女性は、たくさんのことを抱えています。夫や子どもが、少しでも家事を手伝ってくれたらどんなにラクになることでしょう。

頼み方を少し変えるだけで、手伝ってくれるようになる方法があります。その方法を、ご紹介いたしましょう。

■子どもの学力や仕事の能率がアップする「ピグマリオン効果」ってなに?

子どもの学習力アップや、仕事のモチベーションアップのために使われる心理効果のことを「ピグマリオン効果」といいます。

精神科医・ゆうきゆう氏著『なるほどとわかる 初めての心理学』(西東社刊・2014年発行)によると、

「人はほめられ、期待をかけられると、その期待どおりの結果を出すようになるのです。これをピグマリオン効果と言います。」

と定義されています。コーチングなどでも、この心理効果を用いているところもあるくらいです。

今回は、こちらをご家庭でも活用してみましょう。

■お手伝いを子どもにさせたいときは、小さな手伝いでもほめてあげる

最初は、小さなお手伝いをお願いするところから始めます。ゴミ捨て、箸を並べる、など簡単にできることをやってもらい、できたら必ずほめてあげます。

【例】
・ゴミ捨て→「きちんと捨ててこられたね、重かったでしょう。ありがとう」などとほめる。

・箸を並べる→「きれいな並べ方、これならおいしく食べられそうね。ありがとう」などとほめる。

このように「何が良くできたところなのか」を明確に言い、最後に「ありがとう」とお礼を言うだけです。これだけで子どもの心を刺激することができます。

特に小さい子や女の子はもっとほめられたくて、次々とお手伝いを求めるようになるでしょう。

■夫に手伝ってほしい場合は、気遣いのある褒め言葉を!もしイマイチな出来でもその場での注意は厳禁!

夫となると、大人だし男だから、そうはうまくいかないと思われがちですが、ほめられることが嫌いな人はいません。

ゴミ捨て1回で、我が物顔で家事を手伝うパパ気取りになってしまう男性もいますが、ピグマリオン効果を使うことで、名実ともに良いパパになってくれます。

子どもよりは体を使うワンランク上のお手伝い(洗い物や洗濯物の取り込みなど)をお願いしましょう。

【例】
茶碗洗い→「いつも以上にきれいになったみたい、本当に助かったわ。ありがとう」などとほめる。

洗濯物の取り込み→「仕事で疲れているのに取り込んでくれただけでもうれしい。ありがとう」などとほめる。

基本的には、声のかけ方は子どもと一緒です。そこに「仕事で疲れているのに」や「○○してもらえてうれしい」という言葉を入れると効果的です。

注意点が1つだけあります。やってもらったことが中途半端だったり、やり方が違っていてもその場では言わないことです。ピグマリオン効果が半減、もしくは薄れてしまいます。

最初に正確なやり方を伝えておくか、自分でやり直すようにしましょう。やってもらえたことをほめて感謝することで、モチベーションを上げることを優先させるためです。

いかがでしたか?

お手伝いは、小さいことから頼んでいくことや「ほめる」「感謝する」ことがきっかけとなります。これを繰り返していくと、夫や子どもにも感謝するということが刻まれていき、親にも感謝することを覚えていきます。

忙しい毎日ですが、少しでもみんなに手伝えてもらえたら、負担が減ってラクになります。ぜひ、皆さんも試してみてください。

この記事を書いたユーザー

Sumai[日刊住まい]編集部公式アカウント このユーザーの他の記事を見る

インテリアもリノベも家づくりも! 「日刊Sumai」(http://sumaiweb.jp/)は自分らしい暮らしが見つかる情報サイトです♡

得意ジャンル
  • インテリア
  • マネー
  • 料理
  • 暮らし

権利侵害申告はこちら