ドクター江部こと江部康二医師が提唱した糖質制限ダイエットは数年をかけて大ブームとなり、レストランでライスを残す人が続出、社会問題にもなっている昨今。

糖質の塊ともいうべきラーメン・カップ麺は敵なのだが、『RIZAP 生姜醤油ラーメン』なら大丈夫。

糖質50%オフを実現しながら、ギリギリの美味しさにコミットしてくれたファミマ限定カップ麺

糖質制限ダイエットを始めるということは、日本の国民食とも言われるみんな大好きなラーメンを諦めることである。ライスやパン、パスタは我慢できても、ラーメンだけは…というところから、挫折した人は数知れず。

カップ麺など一部糖質オフ化したものもあるが、味もオフされていることが多い。

ところがそのラインをコミットしようと立ち上がったのが、明星食品とRIZAPによるファミリーマート・サークルK・サンクス限定商品『RIZAP 生姜醤油ラーメン』(53gうち麺40g・希望小売価格 税抜249円・2017年1月10日発売)だ。

何と糖質量は13g。糖質制限ダイエットの一日の糖質量目安が20gということを考えると、かなり優秀。ちなみに日清「カップヌードル」の糖質量が約33.4gということを考えればそのすごさがわかるはず。

コンビニ業界でいち早く数年前から低糖質食品を手がけたのはローソン。そして重い腰をあげるかのようにファミリーマートが手がけ始めたのが昨年11月。

業界最大手のセブン‐イレブンは未だ静観中だが、大手三社の2/3が低糖質シリーズを展開していることとなる。

ただファミリーマートの2016年11月開始当初のラインナップは、惣菜パンが主体で、スイーツなども強力に展開しているローソンに比べると、ライザップというブランドがありつつも、あまり魅力的とは言えない展開だった。

しかし最近はデザートパン方面も充実の一途を辿り、この最後の牙城ともいうべきカップラーメンにまでたどり着いた。

世の中には大豆を原料にした大豆麺やこんにゃく麺など低糖質を売りにした食品は少なくない。ただどれも味的には小麦粉で打たれた中華麺の味とは程遠い代物であることが多く、中でもカップ麺領域では薄味で中華感が少ない仕上がりになることが多かった。

それでは結果にコミットするライザップと「中華三昧」「チャルメラ」を擁する明星食品のコラボレーションで、どの程度の美味しさで低糖質カップ麺を実現したのか、検証してみたい。

全体的な薄味は惜しいが、スパイシーさとかやくの肉で旨みを現出させた健闘品!

生姜醤油と銘打たれているところから、あらかじめ逃げを打ったのではないかと警戒心が湧き上がるが、湯入れ3分で出来上がったスープを飲んでみると、鳥だしと生姜のきいたスパイシーな味わいで、かなり美味しい。ただ少々薄味だが。

まあそもそもスープに関しては糖質はあまり関係ないので、問題は炭水化物真っ只中の麺となる。どうやって低糖質化しているかというと、成分をみる限り食物繊維(難消化性デキストリン)を練りこんだ低糖質麺の模様。

ノンフライ麺を使用しており、手打ち麺風の風合いが食欲をそそる。

実際に食べてみると、やはり味が薄い。塩分は糖質に関係ないはずなのに、なぜこうなるのか理解に苦しむが、食べ勧めてみると、かやくのダイス肉が実に良い仕事をしていることがわかった。

麺と一緒に食べると丁度良い塩加減となり、濃い旨みとともに、一気に美味しく感じるのである。

麺量がさりげなく40gという少量になっているのは何だが、実質一食あたりの糖質量は半減どころではないので、この辺で結果としての美味しさにコミットしたと言っても良いと思う。

ちなみに糖質は22.4gと増えるが、「RIZAP 辛味噌ラーメン」もあり。体重に問題を抱えている人なら、夜食用に箱買いしたくなる一品である。

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