ミズーリ州セントルイスに住むジェーク・オースティンさんが古いトラックを購入した時、それは普通のトラックで特に変わったところは見受けられませんでした。

出典 https://twitter.com

購入した白い中古のトラック

しかし、彼はそれについてのビジョンを持っていて、この白い塊を”奇跡”に変えられると確信していました。

出典 https://www.youtube.com

ジェーク・オースティンさん

オースティンさんは、約1年かけてこのトラックをある物へと変身させました。

中古のトラックを1年かけて改装した結果

その白い塊は、2つの真新しいシャワー室へと変身したのです。

テレビの取材も受けました。

このシャワートラックに必要な物は、企業や人々から寄贈されました。

寄付で集まったシャワーに必要な備品

何故なら、このシャワートラックは、ホームレスの人々のために作られた慈善事業だったからです。

企業からもたくさんの浴室用の備品の寄付がありました。

オースティンさんは、慈善団体”シャワー・トゥ・ザ・ピープル”を立ち上げ、セントルイスのホームレスの人々の衛生・健康管理のために、移動式のシャワートラックを考案、地域社会に呼びかけ、1年かけて寄付を集め、それを実現することができました。

賛同した人々が積極的に備品を持ち寄りました。

オースティンさんは、備品などの寄付だけでなく、工事関係の会社からの技術支援、また最も大事な水についてはセントルイス市の消火栓からの供給の承諾を得ました。

シャワートラックの外装

シャワートラックには、水のタンクなどはなく、道路にある消火栓にホースをつなぎ、そこから水を得る許可を市にとっています。

シャワーに一番大事な水は道路にある消火栓からホースで供給される

そのため、消火栓がある場所なら、どこでもシャワーが浴びれます。

もちろん、シャワートラックでのシャワーはシャンプー、タオルなどの備品使用も含めてすべて無料です。

シャンプーや石鹸などの備品はすべて寄付

この素晴らしいアイディアと活動は、メディアも注目。報道されることで人々の関心を高め寄付も更に集まります。

あらゆるメディアが報道しました。

米国はホームレスの人々が本当にたくさんいます。

彼らの食事は、フリーキッチンなどで無料で提供されても、シャワーを無料で浴びる場所はありません。

そのため、ホームレスの人々は何とも言えない悪臭を放っていることが多く、それが周囲の人々から懸念される要因にもなってしまいます。

実際、筆者はホームレスの人々が大変多いニューヨークで生活していましたので、彼らが放つ異臭は何度も体験しています。一言で表現すると、”これはいかん!”という臭いです。

何か月もシャワーを浴びないということは、衛生的にも問題となるのは当然の結果です。それが原因で健康を害してしまうこともあるでしょう。

なので、この試みは、本当に素晴らしいことだと感じます。

このお話は、とても良いニュースとしてメディアでも取り上げられています。

日本では、東京や大阪などの都会でないと、ホームレスの人々を実際に目にすることはないかもしれませんが、日本でのホームレスの人々は、お風呂などはどうしているのでしょう?日本は少なくなってはきているものの、銭湯があるので、たまにそういう場所を利用されているのでしょうか?

米国では、そのような銭湯がないため、このような慈善団体の活動が必要となっているのです。

この活動をもっと多くの市にて行おうと呼びかけられています。

ツイッターでもこの活動やホームレスのシャワーについて話題になっていますので、いくつかご紹介しておきます。

もしあなたがホームレスだったとしたら。車上生活をしていたとしたら。シャワーを浴びにYに行く。(YMCA?) シャワー後はすべてが神からの贈り物のように感じられる。

珈琲ショップで私の前にいる男性は、トイレをシャワーとして使っています。

私はトイレに行きたいのですが、問題は、そのトイレでホームレスの男性がシャワーとして使っていることです。

私がホームレスだった時は、ジムによく通っていたわ。

彼は古い汚いトラックを安く買い、1年後にそれで世界を変えました。

”シャワー・トゥ・ザ・ピープル”の活動は、ホームレスの人々に必要な安心できる天国を与えています。

シャワートラックのサービスがない地域のホームレスの人々は、YMCAやジムに行って浴びるか(たぶんそれはお金がかかります)、もしくは無料のシャワーとして公衆トイレやどこかの店のトイレを使用しているようです。

もっとこのサービス、必要ですね。

出典 YouTube

ジェーク・オースティンさんのメディアのインタビュー映像

尚、この記事の掲載、写真や動画の使用に関しましては、”シャワー・トゥ・ザ・ピープル”の許可を得ています。

ここで彼らのことをご紹介させていただくことで、素晴らし活動を応援したいと思います。

彼らに尊厳を

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