心に刺さりすぎる!話題のドラマ「東京タラレバ娘」

1月18日より放送スタートした新ドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ水曜22時~)。

吉高由里子さん、榮倉奈々さん、大島優子さんによるアラサー女子「タラレバ娘」たちが、厳しい現実にぶち当たる展開は「心に刺さる!」と女性たちに衝撃を与えているようです。

そして、このドラマを見て「あのドラマ」を思い出した人も多いのではないでしょうか。

大ヒットとなったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」

「東京タラレバ娘」と比較されることが多い昨年のヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)

雇用主と従業員という関係で「契約結婚」をした男女2人のラブコメディで、「結婚」という形にとらわれない2人の関係や、2人の周りにキャリアウーマン、ゲイ、帰国子女など様々なキャラクターが登場し、色々な立場の「しがらみ」について語られるドラマでもありました。

人気作が再び!?放送前から注目のドラマ「きみはペット」

「逃げ恥」の契約結婚も異色でしたが、「飼い主とペット」という驚きの男女の共同生活が描かれるドラマ「きみはペット」(フジテレビ)。こちらは2月からの放送予定ですが、2003年に大ヒットしたドラマが再登場ということもあり、放送前から注目を集めています。

さて、女性から注目を集める、この3つのドラマ。ある共通点があるのですが、気づいていますか?

実は3作品は、同じマンガ雑誌に掲載されてた!?

「東京タラレバ娘」も、「逃げるは恥だが役に立つ」「きみはペット」も、元々の原作は20~40代女性向けマンガ雑誌「Kiss」(講談社)に掲載されていた人気マンガなんです。

「逃げ恥」のほうは、現在発売中の最新号で最終回を迎えていますが、「東京タラレバ娘」は現在も連載中。ベクトルが全く違う!と話題になっている2作品が同時に同じ雑誌の中に載っているなんて、なんだか不思議な感じがしますね。

これまでにドラマ化・映画化されたマンガたちも名作ばかり!

雑誌「Kiss」連載作品は、これまでにも映画化・ドラマ化された作品が多くあります。実はこれが、どちらも傑作揃いなんです!

▼「のだめカンタービレ」(ドラマ・映画化)

フジテレビで放送されたドラマが大ヒットし、2部作の映画まで制作された「のだめカンタービレ」(フジテレビ)。破天荒な天才ピアニスト・のだめは、女優・上野樹里さんのハマり役でした。

こちらは二ノ宮知子さんによって2001年~2010年まで連載された人気コミックをマンガ化したものでした。マンガそのままに再現されたキャラクターや、ギャグ表現も多く、原作ファンにも高く支持されたドラマでしたね。

▼「ホタルノヒカリ」(ドラマ・映画化)

20代女子でありながら、家ではジャージで酒を飲んでゴロゴロする「干物女」・雨宮蛍の恋愛を描いたドラマ「ホタルノヒカリ」(日本テレビ)も、ドラマ化で2回登場、ラストは映画という大ヒットドラマでした。綾瀬はるかさん演じる蛍の「干物女」の生活スタイルに共感した女性も多かったのではないでしょうか。

こちらも、ひうらさとるさんによって2004年~2009年まで連載された人気マンガのドラマ化でした。なお、現在は2014年より新章となるマンガ『ホタルノヒカリSP』が紙面で連載中です。

▼「海月姫」(映画化)

「東京タラレバ娘」と同じ東村アキコさんが手掛けたコミックが原作の映画「海月娘」

能年玲奈(現在:のん)さん演じるオタク少女と、菅田将暉さん演じる女装男子が繰り広げるシュールラブコメディ作品です。クオリティ高すぎる菅田さんの女装姿が話題にもなりました。

少女マンガよりピュア!?生活感を出さないことがヒットのポイント?

ヒット作を連発しているマンガ雑誌「Kiss」。ただ男女の恋愛というだけでなく、どの作品も一癖ある設定がいいアクセントとなり、大人女子の心を掴んでいるのかもしれません。

少女マンガとは違って、成人女性を対象としたマンガ雑誌ですが、「少女マンガ以上のピュアさ」を追求していると雑誌「Kiss」の編集長・鈴木学氏はインタビューで答えていました。

記憶は美化されていくものだし、やっぱり美しいものが青春であって欲しいと大人は心のどこかで思っています。

こんな青春を送れたら良かった、みたいな追体験を大人は少女漫画に望んでいるのではないでしょうか。
ですから、少女向けの少女漫画以上にピュアさが求められているのではないかと感じています。

出典 http://www.excite.co.jp

成人女性を対象にしているからこそ、普段の生活における清涼剤となるような作品が求められているのかもしれません。「生活感を出さない」作品であることがポイントのようです。

Kissは年齢のカテゴリーでは20~40代の女性となりますが、だからと言ってその年代の生活臭にあまりとらわれない方がいいかなと考えています。

漫画を読んでいるときは、現実の生活の大変さを、忘れられたらいいなと。昔、初代Kiss編集長にさんざん言われたんです。「ヌカみそ臭い漫画を作るなよ」って(笑)

出典 http://tokiwa-so.net

ちょっと大人びた世界を読みたいと感じる少女マンガとは違って、読者は成人女性。恋愛をメインにしながらも、現実の嫌なことを忘れて夢に浸れるような作品づくりを目指しているようです。

今後、ドラマ化しそうな掲載マンガは?

現在連載中のマンガは、ほかにも魅力的な作品がたくさん!今後、ドラマ化も期待できそうな良作もあるんです。話題になる前に、ぜひチェックしてみてください。

▼「こいいじ」志村貴子

下町の銭湯「すずめ湯」の娘・まめは、子供の頃からずっと幼馴染みの聡ちゃんに片思いを続けている。聡ちゃんの妻・春さんが亡くなってから一年、まめの恋心は募るばかり。そこへ突然、まめの姉・ゆめが帰国するとの報が入り、胸騒ぎの予感です。

フラれても、フラれても、あきらめられない、究極の片思い。

出典 http://kisscomic.com

現在5巻まで発売中。多ジャンルで活躍する志村貴子さんが描く恋愛ストーリー。中学生から30代まで、ずっと片思いをつづける主人公のいじらしさに、大人の恋愛ながらもピュアな気持ちになれる作品です。

▼「おひとり様物語」谷川史子

ひとりで立てる、わたしでありたい――。

彼氏がいるけど微妙な関係に疑問を感じているOL、夫に距離を感じている既婚女性、彼氏ナシ独身 etc. 色々な形の“おひとり様”を描いた共感必至の大人気オムニバス・シリーズ!

出典 http://kisscomic.com

現在6巻まで発売中。雑誌「Kiss」で不定期連載している1話完結のオムニバスストーリー。恋人がいない独身女性や、遠距離恋愛などで物理的に「ひとり」の女性など、様々なカタチの「おひとり様」を描いたストーリーは、切なく心温まる展開で共感すること間違いなしです!

▼「カカフカカ」石田拓実

初めて相手でもある元彼とまさかのシェアハウスでの再会。そして、ふとしたはずみで「たたない」彼と不可思議なヒミツを共有することに…!? イマとカコ、ココロとカラダ、いろんなものが交錯するやっかいな大人のももいろラブストーリー!

出典 http://kc.kodansha.co.jp

現在4巻まで発売中。シェアハウスで再会した元カレから告白された「下半身」の相談…。雑誌「Kiss」掲載マンガの中では、やや「生臭い」展開ではありますが、無表情男子と無気力女子のため下ネタ全開!という雰囲気ではなく、純粋に恋愛の行方が気になるストーリー展開です。

気になる作品は、ぜひマンガもチェックしてみて!

ドラマ化された作品がヒット作連発であることからも、雑誌全体のクオリティが高いことがうかがえます。

公式サイトではコミックの「試し読み」も多数用意されていますので、気になる作品は、ぜひ原作マンガもチェックしてみてくだいね。

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