人気バンド「SEKAI NO OWARI」、彼らが始動したプロジェクトとは?

昨年末には紅白歌合戦に出場、今年初めにはNakajin(G)の婚約、Saori(P)の結婚と、公私ともにニュースが絶えない人気バンド「SEKAI NO OWARI」

華やかなニュースが続くなか、彼らが裏で行っているチャリティ活動が進行していることを知っていますか?

ライブツアーのステージセットがヤフオクで出品中

2016年3月から全国11ヶ所で公演されたライブツアー「The Dinner」で、実際にステージ上で使用されたアイテムが「ヤフオク!」に出品されています。

どちらも落札価格「1円」よりスタート。現在は、第1弾として18品が出品中です。

▼現在、出品中のアイテムたち(第1弾:1月18日まで)

出典 http://reu.auctions.yahoo.co.jp

メンバーの自宅で実際に使用されていたというピンボール台をはじめ、DJ台ソファテーブル椅子など、アンティーク調のインテリアを中心に<The Dinner>のステージ上で実際に使用されたアイテムの数々が出品される。

また、出品アイテムにはすべてメンバー全員の直筆サイン入り色紙が付属するという。

出典 https://www.barks.jp

毎回、趣向を凝らしたステージセットに定評があるSEKAI NO OWARIのライブ。今回、セットが出品されているライブツアー「The Dinner」もステージ上に森の中のお屋敷を登場させる、という壮大なものでした。

そのため、今回出品されている品も、アンティークなソファーやバッグ、セカオワハウスで実際に使用されていたピンボール台などセカオワ色あふれるものばかり!ファンならぜひ手に入れたくなるアイテムが満載です。

そして、このオークションには一つの目的があるのです。

収益金は、すべて動物殺処分ゼロ支援プロジェクト活動へ

こちらのオークションの落札で得た金額は、認定NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」に寄付され、保護シェルターや譲渡スペースの建設などに活用されます。

このプロジェクトは、SEKAI NO OWARIが立ち上げた動物殺処分ゼロ支援プロジェクト「ブレーメン」の活動の一環なのです。

1日あたり200頭以上の命が「処分」されている現実…

高齢化や飼い主死亡でペットの世話が出来なくなった、引っ越し先がペット不可だから…さまざまな理由で飼われていた動物や野良犬猫たちが保健所や愛護センターに預けられます。そこで新しい飼い主が見つけられなかった場合、動物たちは殺処分されてしまうのです。

現在日本では、年間約15万頭以上の犬や猫が動物愛護センターや保健所などの施設に引き取られ、約10万頭が殺処分されています。これは、1日あたり200頭以上の命が処分されているという計算になります。

出典 http://japangiving.jp

2011年度、「犬猫殺処分数」が全国ワーストだった広島県。
ここで、「広島県内の犬の殺処分をゼロにする」という目標を掲げて、県内の動物愛護センターで殺処分対象になった全ての犬を引き取る活動を始めたのが、広島県のNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ)です。

2016年には、PWJの活動によって殺処分数ワーストから、殺処分ゼロをを達成しています。

この彼らの活動に注目し、支援の手を差し伸べたのがSEKAI NO OWARIのFukaseさんでした。ライブで広島を訪れたときに、PWJの施設を訪れたというFukaseさんは殺処分の現状や課題を知り、「自分に何ができるのか」という検討の結果、誕生したのが支援プロジェクトでした。

動物殺処分ゼロ支援プロジェクト「ブレーメン」

SEKAI NO OWARIが2016年に始動した動物殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」。

2016年10月にリリースされたシングル「Hey Ho」や10月に行われた「支援ライブ」から得られた利益はPWJに寄付され、動物殺処分ゼロ活動のための資金として活用される予定となっています。

「人が作ったシステムならば、人の力で変えられるかもしれない」というFukaseさんのメッセージが、「ブレーメン」のサイトでは公開されています。

「音楽で世界は変えられない」
今までそう思ってきました

だけど、今の自分たちなら少しくらいなら誰かにきっかけを届けられるかもしれない

この動物殺処分の現状を見るきっかけを与えられるかもしれない

その思いから、SEKAI NO OWARIは「動物殺処分ゼロ」の取り組みを支援することにしました

出典 https://bremen-project.net

ヤフオク!には深瀬さんが初期から愛用してきたギターも…

今回の「ブレーメン」プロジェクトによるヤフオク!出品は第1弾、第2弾、第3弾と2月まで毎週出品アイテムが変更される予定です。今回、第1弾に出品されているアイテムの中にはFukaseさんが初期から愛用していた私物のギター、Gretchの「ホワイトファルコン」も含まれています。

世界一美しいギターとも称されるグレッチのホワイトファルコン。Fukaseさんがインディーズ時代から愛用していた、ファンにとっても思い出深いアイテムです。この愛用品をオークションに出品するという事実は、ファンの間でも衝撃がひろがっています。

やらなきゃいけないことは、何かを批判をすることじゃない

これまでも歌を通じて社会的なメッセージを伝えてきたSEKAI NO OWARI。Fukaseさんは、生き物を大切にする父親の「無駄な殺生はするな」という考えが自然と身についていたそうです。

今回のプロジェクトに対して「何かを批判するよりも、まずは自分たちに出来ることをしたい」と、ニュース番組のインタビューでも答えていました。

この問題ってやっぱりすごい難しい問題で、例えば

捨てる人がいけない、
飼育放棄する人がいけない、
行政がいけない

とかって、いろんな意見があるのかもしれないんですけど、僕らが思ったのが、やらなきゃいけないことをやろうと思って。

しかもそのやらなきゃいけないことは、何かを批判することじゃないなと僕は思ったので、自分たちの力で何かをする。

出典日本テレビ「NEWS ZERO」2016年9月29日放送より

現在、ヤフオク!では出品したアイテムがどちらも高額で競り合われており、プロジェクトの目標金額1,000,000円をすでにオーバーしている状態です。(2016年1月17日現在)

「誰かが殺処分の現状を知るきっかけになれば」という話していたFukaseさん。この話題を通じて、セカオワファンだけでなく、多くの人が動物の殺処分について知るきっかけになればプロジェクトの第一段階としては成功なのではないでしょうか。

そして、もし「自分も何か出来ることはないか」という気持ちが起きたなら、ブレーメン」のオフィシャルサイトでは、他にもTシャツやピンバッチなど支援グッズの販売や寄付金の募集が行われています。そちらで支援を行う方法もありますし、ブレーメンだけでなく自分の住む街の動物愛護センターの状況、保護団体の活動に目を向けてみるのもいいかもしれませんね。

※掲載したツイートは、全て許可をいただいております。ご協力ありがとうございました。

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