今日は、6,434人の犠牲者を出した「阪神・淡路大震災」から22年です。

いつ、何時起こるか分からない災害。

自分の身を守るために、過去の教訓をいかし、私たちは備えなければなりません。

そうは言っても、その時に直面しないと分からないことも多い”もしもの時”の備え。

1番参考になるのは、被災された方の経験ではないでしょうか?

■震災直後「本当に困ったこと」で、最も多かったのは「水の確保・持ち運び」

天気から交通情報までまとめて確認できる生活情報サイト「ライフレンジャー」は、被災経験のある全国の男女541人に対し、アンケートを実施。

震災直後困ったこと。

最も多い回答は「水の確保・持ち運び」

消防庁の非常用持ち出し品にも、3日間の飲料水・食料がリストに挙がっているように、自宅の防災セットの中に飲料水を準備されている方は多いと思いますが……。

トイレなどの「生活用水」までも確保すると想像以上の水が必要なため、水不足は深刻のようです。

トイレのために重いポリタンクを抱え1日何度も給水車を往復された方も多く、重労働のためお年寄りや小さなお子さんがいるご家庭は特に大変だったでしょう。

筆者は防災セットの中に飲料水の備蓄はしていましたが、“水を運搬すること”は頭に無く、“ポリタンク”などは準備していませんでした。

災害時は水を運搬しなければならない、ということを頭に入れておきましょう。

2番目に多かった回答は、「携帯が繋がらない、連絡ができない」

携帯電話があって当たり前の私たちにとって、連絡ができないという状況はとてつもなく不便で精神的にも不安であるようです。

また連絡を取る術がないと、救援要請などの連絡が遅れてしまいます。

公衆電話の場所、避難所の確認を普段からしておくことはとても重要です。

3番目は、「食料の確保」

備蓄用の食料は、缶詰などの長期保存できるものを備えている人が多いかと思いますが、調理された温かい食事は被災した人たちを精神的に安心させると言います。

そういった食事が摂れるようになるには3~5日かかると言われているため、二次持ち出し用の防災セットの中に、カセットコンロなど調理ができるものを備えておくと安心です。



回答を見てみると、ライフラインが止まることは、電気がつかない、水道やガスが使えない……と当たり前の日常がストップしてしまうことであると痛感させられます。

お風呂に入れない、暑い、寒い、住んでいる街が真っ暗……。

ストレスが増し、肉体的にも精神的にも辛い状況が続きます。

被災地では、明かりの無い避難所で優しい光のキャンドルを灯して安心したり、紙皿にラップをかけて、水を使わないようにするなどの様々な工夫をされていたようです。



「我が家は防災セットを準備しているから大丈夫」

と安心するのではなく、普段からからもしもの時に代用できそうなものを準備したり、こういった被災地の生活の工夫を調べておくことが大切です。



いかがでしたか?

災害時本当に困ったことを見てみると、防災セットの推奨リストを見てただ準備するのではなく、“なぜそれが必要なのか”を考えて備えることが必要であると考えさせられますよね。

今一度、ご自宅での備えを見直して、防災セットの意味を考えてみてはいかがでしょうか?

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