「オンナ×働く モヤモヤ大特集」

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12月19日、NHKの情報番組「あさイチ」では『女性リアル 年末SP「オンナ×働く」モヤモヤ大特集』が放送され、働く女性のリアルな声が寄せられ話題になっています。

・逃げ恥の原作者、海野つなみさんも出演

出典 https://www.amazon.co.jp

番組には「逃げるは恥だが役に立つ」の原作者である海野つなみさんも出演し盛り上がりを見せました。海野つなみさんは近所にも漫画家として活動しているということは内緒にしているということで、顔出しNGの出演となりました。擦りガラスを前に立てつつも、自由に議論を繰り広げました。

コメンテーターとしてほかに、女優・長野里美さん、作家・本谷有希子さん、『日経DUAL』編集長・羽生祥子さんが参加されています。

・働く女性が抱えるモヤモヤ

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働く女性が抱えるモヤモヤには様々なモノがあります。
例えば「専業主婦は“活躍”していない?」、「働きたくても、保育園に入れない!」、「共働きでも家は夫不在で、ワンオペ家事育児。もうヘトヘト」など、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。

・「ほっといてくれ」

何をしていても、世間に何かを求められる女性たち。モヤモヤは募り「もうほっといてくれ」と思う方も少なくないはずです。

番組ではフルタイム・ワーママ、専業主婦、パート主婦、シングル、介護や保育の現場で働く人など様々な立場の人の赤裸々な意見が番組には寄せられ、大きな反響を呼ぶ結果となりました。

・「一億総活躍社会」について

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特に印象的だったのは、「一億総活躍社会」の実現についてです。

日本政府は日本に住むすべての人が活躍できる「一億総活躍社会」の実現を目標に立てています。

我が国の構造的な問題である少子高齢化に真正面から挑み、「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目的とする「一億総活躍社会」の実現に向けて、政府を挙げて取り組んでいきます。

出典 http://www.kantei.go.jp

首相官邸のHPには一億総活躍社会の実現についてこのように紹介されていました。

番組でもこの「一億総活躍社会」について触れられましたが、これについても女性にはモヤモヤが募っていました。

「働いてる人も主婦の人も、みんな仕事も家事も頑張ってるのに。活躍って、誰の話かなって」

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そもそも、「一億総活躍」という言葉、今の社会は女性はまだ十分に「活躍」していないという意味なのか?ともとらえられるという指摘が番組内で出ました。

・共感する声

女性はすでに活躍しているのに、まるでまだ活躍していないみたいな言い方はないんじゃないかと女性は感じています。

このように、番組の放送後、番組内で討論された内容について共感する声がSNSに広まりました。

・「女も働け」という意味ではない?

それにしても「一億総活躍社会」とは一体どんな社会のことを言うのか、はっきりしたビジョンがしめされていないため、人によってとらえ方が異なりました。

・活躍したいと思っている人ばかりじゃない

そもそも、自分が輝きたくて働いている人だけがこの世の中にいるわけではなく、家族の生活のために働いている人もいるのに、「活躍」なんて響きの良い言葉を使われても…と困惑する人もいらっしゃいます。

・活躍の基準が分からない

政府は何を推進したいのかよくわからないという意見も見られます。どうせ税金を徴収したいだけだろという国への不信感が募っている方もいらっしゃいました。モヤモヤが募りますね。

・男性に"使われる側"立場の女性

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また、番組では女性はまだまだ男性に使われる側の立場にあるという話が出ました。

・男は都合のいい奴隷がほしい

どうせ男は…なんて女性側の不満が表に出る場面もありました。

・『私はこの安い給料では働きません』言える女になる

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そんな討論の中で、逃げ恥の原作者である海野さんは、「こんなことを言いたくないけど、都合よく使われてしまう人って皆都合よく使われてしまう。だって便利だから」と問題点を指摘されました。

海野さんは、雇っているアシスタントさんが「スキルがあるので、時給は高いです」と言っていることから「『私はこの安い給料では働きません』言えるのが、搾取されないためには、大事なのかな」と”使われる側”から抜け出すには女性のスキル向上が必要だとおっしゃったのです。

これにTwitterでは「海野さん、本質をついた」「胸が痛い」と心に響いた方が多かったようです。

・でも時間がない

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しかし、実際は家事に育児に仕事と日々の生活に追われていると、中々自分のスキル向上にまで手が回らないのも事実です。『とりあえず明日を迎えなきゃ』という人たちにとって厳しい社会である、こういった構造的な問題に対しても出演者たちは理解を示していました。

「あんまり女が文句を言って『やっぱり男を雇うか』とならないように、女性みんなで頑張ろうぜ」

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モヤモヤをぶちまけた女性たち、しかし不満を言っているだけでは始まりません。そこで、有働由美子アナウンサーが「あんまり女が文句を言って『やっぱり男を雇うか』とならないように、女性みんなで頑張ろうぜみたいな」と前向きに語り、出演者たちもこれに一斉に賛同しました。

「本当に男女50%50%で雇ってみてほしい」

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そして有働アナは独身女性の立場から「本当に男女50%50%で雇ってみてほしい」と提案しました。女性も男性もどちらが優れているということはないはずです。お互い平等に協力し合える社会に近づけていき、モヤモヤを解消していきたいですよね。

・モヤモヤに共感

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皆様はこの話を聞いてどう感じられましたか。モヤモヤに共感された方も多いのではないでしょうか。様々な意見が出ましたが、少しでもモヤモヤが解消された社会に進んでいくようにこういった議論の場は非常に大切だと感じました。

女性が抱えるモヤモヤ、逆に男性が抱えるモヤモヤ、様々な立場の人のモヤモヤを互いに理解することの必要性について改めて考えさせられた番組でした。

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