『5時に夢中!』(TOKYO MX)と言えば、お水の『めざましテレビ』(フジテレビ系列)としての地位を確立したMXテレビの看板番組である。その番組の生みの親が、あの岩井志麻子先生に、「チ◯コの小さいプロデューサー」と命名された大川貴史さん。

いきなり下品な紹介になってしまったが、まさに自らの下半身をも晒す勢いで番組作りに携わってきたのが、大川プロデューサー(以下、大川P)なのだ。

自ら「フルチン戦法」と呼ぶファイティングスタイルで、アクの強い熟女出演者の心を溶かし、無職や水商売の視聴者の方々のハートをわしづかみにしてきた別名「東十条のジャイアン」こと大川P。

そんな彼が、『視聴率ゼロ!―弱小テレビ局の帯番組『5時に夢中!』の過激で自由な挑戦―』(新潮社)では語り切れなかった思いを大放談します!

――えーっと、『5時に夢中!』と言えば思い出すトラブルってことで、××××さんとか、×××××さんのことが書いてないなーって思ったんですけど。

大川P「色々NGが多いんですよ。寝た子を起こさないっていうね。(出演者が)問題物件だらけじゃないですか。まあ、オレが死ぬとき全部しゃべりますよ。あとは番組が終わるとき。あの野郎だけは、×××してやるとか。俺の手で××××だと。最初はニュアンスだけでも書こうかと思ったんですけど、まあ裁判沙汰とか色々なっても××××。オレが関わって来た人たちって、××××だから(以下、そばにいたMXテレビ社員の方に制止される)」

――なるほど、でも、何だかんだ言って視聴率は上がって、番組の知名度も高くなってますよね。トラブルもそういう意味では話題作りに貢献してるのかな、と。

大川P「でもね、視聴率全然上がってないですよ。視聴率ゼロはね、俺の会社の番組ほとんどですよ。よく潰れねえなって思います(笑)。オレらだけ(視聴率)ゼロじゃない(またもそばにいたMXテレビ社員の方に制止される)」

――ところで、この本のキャッチフレーズは、「番組予算はNHKの100分の1、放送コードは100倍ゆるい!?」ですねー。

大川P「予算はないですよ。金がねえどうしようって考えて、いつも胃がキリキリしてますよ。出演者にお車代って出したら、電車賃じゃねえか!って怒られたこともありますよ。テレビ局で1000円単位で支払ったのは業界でオレが初めてだったっていう。セットは100均だし」

――はあ…。

大川P「MXとかで番組やるってのは、誰も見てないところで、砂漠で店出すようなもんなんですよ。はっきり言って。そんなとこで仕事して、仕事とプライベートは別とか言ってるヤツがいるんですよ。バカじゃねえのかと。自分の人生全部賭けて、命がけでやらないと人に届かねえぞ、ってことですよね。俺にプライベートと仕事の区別なんかないですよ。24時間仕事ですよ。そうまでやったって見てもらえないんだから。もう全て犠牲にしてやってますよ」

――凄いですね。死ぬまでMXテレビに奉仕。

大川P「いや、もうやめたいですけどね(苦笑)」

――熱血なんだか捨ててるんだか分からないんですが…。

大川P「命がけでやれば、誰かに届く『かも』知れない。って話ですよ。テレ朝とかは銀座の4丁目でお店出すようなもんなわけですよ。黙ってても人通りがあるから、メニューだけ考えればいいわけじゃないですか。お店の。

だけどMXとかって、小平とかで店出すようなもんなんですよ。東十条(大川さんの出身地)でもいいけど。

で、わざわざ東十条まで来させるには、もう企画モノにするしかないじゃないですか。少々メシが美味くたって東十条まで来ないわけですよ。料理が美味いぐらいじゃ客は来ないから、オモシロにしなきゃね。インパクト重視ですよ。パンチ力重視で」

――出演者の皆さんもインパクト十分ですよね。放送禁止用語バンバンで。

大川P「最初は、(岩井)志麻子さんもあんな感じじゃなかったんですけどね。中瀬(ゆかり)さんも知的なコメントとかよそでしてて。俺の番組だけアホなこと言ってくれてありがたいですよ。今思うと、ボク自身、あまり人に対して構えないじゃないですか。だから多分、結果的にそういう雰囲気の番組になったんだと思いますよ。ま~、フルチン戦法かな」

――フルチン戦法ですか!志麻子さんにもご開チンしてしまい、その後、例の呼び名が定着してしまいましたね。

大川P「結婚してるんですけど、子供がいないんですよ。チ◯コが小さいせいだってお母さんとか思うらしいんですよ。孫が欲しいのに息子のチ◯コがちいせえからって心配して。

おばあちゃんとかは、僕が孫だから嬉しくて毎日(『5時に夢中!』を)見てるわけですよ。家で。志麻子さんとかがチ◯コがちいせえチ◯コがちいせえってバンバン言うから、ちょっとおばあちゃんが悲しんでるらしいんですよ。

身内だからね、俺が出るわけじゃないけど、最後にクレジット出るから、ああ、貴史も元気で頑張ってるなと。ところが何言われてるかっていうと、チ◯コがちいせえ(爆笑)」

――なんか、テレビのプロデューサーって、もっとイケイケで楽しい仕事かと思ったら、謝ることが多いし、チ◯コまでイジられるし、辛いですね。

大川P「めっちゃ俺の部下とか、プロデューサーなんかやりたくないと思ってますよ。予算使えるとか、タレントの卵の枕とか一切ない。枕とかいらないですけどね。嫌なことしかない、マジで。ビビりますよ。悲しいことのほうが多い。まあ、オモシロ熟女と美味しいメシを食えるのは楽しいかな」

――熟女には心強い発言です。熟女と言えば、海を越えてジョディ・フォスターさんが出演してくれたこともありましたね。最初はそっくりさんかと思いましたが。

大川P「MXテレビって、名前だけはいいじゃないですか。首都テレビって。だから海外スターのほうが勘違いして出てくれんじゃねえかって(爆笑)。そしたら、ジョディ・フォスター(出演の)話があって。詐欺じゃねえかと思ったんですけど、命さえ取られなきゃ乗っかろうと思ったら本当で。MXとNHKだけ出演をOKしたっていう。嘘かも知れないけど、乗っかったほうがいいじゃないですか。これからも騙され続けたほうがいいってことですよ!」

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