知られざるママの実態や本音を紹介するコーナー「ママのホント。」

友だちや同僚が出産したというニュースを耳にすると、ついついお祝いモードに火がつき、病院に押しかけてしまう方もいます。もちろん、お祝いしてもらえるのはうれしいことに違いありませんが、ママにとっては産後間もないナーバスな時期。ママの気持ちや体調を考えない一方的な訪問であった場合、結果的にネガティブな印象を与えてしまうことになりかねません。

では、具体的にはどのような行為によって、訪問された側は不快な感情を抱いてしまうのでしょうか?

1. 出産の疲れが抜けきらないうちに訪問

出産経験がない人でも、子どもを産むことがどれだけ大変であるかは、ご存知のことと思います。人によっては、陣痛開始から出産まで1日以上かかる人もいますし、半数以上が9時間以上要すともいわれています。しかも、出産を終えたら終えたで、子宮収縮による身体の痛みや貧血によって疲労困憊。しばらくは横になって静かに休みたいと思って当然です。

出産当日および翌日の訪問は避けて、体調が落ち着いた3日目以降にお祝いしてあげられるといいですね。

2. 事前連絡なしでサプライズ訪問

出産の疲れはもちろんのこと、ママの体力には人それぞれ個人差があるので、体調の回復が遅い人や、なかなか体調が戻らないがゆえに精神的に不安定になる人もいます。そんなときに、急にお見舞いに来られてしまっては、ママの疲れは抜け切らないまま。当たり前のことですが、相手の体調や予定をきちんと確認してから来院することは必須です。

また、出産から退院までの間に病院で育児指導が行われることもあるため、アポなしでの来院はママを困らせてしまいます。疲れが癒えてきたママは、沐浴やおむつ替え、授乳などを教わるためにベッドを離れていることも多いので、事前に来院可能な時間をきちんと確認するようにしましょう。

3. 病室に長時間居座る

お見舞いに訪れることを快諾してくれた場合でも、相手の体調がまだ万全ではないことをしっかりと頭に入れ、長居しすぎないよう気を付けることはとても大切。

人によっては、お見舞いにきてくれた人を気遣い、長時間笑顔でもてなしてくれることもあるでしょう。しかし、そのやさしさに甘えるのは絶対NGです。産後の身体では、会話を続けるだけでも体力の消耗が著しいもの。長くても30分程度で話を切り上げるようにしましょう。

4. 大人数で訪問

出産という大仕事を終えたママが一番必要としているものは、心身を休めるための静かな環境です。大人数で訪れてガヤガヤした空気をもたらすと、それだけで相手は疲れてしまうもの。

また、そうしたガヤガヤ感は、院内にいるほかのプレママや出産直後のママにもストレスを与えてしまいます。お祝いしたい一心で気持ちが高まっていることはわかりますが、あくまでも場所が病院であることを考えて、ほかの人にも迷惑がかからないように振る舞いましょう。

5. 男性と一緒に訪問

入院中はベッドに横たわっている時間が長いので、ノーメイクでリラックスした格好をしているのが一般的。しかも、出産による疲れや貧血のため、普段より肌状態が思わしくないものです。女性が、そうした姿を身内以外の男性に見せたくないと思うということは、誰もが容易に想像できるはず。もしどうしてもお見舞いに行きたいという男性がいる場合は、事前に相手に伺いを立て、ママも身だしなみを整えた状態で面会できるよう配慮してあげてください。

6. 小さい子どもと一緒に訪問

院内でおとなしくしているのが難しい年齢の子どもと一緒に訪問すると、相手だけでなく、入院中のほかのプレママ、ママにも迷惑がかかってしまいます。また、やんちゃでわんぱくな小さな子どもは、知らないうちにばい菌などを持っていることもあるため、抵抗力の弱い赤ちゃんや、出産によって体力が落ちているママに感染してしまう可能性もなきにしもあらず。子どもがお世話になっている相手であるなどの理由で、一緒にお祝いしてあげたい場合は、退院から日を置いて改めてお見舞いに行くのが◎です。

7. 許可なく写真をSNSにアップ

喜ばしいニュースを多くの人に伝えたい気持ちはわかりますが、どの範囲の友人・知人にまで出産報告したいかは人によって異なるもの。中には、あまり多くの人に知らせたくないと思っている人もいるかもしれません。そうした可能性を考えず、「今日は○○ちゃんの出産祝いにいってきました!」なんて投稿は控えたほうが良さそう。

相手の許諾を得て撮影した場合も、FacebookやTwitterにアップしたい場合は、その写真を使っていいかどうか必ず確認すべきです。

8. 荷物になる出産祝いを病室で渡す

せっかくお見舞いに行くならと、お祝いのプレゼントを渡したくなる気持ちはわかりますが、退院の際に持って帰るのが大変になる場合もあるので、病室でかさばるものを渡すのは控えておいた方がいいかもしれません。こちらの「直接渡したい」という気持ちよりもママの都合を再優先にし、場合によってはお祝いだけ先に発送することも気遣いになります。

また、食べ物なども産後のママは気を使っている場合もあるので要注意。何がほしいかを相手に事前に確認してから用意するのもいいですね。

出産後のお見舞いの際は、これら8つのNGを気を付けながら、出産を頑張ったママへの労いの言葉もお忘れなく。友だちや同僚のお見舞いに行くときは、ぜひ今回ご紹介したポイントをぜひお役立てくださいね。

ライター:松本玲子

この記事を書いたユーザー

Spotlight編集部 このユーザーの他の記事を見る

Spotlight編集部の公式アカウントです。

権利侵害申告はこちら