高橋留美子さん原作の人気漫画「犬夜叉」の舞台化が決定。人気バンド・ゴールデンボンバーの喜矢武豊さん主演で、2017年4月から上演されることが明らかになりました。

出典 http://stage-inuyasha.jp

「犬夜叉」は500年前の戦国時代へとタイムスリップしてしまった中学生の日暮かごめと、そこで出会った半妖の少年・犬夜叉を中心とした物語。1996年から2008年まで「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載され、アニメ化もされた人気作品です。

偉大な妖怪を父に、優しき人間を母に持つ半妖の少年『犬夜叉』役を演じる喜屋武さんは自身のツイッターで「ファンに叩かれないようにがんばります」と決意のコメント。

公開されたビジュアルは原作ファンから好評のようで、これまで2015年の舞台「ふしぎ遊戯」と2016年の舞台「GOKÛ」での主演経験を持ち、映画やドラマなど俳優業にも力を入れてきた喜屋武さんの演技力にも期待の声が集まります。

出典 http://stage-inuyasha.jp

出演はほかにアイドルグループ・乃木坂46の若月佑美さんが"日暮かごめ"役を、乃木坂46の伊藤純奈さんが"桔梗"役を演じるほか、木村了さん、佐奈宏紀さん、滝口幸広さん、野口かおるさん、小林健一さんなど。東京・天王洲の銀河劇場にて4月6日から4月15日まで上演されます。

「犬夜叉」が『2.5次元化』されるのは2000年に続き2度目となりますが、人気の漫画作品が続々と舞台化されているのはなぜなのでしょうか。その理由に迫ってみましょう。

■近年勢いのある「2.5次元ミュージカル」とは?

Licensed by gettyimages ®

2.5次元ミュージカルとは、2次元で描かれた漫画・アニメ、ゲームを原作に、3次元の舞台コンテンツ化したものの総称で、早くからこのジャンルに注目して育てたファンの間で自然に発生した言葉。

その歴史は古く、1974年初演の宝塚歌劇団による「ベルサイユのばら」がその原点と言われていますが、人気が急速に拡大したのは2000年代初めのこと。

出典 https://www.j25musical.jp

2003年のミュージカル「テニスの王子様」(通称テニミュ)を火付け役に、「DEATH NOTE」や「美少女戦士セーラームーン」「NARUTO-ナルト-」といった多くの作品を舞台化。人気の拡大とともに『2.5次元ミュージカル』という言葉も広がりました。

出典 http://aiia-theater.com

今では海外進出も果たし、渋谷にある2.5次元ミュージカル専用劇場「アイア 2.5 Theater Tokyo」も連日大盛況。右肩上がりに公演数と動員数を伸ばし続け、2014年の述べ動員数は128万人を記録するなどその勢いは留まるところを知りません。

■2.5次元ミュージカルが人気なのはなぜ?

出典 YouTube

人気の理由について、まずはその作品自体にファンがついているのは大前提。作品自体やストーリー、出演キャラクターのファンの方たちは出演する役者の知名度に左右されることがありません。

原作ファンも魅了する「再現性」

出典 YouTube

原作の持つ世界観を壊さないよう音響、照明、舞台装置を駆使して忠実に再現された舞台は原作ファンをも魅了するほど。

例えば「テニミュ」では、舞台化不可能と思われたテニスの試合をピンスポット照明と打球音の融合、巧みな映像を用いて表現。観客を飽きさせないスピーディーな舞台展開と、レベルの高い歌とダンスは臨場感に溢れ、物語の世界にぐっと引き込みます。

見た目だけでなく役者の性格も考慮する「キャスティング」

出典 http://www.engeki-haikyu.com

可能な限り2次元キャラクターに寄せたビジュアルのおかげで観客は違和感無く作品に入り込め、漫画の中にいたキャラが3次元として目の前に登場する感動や、共感を呼ぶ。これこそがまさに2.5次元ミュージカルの醍醐味とも言えます。

そしてビジュアルが近いかが重視されるのは前提ですがそれだけでなく、その役者の性格が役柄と合っているかも考慮してキャスティングされるそう。

若手俳優の登竜門的位置づけ

出典 https://www.amazon.co.jp

実力派俳優として活躍する斉藤工さんや城田優さん、若手俳優の瀬戸康史さんや志尊淳さんも「テニミュ」出身で、2.5次元ミュージカルは若手俳優にとって登竜門的位置づけとされています。さらに出演するキャストが多いこともファンがつきやすい要素となり、観客は女性が圧倒的多数。

■「今年は楽しみな舞台がたくさん」ネットの声は…

今年は「テニミュ」を筆頭に「セーラームーン」「ジョーカー・ゲーム」「デスノート」「弱虫ペダル」「ハイキュー」「王室教師ハイネ」「犬夜叉」など、すでに40以上の作品が公演予定。その勢いは留まるところを知りません。

劇団四季オタの方から見ても高レベルとの評価!

もちろん、2.5次元ミュージカルが成功するのは原作の素晴らしさがあってこそ。一つの作品からいろんな形のエンターテインメントに広がる日本の漫画文化が誇らしいですね。

2次元作品の2.5次元化には賛否両論の意見が上がりますがそれを覆される方が続出。そこにあるのは愛なんですね~。

若手俳優が潤うかもしれないし、2.5次元が潤うかもしれないし、更に配信を観れるわたしたちも潤う。潤ってほしいですね(笑)

Licensed by gettyimages ®

劇場に来る観客は原作のファンもいれば、出演キャストのファンもいて、単に漫画やアニメ、ゲームファンのためだけのものでないのが2.5次元ミュージカルの大きな特徴。

さらに本公演だけでなく、千秋楽のライブビューイングやコンサート、運動会などが展開されていくのも楽しみの一つ。

もはや日本での一つのジャンルとして定着してきた2.5次元ミュージカル。その場でしか味わうことのできない臨場感と感動を体感しに、是非劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。今後もさらなる人気の拡大に期待しましょう!

この記事を書いたユーザー

苺いちえ このユーザーの他の記事を見る

Twitter、Facebookでのシェア大歓迎です♡よろしくお願いします♪

権利侵害申告はこちら