長男が1歳6カ月の頃。夫、私、長男の3人で私の実家へ帰省しました。

自宅は、賃貸アパートの1階で階段はありません。すでに歩きはじめ、階段のような段差もよじ登れるくらいに成長していた息子は、実家にある階段を上りたくて仕方なく、階段付近を常にうろちょろしていました。

私一人だったら、つきっきりで見守っていたと思います。しかし、その時は「夫が見てくれているはず」「母がついていてくれるはず」と、自分のことを優先にしてしまっていました。

確か大好きな刑事もののドラマを見ていたと思います。

急に“ガタガタガタ!!”と大きな音が聞こえ、息子の大泣きする声が聞こえました。

「何が起こったの!?まさか…」と、すぐに息子の声のする方へ向かいました。案の定、階段から転げ落ちた模様で、息子が階段下に横たわっていました。

夫は2階にいて、なんとなく息子が階段付近にいることは気が付いていたけれど一人で上ってきているとは思っておらず、母も私か夫が見ているだろうと思って家事をしていました。

誰もどのように落ちたのかわからず、ただただ息子が大泣きしている状態で、「どこ打ったの?大丈夫?」と息子を心配すると同時に、「なんで見てないのよ!」と誰にもぶつけられない怒りがこみ上げてきました。

すぐに、総合病院の救急外来に電話し、病院へ向かいました。

その道中、「なんとなく元気がないような気がする」「お腹がすく時間なのに食欲がない気がする」と、すべてが気になってしまい、「障害が残ったらどうしよう」「どこか骨折でもしていたらどうしよう」と、嫌なことばかりが頭をよぎりました。

階段から落ちてから診察してもらうまでの約2時間、本当に気が気ではありませんでし
た。

やっと順番が回ってきた診察では「これだけ時間が経っていて、なんの症状もないので大丈夫だと思います」とのことでした。

少し安心しましたが、しばらくの間は息子の様子にとても敏感だったことを今でもよく覚えています。

幸いなことに怪我はありませんでした。本当に幸いなことでした。

「誰かがやってくれる」と思い込み他人任せにすることだけは、絶対にしてはいけないとしっかり肝に銘じました。

子育て中のママは、かわいい我が子が怪我をしないよう、常に細心の注意を払っているかと思います。でもたまには、自分の時間がほしいな、一息つきたいな、と思うこともあるでしょう。

そんな時は、一言でいいので周りに声掛けをするべきだと思いました。

「ちょっと見ててくれる?」その一言だけで、かわいい我が子の安全が守られるのです。

当たり前のことかもしれません。

でも、私はその“当たり前”をつい怠り、息子を危険な目にあわせてしまいました。みなさんも忘れずに、家族と連携して子どもの安全を守っていっていただけたらと思います。

著者:ほっぺちゃん

年齢:37歳

子どもの年齢:1歳2ヶ月と3歳

男児2人のママです。やんちゃな2人にてんてこ舞いです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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