記事提供:Conobie

這えば立て立てば歩めの親心などと言いますが、子どもの成長は楽しみな反面、「同じ年頃の他の子はもっとできてるのに」と思ってしまうこともあります。

そんな時に私が思い出す、小学生の頃のある体験と、大学で学んだ「評価」についての話です。

小学生の頃の体験

その時、先生は自分の事のように大喜びしてくれて、これでもかと褒めてくれたこと。

本当に嬉しくて、今でも思い出します。

ただ、その学期の体育の評価は5段階で3でした。

あんなに喜んでくれたけど、後転はみんなできるから評価は3です。

先生が褒めてくれたことと、成績の評価の差。

理由は分かっていても、ずっと気になっていました。

でも、大学生になり、教育学部で学ぶようになってから、なるほどと思う知識を得ました。

その10年後、大学の講義で

生徒への評価についての授業で、「相対評価と絶対評価」という考え方を知りました。

・相対評価は、クラス全体でどれくらいか。
・絶対評価は、その子個人がどう変化したか。

絶対評価で見ると、私の場合はちょうどyさんに当たるわけですが、図の中のxさんは、全体でみると好成績ですが、個人で見ると少し下がっています。

こういう時も「何かあったのかな?」と気にかけることが大切だと学びました。

学校の先生はどうしても成績を付けなければいけないので、相対的に子どもを評価しなければいけない場面がありますが、子どもと向き合う時は、絶対評価って大切なんですね。

そして現在…

「他の子はできてるのに…」「平均はこのくらいなのに」

と誰か別の子と比べて、思わず不安になったり、焦ったりすることもあります。

でもそういう時は、こう思うようにしています。

私はこの子の先生じゃない。

成績を付ける必要もない。

この子ができるようになったことを、一緒にめいっぱい喜べばいいんだ、と。

「みんなできてるから普通の事」ではなくて、「今までできなかったことができるようになった!」というだけで、十分すぎるくらいに価値がある事なんですよね。

そして、そうやって小さな進歩でも一緒に喜べることが、楽しいばかりではない育児の中でのご褒美なのかな、と思います。

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