現代社会は、インターネットで世界中が繋がっている時代です。それは時として、想像もできない偉大なパワーを発揮することがあります。

自分にはある事を成し遂げる力がなくても、世界にはそれを得意としている人たちがいます。

時に不可能を可能にすることができる、それがインターネットで多くの人たちが繋がっているSNSの力なのかもしれません。

オハイオ州カライダ在中のナザンさんという父親が、あるお願いを”reddit”と”imgur"に投稿しました。

フォトショップのリクエスト:私の娘は最近、子供病院での長い戦いの末に亡くなりました。 彼女はずっと病院にいたので、私たちは娘の酸素チューブなしの写真を撮ることができませんでした。 誰か、この娘の写真からチューブを取り除くことができますか?

出典 https://www.reddit.com

redditの投稿より

彼が撮影した生後6週間の娘の写真は、長くて辛い治療の中で、両目を大きく開き、カメラをジッと見つめたとても貴重な瞬間をおさめていました。

しかし、彼女の小さな口には、大きな酸素チューブが差し込まれていました。父親はそのチューブを誰かにフォトショップで消してほしかったのです。

彼の愛娘ソフィアちゃんは、2014年5月30日に生まれました。しかし、検査の結果、彼女は肝臓の血管腫と呼ばれる肝腫瘍があることが明らかとなりました。

この病気は、国立衛生研究所によると、乳児の心不全及び死亡率が高い稀な非癌性腫瘍であるとされています。

ソフィアちゃんは、すぐに子供病院から別の病院に移されましたが、残念ながら2014年7月10日に死亡しました。ソフィアちゃんは生後わずか6週間でこの世を去ってしまいました。

ナザンさんの投稿に対して、redditのコメントは3千件を超えました。imgurには千件以上のコメントが入りました。

そして、100枚以上のソフィアちゃんの小さな口に差し込まれた酸素チューブを消した写真や絵などが送られてきました。

それらはみな、見知らぬ人たちからでした。

写真を綺麗に修正したり、自分で似顔絵を描いたり、皆、大切な娘をわずか6週間で失ったこの両親に対して、なんとかしてあげたいと自分にできる方法で動いたのです。

ナザンさんは、最初の頃は1つ1つのメッセージに対して丁寧に返事をしています。そのほとんどが修正した写真ではなく、ソフィアちゃんに対する追悼のメッセージでしたが、ナザンさんはとてもありがたかったそうです。

今でも同じような経験をしたという親と連絡をとっているそうです。

Twitterでも話題になりました。

泣いた…

この世界には、悪い人より良い人たちの方が多いです。

このお話は是非読んでください。

私はこの話を見る度に涙が出ます。

これがインターネットウェブの良いところですね。

こういう話を訊くと、まだこの世にはいい人たちがいるのだと実感します。

私の息子と同じ歳…

これ訊いて即座に泣かない人なんていないわ。

この赤ちゃんの家に贈り物が届きました…

これはもう3年前のお話になりますが、未だにメディアでは取り上げられています。生まれてずっと入院していたソフィアちゃんの口にはずっと酸素チューブが、そして手には点滴の針が刺さっていたので、それらがないソフィアちゃんの写真が欲しい!と願うのは、親として当然の気持ちだったと思います。

親として、亡くなったソフィアちゃんを偲ぶ度に、チューブや点滴の針は悲しすぎて、痛々しすぎて、悲しい気持ちになるだけで、見たくないのは当然でしょう。

でも、家族ではフォトショップの使い方がよく判らず、うまくいかなかったのでしょう。誰か助けて下さい!そんなすがる思いだったのだと思います。

結果、世界中の人たちが動きました。フォトショップが使える人も、使えない人も、自分のできる限りのことをしたのです。

修正できる人は修正し、絵が描ける人は似顔絵を描いて、それら双方ができない人は励ましのメッセを送る。まさに世界が1つになったような出来事でした。ネットの世界は、いろいろ問題が取り沙汰されることが多いのですが、こういう素晴らしいことも起きるのです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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