美容健康への関心が高い日本。最近ではテレビでも様々なダイエット方法の特集が組まれ、そのたびに大きな話題になっていますね。

1月15日の「ピラミッドダービー」では、どんなダイエットが一番痩せるのかを競う企画が放送されたのですが、その中のあるダイエット方法が波紋を呼んでいます。

番組で紹介されたのは
1.食前にキャベツを食べる「キャベツダイエット
2.食前にところてんを食べる「ところてんダイエット
3.食材を色で分け、赤ならトマトや赤ピーマンなど1日1色だけを食べる「セブンデイズカラーダイエット
4.1日3食のうち2食をベビーフードに置き換える「ベビーフードダイエット
以上の4つのダイエット方法なのですが、今回「ベビーフードダイエット」が問題になっているんです。

ベビーフードダイエットとは?

岡部クリニックの院長である岡部正さん監修のもと行われたベビーフードダイエットは、1日3食必ず食べる、3食のうち2食をベビーフードに置き換える、1食は何を食べても自由、というルールでした。

これに挑戦したタレントの春香クリスティーンさんは58.3キロだった体重が55.2キロとなり、3.1キロの減量に成功しました。

番組内で1番ダイエット効果が高かったのはマイナス3.4キロを達成させたセブンデイズカラーダイエットだったのですが、簡単に取り入れられるベビーフードダイエットに注目が集まり、翌日からSNSには「さっそくベビーフード買って来た」「ベビーフードダイエットがんばる」などのつぶやきが溢れました。

番組ではこのような箱に入っているベビーフードが取り上げられました。1箱にご飯とおかずの2パックが入っており栄養バランスもよく、人気のあるベビーフードです。

ベビー用品専門店やドラッグストア、スーパーにも一部コーナーが設けられるなどして手軽に購入できるのも魅力で、230円~270円程度で購入することができます。

筆者も子どもの離乳食によく購入しており、味見をしたことがあります。薄味ではありますが、ダシが利いていたりとろみもついているので思っているほど不味くはありません。

お米も80グラム程度と少ないながらも、もち米のようなもっちり、ねっとりとした食感なので、意外と食べ応えがあるように感じました。

色々な食材が使われていて栄養バランスもよさそうだし、2食置き換えるだけで痩せられるなら、ちょっと試してみようかなって思いますよね。

買占め行為に「やめて」の声も。ベビーフードは誰のためのもの?

ピラミッドダービーの反響から、一部のお店ではベビーフードが品薄になるという事態が発生し物議を醸しています。今までもバナナやココア、マイタケなど、ダイエットの特集が放送されるたびに様々な食材が品薄になりましたが、今回その対象がベビーフードとなったことでどんな問題がおこっているのでしょうか。

ベビーフードは大人と同じ食事をまだ食べることができない赤ちゃんのための大切なごはん。特に箱型のものは主食とおかず、スプーンも入っているので外出中に買ってそのまま食べることもでき、荷物の多いママさんが出発時に荷物を減らせる利点もあるなどとにかく何かと便利なのです。

筆者も初めて知った事実なのですが、大人でも事情があってベビーフードを主食としている人もいるようなのです。そんな大切な食事を「ダイエット」のために奪ってしまって良いのでしょうか…

子育て真っ最中のママさんたちからは「赤ちゃんのご飯を奪わないで」「ベビーフードはダイエット食品ではない」など、ベビーフードダイエットを批判する声が多く挙がっています。

子どもの面倒を見ながらの離乳食作りはとても大変なことで、どうしても手が回らないときやママが病気の時などはもちろんですが、手作りで補いきれない栄養をカバーするためにもベビーフードは欠かせないものなのです。

一方、こんな意見もあります。

子育て経験済みの方からは、そんなに騒ぐほどのこと?という声も。ダイエットブームはおそらく一時のことですから、緊急時に備えて数食のベビーフードだけ手に入れば問題ないのかも知れませんね。

製造販売の立場からすると、目的はどうであれ、結果的に売れているのなら喜ばしいことですよね。

そのほかにも、ベビーフードダイエット賛成派からは「お金出して買っているんだから問題ない」「親なら子どものご飯くらい手作りすればいい」などの厳しい意見もみられました。ベビーフードの購入に年齢制限があるわけでもないですし、親が子どものために食事を作るのも当たり前の光景ですよね。

収拾のつかないベビーフードダイエット問題に、ベビーフード協議会がコメントを発表しています。

「当協議会では、ベビーフードとは『乳児および幼児の発育に伴い、栄養補給を行うとともに、順に一般食品に適応させることを目的として製造された食品をいう』と定義しています」

「成人の方がダイエット目的で利用させることを制限するものではありませんが、紹介される方がしっかりとした根拠をもってご紹介いただくとともに、使用者も自己責任での利用をお願いします」

出典 https://www.buzzfeed.com

基本的にベビーフードは赤ちゃんの成長や栄養面の手助けのための食品であって、大人がダイエットをすることを考えて作られたものではないということでしょう。ダイエットのために購入してはいけないとは言いませんが、協議会やメーカーは結果を保障していません。

そして再度番組を確認しましたが、「1~2週間程度では栄養学的な問題はありませんが、長期で行う場合は専門家指導のもと栄養バランスを考えて行ってください」と小さなテロップ表示がされていました。ベビーフードでは大人に必要な栄養素をカバーしきれないようですね。

とはいえ短期間でマイナス3.1キロという結果をだしたベビーフードダイエット。
本来ベビーフードを必要としている赤ちゃんに行き渡らないのは可哀想?
品薄は増産すれば解消するし、協議会もダイエットを否定はしていないから試してみる?

この問題、どう思いますか?

この記事を書いたユーザー

さかいまりも このユーザーの他の記事を見る

プラチナライターになりました。
歳をとっても「おんなのこ」らしくありたいと願うズボラ主婦。
プチプラ、可愛いもの、チョコレート好き。
札幌、新潟、東京、埼玉を行き来しています。

得意ジャンル
  • インテリア
  • マネー
  • 動物
  • グルメ
  • 料理
  • テレビ
  • 美容、健康
  • おもしろ
  • ニュース
  • 話題
  • 社会問題
  • インターネット
  • ライフハック
  • 育児
  • 暮らし

権利侵害申告はこちら