普段買っているかぜ薬や頭痛薬、生理痛などを買うと数万円のお金が戻ってくる。そんな制度が始まったのをご存知でしょうか?

その名もセルフメディケーション税制!今年の1月から始まった制度なので知名度は低いですが、うまく活用することでお得に薬を買うことができます。

どんな制度なのか?どれくらいメリットがあるのか?概要をまとめてみました。

セルフメディケーション税制とは

出典Spotlight編集部作成

セルフメディケーション税制とは、ドラッグストアで特定の医薬品を買うと、所得控除が受けられる制度です。

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所得控除とは、所得税を算出する際に控除額の分だけ所得とカウントされる金額を減らすことをいいます。

「所得税」や「住民税」は、「所得」を元に計算されているので、所得とカウントされる分を減らすことで、払うべき所得税や住民税を少なくできるのです!

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OTC医薬品と呼ばれる、ドラッグストアなどで販売されている市販薬の一部が対象です。

【医薬品の例】
・アンメルツ ゴールド(肩こり)
・サロンパスEX(肩こり・腰痛など)
・パブロンSゴールドW錠(かぜ)
・バンテリンコーワ クリーミィーゲルEX(関節痛)
・ブテナロックVα液(水虫)

など、普段利用されている方もいるのではないでしょうか?

対象の医薬品をチェックしたい方は、以下のリンクから探すことができます。

出典 http://www.jfsmi.jp

「セルフメディケーション税控除対象」のマークが目印です。

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所得控除が受けられるのは、年間12,000円以上、対象の薬を買った人になります。

所得控除の額は、買った薬の金額から12,000円を引いた額になります。

たとえばAさんの家庭は、年収400万で、年間52,000円の薬を買います。

すると、52,000-12,000円=40,000円分の所得控除を受けることができます。

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実際に減税される所得税は、所得控除額に所得税率をかけた金額です。

所得税率は年収によって変わるのですが、年収400万円のAさんの所得税率は20%です。

所得税率を知りたい方は、国税庁のホームページで確認してみて下さい。

Aさんの家庭では、先ほどの計算から40,000円の所得控除が受けることができると分かったので、40,000×20%=8,000円が減税される所得税になります。

この金額だけお得になるということです。

保育料や高等学校就学支援金などのメリットも

今年から始まったセルフメディケーション税制について、ざっくり説明をしました。

所得控除を受けるメリットは他にもあります。保育料高等学校就学支援金などは住民税を元に計算されているため、そちらでも間接的に恩恵を受けられるかもしれません。

普段から市販薬を買う方はもちろん、病院に良く行く方も今後なるべく市販薬を使うようにして、この制度を利用してみてはいかがでしょうか?

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