記事提供:子ある日和

アンガーマネジメント」という言葉を聞いたことがありますか?

アンガー、つまり「怒り」や「イライラの感情」をうまく管理して最適化していくことです。

普段育児をしていて、後から冷静になってみると、あんなにきつく怒らなければ良かった。少しイライラし過ぎてしまった。と後悔することはありませんか?

そんな時のために、「後から後悔しない怒り方」を身に付けていくのが「アンガーマネジメント」、これを育児に活かせるテクニックをご紹介します。

怒りの正体とは?

怒りの感情というと、あまり良い印象を持っていない人が多いと思います。

そもそも、怒りの感情というのは、“不安”、“疲れた”、“悲しい”、などのマイナス感情が膨れていき、怒りになります。

お出掛け直前に子どもが、牛乳をこぼしてしまい、着替えさせて掃除をしなくてはならない!‐子育て中によく起こるシチュエーションですね。

この場合、電車に乗り遅れるかもしれない“不安”、ママの仕事が増えてしまって“つらい”“疲れた”…これらのマイナス感情が溢れることが子どもへの怒りに変わってしまうのです。

「どうして、出掛ける前に牛乳こぼすの!電車に乗り遅れたらどうするの!」という具合です。

けれども、後から冷静になってみると、あんなにきつく怒らなければ良かった。少しイライラし過ぎてしまった。と後悔すること、よくありますよね。そこで…。

「アンガーマネジメント」を育児に活かすヒントは3つ

怒りの種類がどのようなものであったとしても、怒りのピークはイラっとしてから6秒間の間だと言われています。

ですから、後から後悔してしまうような感情任せの言葉や態度はこの6秒間に出てしまいがちです。

そんな後悔をしないためには、この6秒を乗り越えることです。この6秒さえ過ぎてしまえば、だんだん怒りは小さくなっていって消えてしまいます。

では、どのようにこの6秒を乗り越えれば良いのでしょうか。

1. 工夫して数を数える

普通に1から順に6まで数えていても、頭の中は冷静にはなりにくいので、100から3つ飛ばし、あるいは4つ飛ばし等、少し考えないとカウントダウンできないような数え方をします。

例えば、100・97・94…と数えたり、100・96・92と数えたり、という具合です。

2. 立ち去る

物に当たったり、キツイ言葉を言ってしまったりしそうになったら、6秒間、その場を離れてみましょう。

「トイレに行ってくるね」「ちょっと水を飲んでくる」等と言って深呼吸して下さい。

トイレで大声を出してみたり、隠れて物に当たっても、感情が余計に高ぶって怒りが大きくなることを忘れないで下さい。

3. 怒りを数値で表してみる

0から10の数値で今の怒りを自分なりに分析してみましょう。

自分の怒りの度合いを客観的に知ることができて、冷静になれます。

「子どもが愚図ってイライラする!でも、まだ赤ちゃんなんだもん、仕方ないよね。2点の怒り」と心の中で分析してみるのです。

アンガーマネジメントを育児に活かすための…おススメの本

■「子どもと関わる人のためのアンガーマネジメント:怒りの感情をコントロールする方法」

川上 陽子(著),斎藤 美華(著),三浦 和美(著),日本アンガーマネジメント協会(監修)

子どもと関わる職業の方に限らず、家庭の中でも役立つことが見つかるはずです。

■「自分の怒りをしずめよう 子どものためのアンガー・マネジメント・ガイド」

ジェリー・ワイルド(著),鈴村俊介(訳)

“子どものための”と書かれていますが、とても分かりやすく優しい文章で書かれているので、大人が読んでも十分役立つのでは無いでしょうか。小学生くらいのお子さんがいらっしゃる方なら、一緒に読むこともできると思います。

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