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この写真で赤ちゃんを抱きかかえる男性は、ブラジルに住む韓国人のチャンジェさん。

彼は、娘の家族たちと一緒に暮らしていました。当時の彼の日課は、可愛い孫のアランくんとアーサーくんを学校へ送り届けることです。

しかし、そんなある日、娘家族が韓国へ引っ越すことになります。

愛する孫たちと離れ離れになり日課を失ったチャンジェさんは、それからというもの、毎日ひとりで寂しくテレビを見るだけの生活を送っていたといいます。

そんなチャンジェさんの状況を見かねたニューヨークに住む息子のジさんは、彼が幼いころ父によく絵を描いてもらったことを思い出し、ある提案を持ちかけたのでした。

75歳のおじいちゃんがInstagramにイラストを投稿

ジさんが父へ提案したのは、彼に再び絵を描いてもらい、その絵をInstagramに投稿して、遠く離れた場所に住む家族たちと共有するという計画でした。

しかし、今年で75歳になるチャンジェさんは、これまでInstagramどころかメールも使ったことがないアナログ人間。彼は頑なに拒否し続けたそうですが、なんとか絵を描き始めることになりました。

ただ、絵を描き始めた最初のころ、チャンジェさんはこの活動にあまり意味を見いだせなかったといいます。そんななか、彼の気持ちを変えるターニングポイントが訪れました。

それは、2015年4月に3人目の孫であるアストロくんが生まれたこと。

チャンジェさんは「(アストロ君が)大きくなったとき、私はもうこの世にいないかもしれない」と考えるようになり、これをきっかけに、幼い孫に自分の生きた証とメッセージを残すため、Instagramを更新していくと決意を新たにしたのです。

そこからチャンジェさんは、使い慣れないInstagramの使い方を積極的に学び、いまではハッシュタグも使いこなせるようになったそう。

そしてこの「Drawings for my Grandchildren(孫たちへのドローイング)」と題したアカウントは、15万5千人のフォロワーを抱え、孫たちの他にも多くの人々が彼の投稿を楽しみにしています。

そこには、こんな素敵なイラストたちが掲載されています。

孫のアランくんと過ごしたクリスマスのワンシーン。

孫のアーサーくんがブラジルにいたとき、同国の人気サッカー選手であるネイマールの髪型を真似ていたことを思い出し描かれた絵。

これは、3人目の孫のアストロくんの手を描いています。

そんなチャンジェさんの目標は、個展を開いてこれらの作品を販売し、その売り上げで韓国に住む孫たちへ会いに行くことなのだそうです。

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