先日掲載するや、大きな反響をいただいた記事「警察官僚が暴露。高齢ドライバーの事故報道が突然激増した裏事情」。

第1弾の記事では、高齢ドライバーによる事故は減少傾向であるにもかかわらず、マスコミによって意図的に高齢ドライバーの事故ばかりが報道されたことについて現役警察官僚が暴露。

第2弾の今回の記事には、メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』の著者で交通ジャーナリストでもある吉田武さんが同じ警察官僚から聞き出した、高齢ドライバー事故報道激増の裏にある政府の「遠謀」が記されています。

高齢ドライバー、事故報道多々な裏側を調査 その2

吉田高齢ドライバーの事故多発報道がされることによって様々な事案が浮かんできます。将来の日本は高齢者だらけになりますから、来たるべき未来へ向けてまずは自動ブレーキ装置を今後発売されていく新型自動車へデフォルトで導入

ブレーキとアクセルを間違える事故が多発していることを考えると世間的にもウェルカムになりますよね。高齢ドライバーの安全を守ると同時に歩行者の安全も守れます。自動ブレーキ装置が普及した暁には次に自動運転技術を普及させる事案です。

日本では高速道路のみでしか活躍する場はないと思いますが、自動ブレーキの技術が発展しないと自動運転なんかは意味を成しません。

つまり僕が何を言いたいかと言うと、高齢者の交通事故減よりも自動車メーカー側の利益をまず重視した形でそれらの最新技術が導入された新型自動車を売るための報道にしか思えないんです。

その真意を本日はお伺いしたかったんです。僕の推測ではそのようなシナリオがあるように感じるんです」

匿名X氏「推測の域を通り越してますね。一応上の面々の間ではある程度のシナリオは作られていると思いますが、そこに着地点を定めているかは私には残念ながら分かりません。

ですが、自動車メーカーとしても高齢者の運転するクルマの事故多発は渡りに船でもあります。これは私の推測ではありますが、自動車メーカーの役員クラスが国土交通省の官僚へ相談を仕掛け警察庁も巻き込んで3者間で動いている可能性は高いです。

ですが、決して悪いことではありません。高齢ドライバーの事故自体は年々減少していますけれど、今後我々も同じくですが高齢の域に達してしまいます。

ベビーブームで誕生した子どもたちがあと20年もしたら65歳を超えて日本は高齢者だらけになるでしょう。その前に手を打たなければなりません。

現実的に考えると自動車メーカーが最終的に儲かる仕組みが作られているとは思いますが、ブレーキアシストの技術は事故防止に繋がりますし、自動運転技術は先ほどおっしゃられたように日本では高速道路でしか私も活躍の場はないと思うんです。

自動ブレーキ装置に関しては今すぐにでもほとんどのクルマへ導入してもらいたいぐらいですが、やはり新車への導入がなされないとダメです。

中古車へ改めて導入するのはまず無理ですので、私たちとしてもまず最優先に進めなければいけないのはブレーキ装置に対する事案だと考えています」

現役官僚が明かした政府の「目論見」とは

吉田「そもそも自動運転技術なんて道路の狭い東京なんかでは実践不可能だと思います。あんなクネクネした首都高速道路でも可能なんですかね。まず無理ですよ。

ただ、可能だと思うのは渋滞時にオートで行なうことにより、運転手側の疲れるリスク軽減になれるのはイイことだと思います。

それ以外では需要があまり生まれないと思いますし、そもそも高速道路をオートで80キロの速度で手放し運転で任せるなんてことは怖くてできません。

勝手な結論としてなんですが、自動ブレーキ装置の精度を高めた形でまず最優先事項に掲げ、自動運転技術はそこまで急いで新車導入する必要はないように思えます」

匿名X氏「政府側としては2020年の東京オリンピックまでに自動ブレーキ装置と自動運転技術の2つを導入した新車を数多くリリースして普及させることを考えているんですね。それは世界へ日本の自動車メーカーがアピールできる最大のチャンスなんですよ。

現実的に普及までは無理とは思いますけど、海外へ日本車をアピールした上で出荷できるチャンスでもありますので、急務を要した案件として高齢ドライバーの事故を軽減させるには最新の自動車技術が必要になるのでは?とマスコミを通して働きかけさせるのが重要なのです」

吉田「なるほど。東京オリンピックまでに日本の技術をアピールしたい…という政府の気持ちも分からないでもないですが、僕の中では高齢ドライバーをダシにしてさらにマスコミを利用しているスタンスはあまり健全的な感じを受けないですけどねぇ…」

匿名X氏「それは否定という意味でですか?」

吉田「否定するというよりも順番が違う気がするんです。まず高齢ドライバーの事故多発を減らすことから建設的に考えましょうよ。自動車に最新技術導入うんぬんよりか、高齢ドライバーに対する運転技術、運転技能をもう一度運転する本人へ再確認させるべく、3ヶ月に一度の運転講習会を警察署が音頭を取って強制にするなどの対策を取っていくといいのではないでしょうか?」

匿名X氏「65歳以上の高齢ドライバーを対象に強制で講習を3ヶ月に一度?」

吉田「ええ、そうです。今からでも遅くないと思います。各都道府県の公安委員会へ警察庁が少し汗かいて頑張ればなんとかなると思っているんです。1年間に4回講習を強制で受けさせるのはさすがに苦情が出ると思いますので、適性検査と実技で定められた点数をクリアすれば次回は免除するなどを設定すれば、高齢者の方々も注意深く運転技術が学べていくとの考えがあるんです」

「高齢ドライバーの最大の問題点」とは

匿名X氏「私だけの意見ではそう簡単に通りませんが、議題には挙げたいと思います。高齢ドライバー講習はもっと数を増やすべきだという話は良く出るのですが、中々重い腰を上げないんですよね。結局は任意での講習になってしまいますので開催したとしても実はあまり集まらないのが現実だったりしてます。各自治体単位で開催されているようですが、参加者が少ないという報告も上がってきています」

吉田「強制にしないと参加者が増えないってことですが…うーん、一番厄介な部分ですね」

匿名X氏「高齢ドライバーの最大の問題点は、免許取得して人一倍長くクルマを運転しているし、それなりの長いキャリアがあるから、運転技術は若い者よりも上だと勝手な判断する方々が多いからなんですよ。私たちとしての考えは、反応力と判断能力のスピード低下を懸念しているわけなんですね。ですが、高齢ドライバーの方々はそれなりにプライドも高く聞く耳を中々持ってくれないんです…」

吉田「確かにお年寄りの…特に男性が運転するほうが自信過剰満々なドライバーが多い気がしますね。なんなんでしょう、あの自信は(苦笑)」

匿名X氏「やはり運転免許取得歴が長いのだけが自信の表れなんだと思いますよ。でも、老化と共に反射神経や動体視力は確実に鈍っていきます。当然視力も落ちるわけですし、それでも運転してきた長いキャリアだけが自信へと繋がってしまい、その結果プライドの高さが際立ってしまうようになっていったと推測できますね」

吉田「高齢ドライバーその方々にも面倒な人が存在しているってわけですね」

匿名X氏「ですね。実際交通取り締まりで検挙された際も一悶着発生することが多いのも男性高齢ドライバーだったりします。女性高齢ドライバーは謙虚ですけども…」

吉田「アクセルとブレーキを間違える、前進と後進のギアを間違えるのも高齢ドライバー特有のミスじゃないですか?あれって具体的にどのような状況下で発生しているんですか?」

次回へ続く

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