カジノ合法!

現在騒がれている日本の「カジノ合法化問題」。先日の「好きか嫌いか言う時間」(TBS)の2時間スペシャルでも話題となっていました。

民進党の蓮舫代表は昨年「カジノは賭博です。刑法で懲役刑で禁止をされています。」と発言していました。しかしなぜ5時間33分の審議で強行採決に踏み切ったのかと、疑問を呈してしました。

昨年12月2日、IR(カジノ解禁)法案が成立しました。…たったの5時間半の審議で。

現在の日本では、カジノを経営することは違法。それを新たな法律で合法化。それに対して日本国民はどう感じているのでしょうか。

日本国民の声

賛成派

-楽しそうだから。それと地方に出来たら、活性化にもつながるから。(大学生 男性 23歳)

反対派

-日本にはもっと良い観光資源がたくさんある。わざわざカジノで観光客を呼ばなくてもいい。(フリーター 男性 42歳)

-違う方法で経済効果を上げる方法はないのでしょうか。(主婦 69歳)

実際、1010人へのアンケートでは、37%が賛成63%が反対という結果がでました。

というか、カジノが出来るのならその中にボートや競輪などの公営ギャンブルも組み込めばいいのでは。

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意見する前に、カジノとは?!

いろいろな意見があるかと思いますが、まずは、「カジノとは何か」を知るところから始めることが重要です。それを理解した上で、「合法化」はアリかナシかを語るといいのではないでしょうか。

カジノで著しい進歩

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カジノで著しい進歩を遂げているのが、シンガポールやドイツ、意外なところで南アフリカ

世界でなんと、120以上の国と地域で、カジノが合法化されているのです。先進国(G7)でカジノが合法化されていないのは、なんと日本だけ(その他は、アメリカ、フランス、カナダ、イギリス、ドイツ、イタリア)。

シンガポールのカジノ複合施設、マリーナベイサンズのライトアップはかなり好きです。初めて見たとき、涙が出そうでした。日本のカジノ複合施設もこういうエンタテインメントを提供して欲しいですね。

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初海外!シンガポール真夏の暑さだけどとてもとてもすてきな国USSもライオンも夜景も水分補給のためのカジノも全部がたのしすぎる。寒い日本に帰りたくなくなった

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海外にはいろんなカジノが…

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南アフリカでは、街から離れている「サンシティリゾート」にカジノがあるそうです。ウォータースポーツゴルフ施設サファリパークがあるリゾート施設内に設けられていたりします。

ドイツにあるカジノは、世界で最も美しいと言われている「バーデンバーデン」。そこは山の中にある伝統的な場所で、温泉施設も併設されています。大人がゆったりと楽しめる場所なのです。ですから、アメリカのラスベガスとは全く違う雰囲気を持ちます。

リゾート型のカジノは成功するの?!

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※写真はイメージです。

去年日本で可決された「IR法案」(IR=統合型リゾート)。これを日本で実現したら、本当に成功するのでしょうか。

IR」で大成功を収めたシンガポールを例にとると、テーブルゲームスロットマシーンなどなど、2000台を超えるカジノスペースの他、高級ホテル劇場映画館ユニバーサル・スタジオ、さらには、シャネルやプラダなども含む300店舗以上ある大型ショッピングモールも立ち並びます。まさに家族みんなで楽しめる場所

日本では、大阪カジノ誘致に積極的です。完成予想図もあるようです。東京ディズニーランドの4.5倍。カジノの他、ホテル、劇場、温泉スパなどなど、夢のような巨大空間です。

政府の狙いは、雇用の活性化観光客の増加などであり、経済的にも潤いが期待されます。

番組のスタジオでは、カジノが日本にできることをどう思うかの意見も交わされました。

反対

-断固反対!危険が伴う。悪影響があるのではないか。家族に面倒をかけてしまう依存者が増えるのではないか。問題要素がこれだけ出ているのに、それでも無理に一歩踏み込んでいい案件なのか。(ゲスト 日本 女性)

-家族が一緒に楽しめる場というのが知れ渡ればいいけど、やっぱりまだカジノは怖いっていうイメージが定着している。(ゲスト 日本 男性)

-カジノというものを知らないから、怖さがどんどん妄想で膨らむと思う。(ゲスト 日本 女性)

-カジノ大好きだけど、公営競技(ボートレース・競輪)への影響が心配。カジノというのは、海外で楽しめばいいと思う。(司会者 日本 男性)

賛成

-カジノのスロットなどには興味はないけど、外国人観光客が来てくれて、外貨を落としていってくれるのなら、日本に収益が増えていいことだと思う。(ゲスト 日本 男性)

-やっぱりカジノが好き!アメリカでは500箇所にカジノが存在して、カジノがあればとても楽しくなると思う。(アメリカ 男性 39歳)

-オシャレなイメージがある。イタリアでは、ドレスコードがあって、お金持ちの行く場所という印象が強い。(イタリア 女性 25歳)

-ボートレースや競輪を外国人に知ってもらういいチャンス。ラスベガスでも、バスケットボールやメジャーリーグ、アメフトなどスポーツの勝負にお金を賭けられる。外国人が日本の公営競技に興味を持ってもらえるかも。(ゲスト 日本 男性)

日本人へのアンケートでは、「カジノができること」に賛成が37%、反対が63%、という結果がでました。

圧倒的に多い反対意見。みんなどう思っているのでしょうか。

-ギャンブルとか悪いイメージがある(日本 女性 16歳)

-外国人の犯罪やトラブルが増えそう(日本 女性 22歳)

これら2つの「治安の悪化」は、日本人が常に心に抱いているもののようです。

どうなる?治安の問題

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オンラインカジノも盛んなインド出身、39歳男性の意見は、「カジノはステータス。社長や部長が出会う場所。治安は全く問題なく、みんなカジノが出来て喜んでいる。VIPがたくさん来ると、食事もするし、タクシーも使うし、みんながハッピーになれる。

母国マカオのカジノで仕事をした経験の持ち主、38歳男性は、「カジノがあるところは、逆に治安は悪くならない。」とのこと。24時間営業のカジノがあるからこそ、繁華街は深夜まで賑わいを見せるからです。また、時間帯を問わず、警察官も巡回しています。

逆にカジノがあることで治安が悪くなると主張する外国人も。

ラスベガスが身近にあったというカナダ出身の女性は、「日本の治安は100%悪くなる。強盗や殺人も増えます!アメリカでは、ラスベガスの警察官が一番忙しい!

また、メキシコ出身の24歳の女性の場合は、「絶対治安が悪くなります。マフィアがいろいろな事件を起こします。
実際、メキシコではカジノが放火され52人が死亡したという事件もありました。カジノを襲撃する事件は後を絶たないとか。

スタジオの司会者やゲスト、多国籍外国人からもさまざまな意見が。

ラスベガスの大通りを外れたモーテルに宿泊したら、やっぱり怖かった。不法に泊まり込んでた人が警察に捕まっているような光景も目にした。そういう光景をあまり日本で見たことないから、怖さを感じた。」(日本 男性)

カナダのカジノの周辺は売春婦が多い。友だちが巻き込まれました。そうすると、昼間もその近辺に買い物すら行けなくなりますよ。お金を持っている人を狙う売春婦が増えているので…。」(カナダ 女性)

ひいおばあちゃんがカジノ周辺を普通に歩いていたら、もみあいがあって、銃の弾が飛んできて、ひいおばあちゃんが亡くなってしまった。関係のないおばあちゃんがたまたま通りかかって亡くなったという、全く無関係の人まで巻き込まれてしまう。」(メキシコ 女性)

カジノを作るということは、リスクゼロというのはないけど、日本の場合は、より厳重に慎重にやっていくと思う」(日本 男性)

日本は治安が良すぎるから、日本の警察官は、そういう問題に対応しきれなくなるはず。外国人が増えてきて暴力や殺人も増えたら、日本の警察は慣れていないから、逃げてしまうでしょ!」(ハンガリー 女性)

カジノの問題源をいちいち外国人にしないでもらいたい」(多国籍外国人ら)

現に「実施法」というものが存在し、地方議会の賛同決議がないと、地域にカジノ導入を認めない可能性もあるのです。台湾では、2009年に法案が可決されたにも関わらず、8年経った今でもカジノはできていません。それは、実施法に同等するものがあったからなのです。

日本を美しい国にと言うけれどね〜カジノで治安が悪なりますやん

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ギャンブル依存症

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カジノが出来ることで、懸念の対象とないっているのが「ギャンブル依存症」。日本ではギャンブル依存症の疑いがすでにある人は、536万人にものぼります。他国と比較しても、日本のギャンブル依存症は飛びぬけて悪いのです。日本の成人男性の10人に1人という統計もでています。

世界のギャンブル依存の対処法はどうなっているのでしょうか。

自己申告で入場規制が可能。カジノに入る回数を決めることもできる。」(スロベニア 女性 21歳)

シンガポールではそこまで影響がなかった。カジノにハマるとどうなるのかというCMを流して、国民を教育した。」(シンガポール 女性 31歳)

※シンガポールでは他にも、ギャンブル依存症対策として、大学の講義や依存症への対策を行う政府機関があったりと、かなり徹底しているようです。

ギャンブル依存荘は増えると思う。賭けてお金がなくなると、乗って来た車を売って、そのお金でまた賭けて…などをする人もいる。」(韓国 男性 35歳)

※実際韓国のカジノ周辺には、質屋が軒を連ね、担保として預けられた車がズラリと並んでいます。そして全てを失った人の中には、ホームレスになる人も。

ギャンブル依存症は1977年、世界保健機構が「病気」と認定していますが、日本では長い間、「個人の意志の弱さ」に結びつけられ、社会として取り組む態勢が遅れてきました

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ギャンブル依存症を自己責任論で終わらせて放置したままだと、社会的なコストは増える一方です

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どうする日本。それでもカジノを作る?

今年2017年は、もっともっとカジノについて議論が交わされそうな気がします。すでにカジノがある国々の、カジノのメリット・デメリットを考慮しつつ、本来ある日本の良さや改善すべきところも同時に考えていく必要があります。

他の国で成功したから、治安が悪化したから、という単純な理由のみで決めることもできません。なぜなら、ここは「日本」だから。1つひとつの国は、文化も風潮も国民性も全く違います。やってみるまで分からないという気もしますが、国を動かす深い問題ですよね。

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