知られざるママの実態や本音を紹介するコーナー「ママのホント。」

今回ご紹介するのは、二人以上の子どもを持つママたちに起こりがちな「愛情の差」の問題。

「末っ子が一番かわいい」「上の子ばかりひいきしてしまう」…などなど、いけないと思いながらも、つい我が子への愛情に差が出てしまうママは多いといいます。

ママだって一人の人間です。感情もあれば、それぞれに事情だってあるのです。今回は、そんな兄弟・姉妹間の愛情差別の裏に隠された、ママたちのリアルな本音に迫ります。

1. 赤ちゃんが生まれたら、上の子をかわいいと思えなくなってしまった…

長女は三歳。妊娠中も生まれてからも、宝物のように大事に育ててきました。

ところが、半年前に次女が生まれてからは、長女にそれまでのようなかわいさを感じなくなってしまいました。赤ちゃんが小さくてかわいいのがその原因かもしれません。新生児に比べて、三歳児はどうしても大きく見えてしまうんですよね…。
(31歳/Hさん)

出典Spotlight編集部調査

赤ちゃんのふにゃふにゃで頼りない体を抱きしめると、「私が守ってあげなくちゃ」という愛情が体の奥から湧き出てきます。そして、上の子に対して「あなたは大きいんだから、ママを困らせないでね」なんて少し冷めた態度をとってしまいがち。

一説によると、母性本能は「一番小さくてか弱いもの」に向けられるといいます。生き物としての本能…そう考えれば、一番下の子をかわいいと思ってしまうのは自然なことなのかもしれません。

ただ、上の子が「赤ちゃん返り」することにもつながってしまいますので、無意識のうちに愛情が偏りすぎないようにしましょう。

2. 自分に似ている子ほど溺愛

次男が生まれたとき、分娩台でオギャーとなく姿を見て『なんて私に似ているの』とびっくり。厚い唇、大きな耳たぶ、つむじの位置までそっくり同じ。完全に私のミニチュアなんです。パパ似の長男だってもちろん可愛いけれど、次男は自分の分身のように感じられて、すごーく愛しい存在です。
(30歳/Nさん)

出典Spotlight編集部調査

「自分に似ている子ほどかわいい」…これもよく聞かれるママのホンネです。外見が似ているのはもちろんのこと、「くしゃみの仕方が似ている」「寝相がまったく同じ」のように、性格や資質、ちょっとした癖なんかが似ているのも、とっても愛しいもの。これはもう、理屈云々を超えた自然な感情なのかもしれません。

3. 兄弟の中でも相性が良い子に親近感

三兄弟の中で、一番ノリが合うのが三男です。流行りのゲームや映画の話で盛り上がったり、甘党同士いっしょにスイーツを食べに出かけたり。長男次男はともかく、この子だけは結婚しないで、ずーっと家にいてくれないかなあ、なんて思ってしまいます。
(48歳/Sさん)

出典Spotlight編集部調査

子育ては“人対人”。親子とはいえ、そこにはやはり相性が存在します。それに複数子どもがいれば、「この子が一番ウマが合う」「あの子のほうが気が合う」と感じてしまうのは仕方がないこと。二つ以上のものがあると、おのずと比べてしまうのが、人間のサガともいうべきものですから。

ただ、そうすると、子どもだって仲間はずれにされていると感じてしまいます。親がまだ気づけていない相性のよさもあるはずですから、「この子との相性は〇〇」と決めつけすぎずに、子どもとのコミュニケーションは幅広く取るようにしましょう。

4. 手がかかる子ほど庇護欲をかきたてられる

我が家の長男は勉強もスポーツも得意な優等生。一方で、次男は何をやっても平均以下の”のび太くん“です。普通、親なら出来のいい子の方がかわいいのでしょうが、私はこの不出来な弟の方を溺愛してしまうんです。「私だけはこの子の味方になってあげなきゃ」という気持ちになって、ついお兄ちゃんよりも甘やかしてしまうんですよね。
(36歳/Sさん)

出典Spotlight編集部調査

出来が良い子はママにとって誇らしい存在。ところが、手のかかる子ほど「この子には私がついてなきゃ」と庇護欲をかきたてるのです。もしかしたら、親として求められているという感覚が愛しさにつながるのかもしれませんね。

ただ、出来が悪い子ばかりかわいがっていては、頑張って努力している出来の良い子は嫉妬してしまうはずです。兄弟・姉妹の才能に優劣にとらわれ過ぎずに、頑張っている子は頑張った分だけちゃんと褒める、といった接し方をすることが大事でしょう。

5. 性別でかわいさが異なるように感じる

男の子はいくつになっても単純でおバカなところがかわいらしく感じます。

反対に、娘は口が達者で正直疲れます。「この服じゃいやだ」「今日のママの服、すごく変」「ねえパパ、ママと私どっちが可愛い?」とか、言うことがイチイチ生意気。同性同士なので、牽制しあっている感じはあるかもしれません。
(35歳/Kさん)

出典Spotlight編集部調査

上記は“男の子びいき”の例ですが、中には「女の子の方が可愛い!」というママもいます。ダイナミックな戦いごっこばかりしている男の子に比べて、おままごとやビーズで穏やかに遊ぶ女の子の姿はかわいらしくて微笑ましい…そんな声もちらほら。

男の子と女の子、それぞれの良いところを見つけながら接することができたら良いですね。

“愛情の差”は自然なこと。大切なのは自覚すること

無意識のうちに子どもへの愛情差別をしてしまった経験があるママなら、きっと後ろめたさを感じながらも、簡単にはコントロールの効かない自分の感情にもやもやしたことがあるはずです。

しかし、今回ご紹介したママたちの本音のように、世の中のママにとって、いつの間にか愛情差別してしまうことは自然なこと。それを自覚した上で、子供との接し方を気をつけることが大切なのではないでしょうか。

この記事を書いたユーザー

Spotlight編集部 このユーザーの他の記事を見る

Spotlight編集部の公式アカウントです。

権利侵害申告はこちら