記事提供:女子SPA!

会場内にはカジュアルな装いの男性も。

「今年こそ、ハイスペック彼氏ができますように…」

深キョン&マツコ・デラックスのCMよろしく、初詣でハイスペ男との出会いを神頼みした女子SPA!読者も多いことでしょう。

では、ハイスペ男が結婚相手に求める条件とはどんなものなのか真相を探るべく、「女医×ハイスペ男」による婚活パーティーに潜入。リアルな声をリポートします。※同取材は2016年11月末に実施。

◆ハイスペ男女のモテ格差

日曜日の19時――。街から賑わいが消えるタイミングにもかかわらず、会場であるミッドタウンそばの開放的なダイニングバー「HAVANA CAFE」に足を踏み入れると、すでに50名ほどの妙齢男女が集結していました。

このパーティーを主催しているのは、医師を専門に転職、開業をサポートするコンサルティング会社「医師のとも」。

イベント担当者によれば、

「弊社にご登録頂いている女医さんたちから『男性医師に比べ、女医は圧倒的に出会いのチャンスがない』という多数のご意見を頂き、婚活を目的としたパーティーを定期的に開催しています。今回は高級シャンパンの輸入責任者の方のレクチャー付きシャンパン飲み放題の会ですが、他にも有名シェフを招いた料理教室、男性参加者の年収を800万円以上に限定した会など、いろいろ趣向を凝らしています」

とのこと。

会場を見渡すと、セレブ感溢れる美人女医が多数。どう見てもモテそうなのに…余程性格が悪いのでは?などと妬み全開で、まずは女性陣に参加の動機を聞いてみました。すると…。

・「若い頃はとにかく仕事が忙しく、恋愛する余裕がなかった。ようやく自分の時間をコントロールできるようになったと思ったら、周囲の男性はほとんどが既婚者だった」(30代・皮膚科)

・「先輩女医の既婚者の大半は、学生時代から付き合っていた人と結婚したケース。それを逃すと出会いがない。医局の男性医師には合コンのお誘いが山ほど来てるのに、私たちには誰からもお声がかからない」(20代・内科)

・「合コンや婚活パーティーで職業を言うと、ドン引きされる。衛生士さんじゃないの?と露骨に嫌がられたことがトラウマ」(30代・歯科)

・「バーテンダー、バンドマン…歴代彼氏はだめんずばかり(苦笑)。でも、そろそろちゃんとした男性と出会いたい」(40代・精神科)

と、切実な意見が続出!ハイスペの代表格とも言える医師という肩書きが、こと女性の婚活市場においては強みにならず「足かせになることも多いので、初対面の人には職業を隠すこともある」といいます。

事実、職業別の生涯未婚率を見ると、男性医師が2.8%なのに対し、女性医師はなんと35.9%。男女間のモテ格差が際立つ職業なのです。

勤務する病院や、科によっては当直や休日出勤も当たり前、一般的なビジネスマン以上にハードワークをこなす女医たち。その対価で得る高収入が、男性のプライドを傷つけ「恋愛対象として見てもらえない」とは、同情せざるを得ません。

◆ハイスペ男は恋愛よりもビジネス?

では、そんな女医との出会いにも積極的なハイスペ男とはどんな人たちなのでしょう。仕立ての良い、見るからに高そうなスーツを着こなす後輩を引き連れ、豪快にシャンパンをあおるグループのリーダーらしき男性に声をかけると、開口一番に、

「俺たち、トランプの就任式に招待されてるんだよね」

と、ドヤ顔。トランプばりに強気な姿勢の投資ファンド代表の勢いに、その場の誰もが圧倒されていました。

唯一、帰国子女だという女医さんだけが「今後のアメリカ情勢は気になりますよね」と、優しい合いの手を入れるものの、正直、そこから恋愛に発展するような色っぽさは感じられませんでした。

むしろ、他の男性参加者が即座に名刺交換を始めるなど、異業種交流会的な食いつきが目立ちました。ハイスペ男は、恋愛よりもビジネスチャンスに貪欲なようです。ちなみに会の終盤、別のテーブルでその女医さんに話を聞くと、

「患者さんのお話をしっかり聞く癖がついてるからか、こういう時でもつい、仕事モードになっちゃうのがダメなのかも。私の理想は、日系企業にお勤めの、穏やかで普通の人。とにかく私の話をうん、うん、って優しく聞いて欲しい。外資系の人って、グイグイしすぎてて結婚したら疲れそうでしょ…。でも、医者の上に帰国子女って言うと余計引かれちゃうんですよね」

と、グローバルなハイスペ同士ならうまくいくかと思いきや、贅沢に思えるミスマッチに悩んでいました。

ただ、やはりハーバード卒の金融機関勤務(20代)、外資系ITコンサル(40代)などは、外国人並みに立食パーティー慣れしているのか、初対面の人とでも純粋に会話を楽しむスキルが高い男性が目立ちました。

椅子をさっと引く、女性の飲み物がなくなるとさりげなくオーダーするなど、自然なエスコートが身に付いているところにいかにもハイスペ感が漂っておりました。

◆医者を狙ううえで注意すべきこと

また、そういうタイプとは毛色が違うけれど、鍛えられた胸板、日焼け肌に白い歯が眩しいややチャラ男風のイケメンが女性グループに囲まれているのを発見。聞けば歯科医(30代)だといいます。

「俺は最初から歯医者になりたかったから気にしないけど、医学部を狙ってたけど、偏差値足りなくて歯学部ってタイプは結構いるんだよね(笑)。医者とひとくちに言っても、科によってヒエラルキーがあるから、同業者を嫌がる人は案外多いかも。医者や歯医者と結婚したい女の子は、その辺下手につっこまない方が良いよ。基本、プライドが高い男が多いからね」

一般人にとっては気にならないちょっとした差異も、ハイスペ男には地雷になる危険性があるようです。

確かに、女医側からは「相手の収入はさほど気にならない」という意見が多く聞かれる中、男性側には「俺は女医にも負けない収入、ステータスがある!」という自負、プライドが見え隠れする人が多いのも印象的でした。

◆ハイスペ男が求める女性は?

ただ、同時に女医との結婚を視野に参加するハイスペ男たちが語る次の意見には、納得させられる部分も多かったです。

「頭が悪いのと、育ちが悪い女性は無理かな。親に紹介して恥ずかしくないレベルじゃないと」(前出・ハーバード卒)

「女医なら自分の仕事関係の人、経営者や会社役員たちとの会食に連れていっても会話レベルに困ることがない安心感がある。最低限の時事ネタくらいは理解しておいて欲しい」(30代・会計士)

「自分が仕事で忙しいから、自立している女性が良い。専業主婦狙いで近寄ってくる女性が一番ウザい。家事なんかできなくても、ハウスキーパーに頼めば良い」(30代・一部上場メーカー勤務)

「ぶっちゃけ外見は重要(笑)。でも、いくら美人でも好奇心がない女は嫌だ。仕事なり趣味なり、自分なりの哲学を持っていて欲しい」(前出・外資系コンサル)

日常的に大企業の幹部などを相手にする高級クラブ嬢が、株価など日経新聞のトピックをチェックしているというのはよく知られた話。ハイスペ男と結婚したければ、実は外見を磨くことと同等に、知的レベルを高めることも大切なのかもしれません。

当の女医たちからも、「話が楽しい人が多いから、複数人とライン交換できた」と、ハイスペ男子との出会いを楽しんでいる様子が伝わってきました。

最後に、監査法人勤務の公認会計士が放った印象的なフレーズをご紹介。

基本、初対面の女性にいきなり年齢を聞かないというスタンスのジェントルなハイスペ男たちも、当初2時間で終了予定だった会が主催者側の想定以上に盛り上がり、4時間を超えて打ち解けてくると、年齢の話は外せなくなるようで…。

趣味の話から学生時代の思い出話の流れで年を聞かれた女性(36歳)が、

「え~いくつに見えますか~?」

と、アラフォーお約束の返しを繰り出した瞬間、

「そういう人は間違いなく30代後半だよね(笑)。婚活同士なんだから、率直に言ってくれた方が好感度高いって」

女心をぶった斬る冷静な分析…お見事でした。

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