記事提供:日刊SPA!

日本を代表する人気ゲームキャラの衣装をドンキ・ホーテなどで購入し、業者側が無料で提供。リアルに公道を走れることが人気の秘訣だ。(写真=Leng Cheng)

日本企業の「稼ぐ力」は確実に改善している――。安倍首相は政権発足以降、繰り返しこう話す。実際、巷にはここ数年で新たな話題のビジネスが誕生し、お金を生んでいる。

これらはいかにして「稼ぐ力」を得ているのか。ここでは、最近都内で頻繁に見かける機会が増えた「公道カートレンタル」について紹介しよう。

◆保管代や車両費を格安に抑えて利益率はレンタカーの5倍!

遊園地のゴーカートのようなマシンにゲームのコスプレ姿で乗り込み、颯爽と車道を疾走する集団を見たことはないだろうか。

彼らが駆るのは、排気量50ccのエンジンを搭載した公道カート。普通免許さえあれば、誰でも運転可能とあって今、訪日外国人の間で人気を集めている。

数ある公道カートレンタルの先駆け的存在である「アキバカート」代表の小山大作氏も活況ぶりをこう話す。

「利用客の数は昨年と比べて約4倍増。特に宣伝に力を入れているわけではありませんが、SNSなどで拡散し、多くの外国人の方が利用していきます」

1時間2500円前後が相場の公道カート。その儲けのカラクリは購入費と維持費の安さにある。公道カートレンタル業を営むN氏はその仕組みを教えてくれた。

「カート1台の購入費は50万円弱。通常の車と違い、車検も車庫証明も不要なんです。レンタカー業で利益を圧迫するのは駐車場代なんですが、それも倉庫に保管するだけなので、格安で済むわけです」

レンタカーが同じ条件で月8万円売り上げた場合、さまざまなコストがかかってしまい利益が約1万円しかないのに対し、公道カートは5万円の利益が見込めるという。

「遠出する人が少なく、燃費は1リットル20km以上と非常にいいので、ガソリン代もそれほどかかりません。1日の利用客数は15人ほどなので、1台につき最低1時間使ってもらえれば、月に50万円以上の利益は出る計算になっていますね」(N氏)

'16年の訪日外国人は2400万人を突破し、過去最高を4年連続で更新。レンタカーよりも利益率の高いカートビジネスは、しばらく安泰と言えそうだ。

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