日本の伝統工芸「輪島塗り」をご存知でしょうか? 厚手の生地に生漆と米糊を混ぜたもの何層も塗るという、赤い漆で有名な北陸の伝統的製法なのですが、この「輪島塗」や他の北陸の伝統工芸の「加賀友禅」をイメージした観光列車が運行されるそうです。

※下記画像はイメージのため、完成時のデザインとは異なる場合があります。

七尾線観光列車

出典 http://www.westjr.co.jp

この「七尾線観光列車」は北陸新幹線の開業に伴い、北陸新幹線の地域全体への普及を図るために運行される列車だそうです。テーマは首都圏や関西圏などにはない、北陸らしい「和と美のおもてなし」で、外観と車内のデザインは北陸の伝統文化である「輪島塗り」や「加賀友禅」をイメージして作られています。

1号車 車内

出典 http://www.westjr.co.jp

ご覧の通りの鮮やかな模様。赤と黒を基調とした座席シートやテーブルは「輪島塗」で見事に荘厳な感じがします。また天井や床の可憐な草花の模様は自然描写の「加賀友禅」を再現。

1号車 レイアウト

出典 http://www.westjr.co.jp

車内の装飾には全体的に金沢金箔や輪島塗りなどを使用していきます。1号車にはイベントスペースや大型モニターを設け、車内パフォーマンスを行なう予定。出入口やトイレはバリアフリー対応となっているため、車いすの方もご利用いただけるようになっています。

2号車 車内

出典 http://www.westjr.co.jp

2号車では北陸の温泉文化を表現した2~4人用の個室が24席設けられます。ゆったりとした個室空間で美味しいお菓子を味わいながら旅をするのも最高ですね。

2号車 レイアウト

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車両のデザインは近鉄の特急「しまかぜ」を手がけた山内陸平、井上昭二の両氏が担当。また、アートディレクターとして電通の山本俊治氏も参加するそうです。

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

両氏が手がけた観光特急「しまかぜ」は、電車とは思えないまるでレストランのようなレイアウトと丁寧なサービスで人気の列車です。

車内サービス

出典 http://r.gnavi.co.jp

車内サービスとしては、北陸にちなんだ食事の提供の他、和菓子・スイーツ、利き酒セットなどの販売、地元の人による駅・車内でのおもてなしパフォーマンス、伝統工芸品の展示などが考えられています。さらに車内には専属のアテンダントが付いて快適な旅をサポートしてくれるそう。

この七尾線観光列車は、金沢駅~和倉温泉まで年間約150日の運行を予定しています。2015年の10月から運行開始予定らしいので、北陸への観光を考えている方は是非とも乗ってみたいですね。

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