ある男性の動画が数時間前に、LOVE MATTERのフェイスブックページで取り上げられ、徐々に人々の注目を集め始めています。
動画の内容は、以下の通りです。
(下記写真は、後に本人によって投稿された韓国語の字幕入りのYouTubeを使用しています)
以上で動画は終わります。3分16秒。無声です。音楽だけが流れています。
映し出されているのは、ボードに書かれた英語のメッセージと、ブレントさんの優しい笑顔です。
では、実際の動画をご覧ください。12月14日に投稿されたばかりです。
この動画は、最初はブレントさんのフェイスブックに投稿されていました。それを観たLOVE MATTER(感動するお話しを集めたサイトでとても人気がある)が動画をシェアして、紹介しました。
そこに入ったコメントに、「ブレントさん、韓国語でこのメッセージを伝えないと韓国のご両親は理解できないのでは?」と入ったことで、ブレントさんは急遽、韓国語の字幕を入れて同じ動画をYou Tubeに投稿したというわけです。
"I'm trying to find my birth family.... - Love What Matters
"I'm trying to find my birth family. Take a minute to watch this video
フェイスブックの「私は生物学的両親を探しています…」という動画が紹介されたページ
フェイスブックでの動画の再生回数は現時点でもうすぐ30万回に達します。
そしてブラントさんが心から希望しているシェアは、約8,600件です。まだ少ないですね。韓国の人意外は関係ないと思われているのかもしれません。どこでどうつながっていくのか判りませんので、もっと多くの方がシェアしてくださるといいですね。
ブラントさんも、世界中の人々に手伝ってくれとメッセージに込められていました。ちなみに筆者もすでにシェアしています。

This Guy Brent Silkey is Trying to Find his Birth Family, Le
This is Brent Silkey, He was born on May 28, 1986. At St.mary's
他のメディアもこの話題を取り上げ始めました。
コメントは600件近くで、更にブラントさんのフェイスブックページにもどんどん入り始めています。
「あなたのバイオロジカル(生物学的)の両親が見つかることを願います。」「あなたの韓国の両親の繁栄と幸せを祈ります。」などと圧倒的に韓国のご両親がまだ元気でいらっしゃること、そして見つかること、更にブラントさんと会えるように願うコメントです。
ブレントさんの友人がブログでこの件について書いています。
とても人気があるサイトの”LOVE MATTER”で取り上げられ、人々の注目がたくさん集まってきたことで、ブラントさんはこうコメントしています。
みんながとても気になっているだろうことを答えます。
私は私の里親になってくれた両親にとても感謝しています。私はとても優しくて思いやりのある家庭に養子縁組されました。
私が今こうして生物学的な両親を探すことを、彼らは理解して協力してくれています。私の夢は、私を誕生させてくれた親たちに会って、彼らの話を聞くことです。そして彼らに対して感謝することです。この件についてもっと光があたることを願います。
シェアして下さった方たちに感謝します。たくさんのコメントをいただきありがとうございます。これは世界を意味します。
ブレントさんのコメント
Brent Silkey - I'm trying to find my birth family. Take...
I'm trying to find my birth family. Take a minute to watch this vide
12月12日、ブラントさんのフェイスブックページに投稿されたオリジナル動画。これがきっかけとなり、たくさんのシャア及びメディアが取り上げ始めています。
ブレントさんは既に結婚されており、お子さんたちもいらっしゃいます。彼のフェイスブックからとても幸せな家庭をもたれていることが伝わってきます。
自分が父親になったことで、自分を誕生させてくれた親たちは、今、どうしているのだろうと考え始めたのかもしれませんね。
米国では、子供に恵まれない家庭が里親になり、子供たちの養子縁組が一般的になっています。筆者の米国の友人たちの中にも、ブレントさんのような立場の人たちがいます。彼らは皆、自分が養子だということを幼い頃に育ての親から聞かされていました。それを特別な事だという風にはとっておらず、普通に受け止めていた気がします。
日本では、”バイオロジカル(生物学的)な両親”という言葉に対して違和感がある人がいるかもしれません。その呼び方ってどうなの?と思われるかもしれませんが、米国ではそういう言い方はけして変とは受け取られません。お国が違えば言葉の感じ方は違うのかもしれません。
日本は昭和時代に”ママ母”という言葉がとても流行っていました。当時のテレビドラマの影響がとても大きく、”ママ母=いじわる”という印象が強かったと思います。
でも、米国はけしてそのような思考はありません。自分の子供も、養子縁組をした子供もわけ隔てなく、我が子として愛し、慈しんで育てるとことができる人たちが大変多いのは、これは米国人として誇りに思うところかもしれません。
ブレントさんの願いが、いつかブレントさんの韓国のご両親に伝わりますように。
Dear Brent,
Good luck on your search, and I hope you find your family soon !
※本記事は、ご本人様の了承を得た上で公開させて頂いております。