポジショントークでございます。

「転職したことがない」という人

気分を悪くされる方が大勢いることはわかっています。

が、指摘しましょう。

この時代になって「一度も転職したことがありません」という人は、ビジネスパーソンとしての市場価値が低いです。

偏差値でいえば50以下。しかも、これからどんどん価値が下がっていきます。

有名企業で働いているとか、そういうことは無関係。

「転職をしたことがない」というその事実自体が残念だ、ということです。

どういうことか?説明していきましょう。

成長する意志が希薄

前提として、会社というのは基本的に、「あなたがいなくても回る」ようにできているのです。

リアルに考えてみてください。

あなたが一週間、インフルエンザで会社を欠勤したとしましょう。

売上に対する影響なんて微々たるものじゃありませんか?一週間と言わず、一ヶ月休んでも、会社は潰れませんよね?

「あなたがいなくても会社は回る」

これは、残酷な事実です。

働く喜びというのは「自分しかできない仕事をこなしている瞬間」にこそ得られるものですから。

世界的NGO「ルーム・トゥ・リード」の創業者であるジョン・ウッド氏は、このように語っています。

彼はもともと、マイクロソフトの元幹部なんですね。

頭の片隅から「わかっているくせに。きみがいなくてマイクロソフトが困るのはせいぜい1、2ヶ月だ。すぐに誰かが穴を埋める。でも、貧しい村に図書館を建てようとするのは、きみだけだ。きみが挑戦しないでどうする」という声が聞こえた。

出典マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった

ジョン・ウッドさんがそうであったように、あなたが優秀な人物であるのなら、同じ会社で数年も働けば「もう、ここに自分がいる意味はない。だって、自分以外の人でも回せるから」と考えるようになります。

「転職をしたことがないし、するつもりもない」という人は、そういった成長への意志、変化への意志が決定的に希薄なのです。

あなたは、「あなたじゃなくてもいい仕事」を、いつまでやってるんですか?

安定しているなら、それでいいんですか?

死ぬまで社会の歯車続けるんですか?

せっかくの職業人生、「自分じゃないとできない仕事」に取り掛かろう、とは思わないんですか?

会社にどでんと居座って、ろくに仕事をしない50~60代のおっさんみたいになりたいんですか?

あなたが十分に優秀で、自分に自信があるのなら、働く中で自然と「環境を変える」という選択肢が芽生えてきますよ。

広い世界を知らない

会社というのは、ひとつの村のようなものです。大きい会社でも、小さい会社でも、独自の文化があります。

たとえば、うちの会社はこんな文化を持っています。

・働く場所も時間も徹底的に自由な、成果主義。
・スタッフには、仕事の成果とは関係なしに「ベーシックインカム」を支給する。
・お互いが顔を合わすことは、ほとんどない。
・上も下もない、自由主義・個人主義のゆるやかなチーム。

なんて感じ。とても変な会社です。

一方で、ぼくが勤めていた大企業は真逆でした。

成果主義の「せ」の字もない「年功序列」。年齢が上の人には逆らえない軍隊式の組織。毎朝の「朝礼」なんてものもありました。あれは辛かった…。

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「ぼくの会社」と「大企業」では、その文化も制度も「別の国」といっていいレベルで差があります。

「転職をしたことがない」という人は、言ってみれば「広い世界があることを知らず、自分の地元から出たこともないし、出ようともしない人」のようなものです。

そういう人って、一緒に仕事をする仲間としては、ぶっちゃけかなりイマイチですよね。いちいち狭い世界の文化やルールに縛られて、お互いに時間とエネルギーを消耗してしまうわけですから。

なんで現状を受け入れちゃうの?

あえて口悪くいえば、転職をする意志が希薄な人って、ぼくからすると「檻の中でのんびりメーメー言ってるヒツジ」に見えるんですよ。

というのも、「会社」と「自分」が完璧にマッチすることって、ありえないじゃないですか

最初はよくても、どこかのタイミングでズレが出てきますよね。

「上司が変わって働きにくくなった」

「突然異動を命じられた」

「業績が落ちて給料が下がった」

「社内の抵抗で、やりたい新規事業に取り掛かることができない」

「大きな成果を出したのに、報酬が少ない」

「いきなり転勤を命じられた」

「スキルを伸ばすことができない」

「使えない部下の教育をする羽目になった」

などなどなど…。

ちなみにぼくは、2社目に就職したベンチャー企業では「やっている仕事の単価に比べて、明らかに自分の報酬が少ない」ということが不満となり、独立しました。

社長からは「来年の年収は100万円アップする」と言われたのですが、「それなら自分でやった方が稼げるし成長できるな」と思ったんですよね。

会社なんて、他人が用意した箱ですよ?

経営層ならまだしも、「いち労働者」がいつまでも気持ちよく働き続けられるわけがないと思いますけどねぇ…。

現状を受け入れてしまうその精神性が、ぼくには軟弱で、危険に映るのです。

「我慢上手」で破滅しそう

そう、転職意志が低い人って、「無駄に我慢強い」ように見えるんですよね。

以前、こんな若手サラリーマンに出会いました。Aさんとしましょう。

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Aさん「突然異動で、毎日3時間かけて通勤することになっちゃったんですよ」

イケハヤ「うげ、マジで?やめないの?」

Aさん「いや、まぁなんとか我慢できるので…」

イケハヤ「…仕事は楽しいの?」

Aさん「業務内容はいいんですが、上司がいまいちで、ブラックっちゃブラックですね…」

イケハヤ「残業もあるの?」

Aさん「月50時間くらいですね。でも残業代は出ます」

イケハヤ「そりゃ当たり前だからね。有給取ってる?」

Aさん「いえぜんぜん…まだ若手なので取りにくいんですよね」

イケハヤ「…うつ病の人とかいるでしょ」

Aさん「お世話になった先輩が休職しました」

イケハヤ「ヤバイと思ったらさっさと転職したほうがいいよ。君、我慢耐性ありすぎるから潰されそう。マジで」

Aさん「はい…とりあえず、まだ東京で消耗します…」

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Aさんのような若者は、決して珍しくありません。なんて模範的な労働者なのでしょう。最近の若者はマジメすぎますよ、ほんと…。

ぼくだったら、異動を命じられたその時点で転職しますね。

働きたい場所を自分で選べないとか、前提としておかしい。社員の人生なんだと思ってるの。

この感じだと「家を買った瞬間に異動命令が出て単身赴任(妻とこどもを人質に取られる)」コースですよね。おー、こわ。

転職意志が低い人は、えてして「我慢」が上手なんですよね。

それは今となっては、美徳じゃないですよ。会社としては、たしかに都合がいいかもしれませんが。「その精神性がブラック企業を増やしている」という意味で、社会的な悪とすらいえます。

そして、またもや残念な事実。

どう考えても、「我慢上手なヒツジ」では年収も上がっていきません

オーケー?わかりますよね?

これからは自分の意志で突き進める人材、「孤独」を受け入れながら道を切り拓ける人材が活躍するのです。

会社の言うこと聞くだけなら、ロボットでいいわけです。

ロボットは風邪も引かないし、うつ病にもなりません。残業代もいりません。従順なあなたよりも、何倍も優れています。

ゆえに、ご存知の通り「単純労働」はロボット化が進んでいるのです。

自分の意志で、環境を選ぼう

これだけ社会が変化しているのに、転職が選択肢に入っていない人を見ていると「おまえ、幕末の武士かよ」と思うんですよね。

今の時代はどんどん所属する組織を変えていくべきです。

これだけ変化が早いんだから、同じ場所にいつづけるのはリスクですよ。

自分の意志で、所属する環境を選ぶ。

それによって、自分の能力は高まり、同時に収入も高まっていきます。

いずれはぼくのように、自分で自分の環境を作り出す、つまり「自分の会社を作る」方向に行くかもしれません。

世界はますます変わっていきます。

起業するほど度胸がない人は、まずは「勢いのあるベンチャー企業」に転職して、体質を変えるのをおすすめします。

Nexstar」と「Switch.」あたりは、登録しておいて損はないでしょう。

どちらもフェイスブックで一瞬で登録できる、ヘッドハンティング型の転職サイトです。経歴や転職の希望を記入しておけば、いい求人が舞い込むかも。

以下のまとめもどうぞ。ザクザクと環境を変え、自分を変えていきましょう。

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