毎日のように世界中を飛び回る高城剛さんが読者からの質問にお答えする、メルマガ『高城未来研究所「Future Report」』のQ&Aコーナー。今回は、混沌とする世界情勢の今後について。

メルマガ読者の方から「自国の利益を何としても守る保護貿易に世界が向かっているのでは?」という質問が届きました。

世界情勢について、かねてから「今後1世紀をかけて世界がひとつになる」と予想している高城さんは、現在の混沌とした社会がいかにして「ひとつ」になるのか、その答えが20世紀初頭の第二次世界大戦前の世界情勢にある、と指摘しています。

混沌とする世界情勢は今後どこに向かうのでしょうか?

Question

今後の世界情勢について質問です。

アメリカのトランプ大統領当選やイギリスのEU離脱など、逆説的ですが、グローバル化故に自国の利益を何としても守る保護貿易に世界が向かっているように感じます。

高城さんは1世紀以上をかけて、世界がひとつになると思うとおしゃっていましたが、今後世界はどのように向かっていくとお考えですか?

高城剛さんの回答

今週は、ついにイタリアも反EU色が、濃厚になってきたことが表面化しました。

そこで、改めて20世紀を紐解けば、80年近く前に大不況になった際、他国の面倒を見れなくなった米国は、輸入制限をして高い関税をかけ(スムートホーリー法)、自国内だけの循環システムを作りました。

しかし、輸入だよりで、循環システムが築けなかった国は孤立し、行政主導による経済体制や内需のための軍備増強へと向かいます。それが、ドイツ、イタリア、日本です。そして、これらの国々で暴走がはじまることになります。

結果はご存知の通りですが、ドイツと日本は、東西の境界にあったことから、戦後、大国の支援を受けられラッキーなまでに復興。

その後、東西の境がなくなり、世界はひとつに向かうことになりました。

しかし、気がつくと、世界はわずかな人たちに私物化されることになったのです。

歴史は、必ず繰り返します

世界はブロック経済に一度向かい、その後、摩擦が生じ、そして再びひとつに向かうことになるでしょう。

権利侵害申告はこちら