12月31日に解散の日を迎えたSMAP

2016年12月31日を以って、28年間の活動に幕を下ろしたSMAP。
数々のミリオンヒットを飛ばし、誰もが知る国民的アイドルとして人気を博してきた5人の”解散”というニュースは、2016年に最も世間が注目を寄せたニュースだったと言っても過言ではありませんでした。

大晦日に放送されたラジオ番組に出演した中居正広

12月26日に放送された、5人が出演する唯一の冠番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の最終回を最後に、解散日となる31までテレビにその姿を見せることはなかった5人。

そんな中、大晦日に放送されたラジオ番組で中居正広さんが語った内容に注目が集まっています。

なんと、解散日となる12月31日に自身がMCを務めるラジオ番組「中居正広のSome girl’ SMAP」(ニッポン放送)が放送された中居さん。
冒頭から…

「2016年、大晦日。幸か不幸か、31日ですか…。
神様は”31日”というこの日を、どう意味で与えてくれたのかな…。

出典「中居正広のSome girl’ SMAP」(ニッポン放送・12月31日放送)

と、放送日が解散日と重なったことに、なにか運命的なものを感じずにはいられなかった様子で、「お話ししなきゃいけないこともあるのかな。」と、この1年間のことを淡々と振り返り始めました。

円滑に行くのなら「僕が悪者でも全然構わない」とさえ思った

1月に解散の噂がスクープされてから、様々な憶測を巻き起こしつつ、8月に正式に解散を発表し、12月31日に解散…。と、SMAPメンバーにとっては言うまでもなく激動の1年となった2016年。

その日々は、注目の高さもあり自分たちの口から思うような発信ができない中で、様々な葛藤にもがいた毎日であったことを明かしました。

「今年1年の自分の、言動行動あるいは決断、決して全てが正しいなんて全然思ってない。間違える瞬間とか、不正解だった場面とかもきっとあったと思ってる。」

「僕は今年44歳なんですが、これまでに習ったことの無い1年だった。教わったことのない日々だったんです。」

出典「中居正広のSome girl’ SMAP」(ニッポン放送・12月31日放送)

長年芸能界で活躍し、多くの先輩アイドルやアーティストの姿を見てきた中居さんですら、正解がわからず迷い抜いた日々だったというこの1年。

解散についてはメンバー間の不仲など、様々な憶測も流されましたが、その真相については…

「誰も悪くないんです。」

「僕が悪くないって言ってるんじゃなくて。なんなら僕が悪くでも全然いいんです。円滑に行くのなら僕が悪者でも全然いいんです。」

出典「中居正広のSome girl’ SMAP」(ニッポン放送・12月31日放送)

連日の過熱する報道により、自身について何を書かれようと、感覚が麻痺して気にしなくなってしまっていたという中居さん。

そのため、少しでも騒ぎが収まってくれるのであれば、自身が悪者の汚名を着せられようとも構わないとさえ思ったと言います。
メンバーを思う彼の心が現れた一言ですよね。

さらに、中居さん同様に大変な一年を過ごしたメンバーに対しては…

メンバーは今年1年本当によく頑張りました。よく踏ん張ったと思います。いろんな思いが入り混じって、複雑な思いがあったと思います。皆も習ったことのない1年ですから。よく頑張ったなあ、と思います。」

最後までしっかりSMAPを務めたと僕は思います。」

出典「中居正広のSome girl’ SMAP」(ニッポン放送・12月31日放送)

と、労いの言葉をかける場面も見受けられました。

「ファンの気持ちはちゃんと届いてる」と伝えたくて…

解散発表があった8月以降、署名やCDの購買行動など、各地で行われていたSMAP存続に向けたファンの取り組み。その勢いは、社会現象となるほどでした。

12月に入り、解散が目前に迫る中でも続けられていたそれらの運動ですが、結局SMAP側からコメントが発せられる事はなく、解散についても揺るぐことはありませんでした。

しかしこの日、ついに中居さんの口からこれらの行動についてのコメントが発せられました。

「37万人以上の署名とか、「世界に一つだけの花」の購買運動とか、アルバム投票してくれたこととか、9月の9日かな?SMAP25周年を各地でイベントをしてくれてたこととか、新聞の広告欄にメッセージをくれていることとか等々ですけど…。しっかりとまっすぐに、僕の目にも耳にも、何より僕の心に皆の全ての思いっていうのはちゃんと届いてます。

ありがとう、ありがとうでいっぱいです。

「なんか期待に応えられなくて、”申し訳ない”でいっぱいです。」

出典「中居正広のSome girl’ SMAP」(ニッポン放送・12月31日放送)

普段、テレビやネットなどのメディアをほとんど目にしないという中居さんでさえ気づいていたという、これらの運動の数々。
さらに、ラジオに届くハガキの全てにも目を通し、ファンの思いを正面から受け止めていたのだといいます。

そんなファンの思いは、中居さんをある行動に駆り立てたのだそう…。

「アルバム全部聞きました、ノンストップでイッキに全部聞きました。」

最初、複雑で正直聞けないかなとか、無理かなとか、止めとこうかなとか思ったんですが。SMAP側から出してるアルバムですが、これはやっぱりファンの子たとから出たアルバムなんじゃないのかなって。

「さっきの署名運動とか購買運動とか新聞の広告欄とか、そういう気持ちを受け止めるためにもしっかり聞かなきゃいけないなって。てめえの都合でスルーしちゃだめだなって、こりゃ逃げちゃだめだぞって。

出典「中居正広のSome girl’ SMAP」(ニッポン放送・12月31日放送)

ファンの気持ちを受け止めるためにも、ファン投票で収載曲が決定した最後のベストアルバム『SMAP 25 YEARS』(12月21日発売)の全曲を、ノンストップで全て聞いたという中居さん。

誰よりも「自分が一番のSMAPファン」と語る中居さんから見ても納得の選曲に、ファンと思いを通わせることができたと感じたのか、「みんなと(好きな曲が)一緒でびっくりした」とコメントを述べていました。

”あっという間”ではなかった28年間

SMAP解散後の活動については、「まだ全然考えていない」と明かした中居さん。
そこには、SMAPとしてただ真っ直ぐにひた走ってきた自らの人生を、今一度噛みしめる時間にしたいとの思いがあったようです。

28年というのは全然”あっという間”だったとは思わないですし、僕は性格的なものなのか前ばっかり向けるタイプじゃなくてね。自分の足跡をどこで達成したのかとか、どこで立ち止まったのかなとか、どこで道草食ったのかなとか、ちゃんと確かめながら前に進みたいタイプなんでしょうね。」

「来年以降どうしようかな、とか全く考えて無いんですよね。ちゃんと、ゆっくりしっかり噛みしめながら進んでいきたいなって…。」

出典「中居正広のSome girl’ SMAP」(ニッポン放送・12月31日放送)

SMAPとして活動した28年間は気の休まる暇も無かったと振り返った中居さん。しっかり者のムードメーカーとしてグループを支えていた彼ならではの苦悩があったことが伺えます。

そんなこともあってか、2017年は「少しゆっくりしたい」という本音もポツリと呟いていました。

”SMAPの中居正広”としての最後の言葉とは…

そして、ファンへの感謝の思いを語り、番組を締めにかかった終盤。
「SMAP中居正広として最後です、ちょっと声張りますね…。」と水をゴクリと飲んだ中居さん。

すると、これまでは一人ポツポツと呟いていた彼の声が一転!”大声”で…

「しんごー!つよしー!ごろー!きむらー!SMAPー!じゃあねー!ばいばーーーい!!」

出典「中居正広のSome girl’ SMAP」(ニッポン放送・12月31日放送)

と、腹の底から出すような大きな声で、メンバーと、28年間ともに歩んだ”SMAP”に対して別れを告げた中居さん。

言葉こそ「じゃあねー!ばいばーい!」と別れの言葉ではありますが、そのエネルギッシュで力に満ちた言葉には、どこか”エール”のようなメッセージが含まれているようにも感じられました。

各メンバーの本音が語られたラジオ

5人が揃った最後の番組である「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の最終回では、涙ながらに最後の歌を歌う姿が話題を呼んだものの、メンバー個人からのコメントがなかったことに落胆したファンも多かったことと思います。

しかし、その後に全員が本音を語った場所は意外にも”ラジオ”でした。
中居さんのほか、稲垣さんは29日放送のラジオで「本当に感謝の気持ちでいっぱい」と、木村さんは30日放送のラジオで「ありがとう、SMAP」と、それぞれグループへの感謝を語り、草なぎさんと香取さんは2人でパーソナリティを務めるラジオで、解散後の1月1日にSMAPの曲を流すという粋な計らいをしてファンを喜ばせていました。

もしかしたら、本当に伝えたい言葉は、「真のファンが聞いてくれているラジオで」という思いがあったのからなのかもしれませんね。

グループ解散に伴い、中居さんの番組は「中居正広 ON & ON AIR」(ニッポン放送)に、稲垣さんは「編集長 稲垣吾郎」(文化放送)に、草なぎさんと香取さんは「ShinTsuyo POWER SPLASH」(bayfm)へと名称変更されますが(木村さんの番組は名称を変更せず「木村拓哉のWhat's up SMAP!」(TOKYO FM)のまま)、これからも軽快なトークでファンを楽しませ続けてくれることでしょう。

時が経てば、今回の解散について”当時は明かせなかった思い”なんかが語られる日も来るのかもしれません。今後も、ソロでの活躍はもちろんラジオでの活動にも注目したいですね。

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