みんなが大好きなフライドポテト!の魅力をたっぷりと伝え、作り方のコツを教えてくれるのが、『本当に美味しいフライドポテトの教科書』(丸山久美/KADOKAWA)。

じゃがいも、揚げ油、切り方、道具などにこだわった準備にはじまり、上手な揚げ方にいたるまで、抜かりのない説明は、まさに教科書そのものです!

本書で紹介するレシピは59にのぼり、世界各国のフライドポテトから、ディップ、ソース、ふりふりパウダー、アレンジレシピまでと幅広く、様々な楽しみ方ができます。その中から、3つのレシピを作ってみました。

1. 定番フライドポテトwithごちそうに変わるステキなディップ!(P.23、P.57)

じゃがいもを洗い、皮をむく。縦向きに1cm幅の輪切りにし、1枚を1cm幅に切る。カットしたじゃがいもを15分水につけた後、水を切りキッチンクロスの上に並べ、15分乾かし水気をとる。

この「水につける」と「乾かす」という手間こそが最大のポイントです。べとつかない、カリッとした仕上がりを大きく左右します。

鍋に油を注ぎ、乾いたじゃがいもを入れ、点火し120℃まで温度を上げる。3分間キープをした後、ポテトを取り出し、バットの上の網で5分休ませ、水分を蒸発させる。

休ませている間に油の温度を180℃にし、再び揚げてカリッとしたきつね色になれば完成。

今回作ったディップは2つ。「柚子こしょうマヨ」は柚子こしょうとマヨネーズを混ぜて完成。「スパイシーチーズ」は牛乳と小麦粉をよく混ぜ、電子レンジで2分。それにチーズを加え、さらに1分加熱しクミンパウダーとカレー粉を混ぜたら完成。

外はカリッと、中はホクホクとし、思わず笑みがこぼれる美味しさです。ポテトにつけて食べる柚子こしょうマヨは、ピリッとした辛さの風味がよい和風テイストです。

スパイシーチーズは、カレーとチーズの最強コンビで、たっぷりとつけて頬張りたくなります。いずれもビールのおつまみにもってこいのディップです!

2. 体にやさしく、香り豊かな「ノンフライポテトで楽しむ!ガーリック&ハーブ編」(P.30)

じゃがいもを洗い、皮をむく。縦向きに7mm幅の輪切りにし、1枚を7mm幅に切る。水につけた後、乾かす。(※“1.”と同様)

220℃に予熱したオーブンに、オリーブオイルを絡ませたじゃがいもを並べ15分焼き、取り出す。にんにくとハーブ(今回はローズマリーを使用)のみじん切りをふりかけ、再び15分焼いて完成。

ガーリックの風味にすっきりとしたローズマリーの香りが加わり、上品な料理へと大変身!ヘルシーなノンフライで、ローズマリーの美容効果も期待できることから、ホムパ女子会で喜ばれる一品になりそうです。

3. スペインバルでは欠かせない!定番のおつまみ「パタタス・ブラバス」(P.39)

じゃがいもを洗い、鍋で15分ゆでる。包丁で皮に少し切れ目を入れ、そこから手で好みの大きさに割る。180℃に熱した油で揚げ、きつね色に変わり、カリッとなったら完成。

続いてソース作り。フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくのみじん切りと赤唐辛子を炒める。にんにくの香りが出たら、赤唐辛子を取り出し、小麦粉を加えて炒める。

火を止めてからパプリカパウダーを加えて混ぜる。それに白ワインビネガーとトマトピューレを加え中火にかける。ブイヨンスープを少しずつ加えながら混ぜ合わせ、塩で味を調えればソースのできあがり。フライドポテトを器に盛り、ソースをかけて完成。

カリッとした皮が持つ旨みと中のホクホクが一度に楽しめます!そんなポテトは、酸味と唐辛子の辛さがきいたトマトソースとの相性が抜群で、赤ワインが合うと思います。

家で作るフライドポテトは、適した新鮮な油を使い、塩や調味料も調節できることから、外食よりもヘルシーに食べることができると、著者はいいます。

そんなフライドポテトは、毎日の食卓、おやつ、パーティーの場を明るくし、人と人を繋げてくれるパワーを持っているように思います。

ぜひ、「本当に美味しいフライドポテト」にチャレンジしてみてほしいと思います。

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