記事提供:日刊サイゾー

半田晴久公式HPより。

サッカーJ2リーグに沈んでいる名門の東京ヴェルディが、久しぶりに話題を集めている。

1月10日、国際スポーツ振興協会(ISPS)とコーポレートパートナー契約を締結したことを公式サイトで発表。

それに伴い、なんと新監督にミゲル・アンヘル・ロティーナを招聘したという。ロティーナ監督はスペインリーグのセルタ監督時代の2002年、チームを欧州チャンピオンズリーグ出場へ導き、ベスト16に輝いた。

05年にはエスパニョールの監督を務めて国王杯を制すなど、華々しいキャリアの持ち主。財政状況が芳しくなかったヴェルディが、なぜそんな監督を招聘できたのか?サッカー関係者に聞いた。

「今季からJ1上位チームには昨季の4倍近い金額が支払われるため、各クラブが大型補強を行っています。しかし、ヴェルディの昨季の成績はJ2で18位。Jリーグの流れに乗って補強をしているというより、単純にコーポレートパートナー契約をしたISPSが、招聘にかかる費用を持ったということでしょう」

では、ISPSとは、どのような団体なのか?調べてみると、スポーツに関する事業、社会福祉活動及び国際協力の活動を行う団体で、特に障害者ゴルフへの支援に力を入れているようだ。

その一方で、キナ臭い書き込みも散見される。

というのも、ISPSの半田晴久会長は、「深見東州」の別名でも知られ、スピリチュアル研究家であり、宗教団体「ワールドメイト」の教祖なのだ。

ヴェルディは新ユニフォームの胸部分などに「ISPS」に加えて「HANDA」の文字が入ることも発表しているが、これに対し、「ヴェルディとISPSの契約は、Jリーグ規約第3条5項が禁じる宗教的デモンストレーションに当たるのではないか?」といった声が上がり、ネット上を中心に騒ぎとなっている。

実際、今回の契約は、Jリーグ規約に違反していないのだろうか?

「Jリーグ理事会に問題視されることはないと思います。なぜなら、ヴェルディは宗教法人ではなく、あくまでISPSと契約したという建前があるからです。ヴェルディ社長の羽生英之氏は、もともとJリーグの事務局長まで上り詰めた人物。派閥争いに敗れてヴェルディに移ったものの、Jリーグの規約や体質は理解していますし、上への根回しもうまい。規約ギリギリに思えるパートナー契約ですが、羽生さんがセーフと踏んだということは、Jリーグが問題視しないと確信があったのでは」(前出サッカー関係者)

ISPSとの契約金で、J2の18位とは思えない大型補強を敢行しているヴェルディ。

J1復帰に期待がかかるが、「ロティーナは、近年は結果を残していない、過去の監督」との声もちらほら。華々しい新体制の発表だったが、その中身は危険をはらんでいるようだ。

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