・「埃じゃ死なない」

お義母さんが我が家に来ると必ず言う言葉です。私は綺麗好きで散らかっていると落ち着かない性分なので、家の掃除は手抜きができません。それはお義母さんに言わせると「潔癖症すぎる」ということになります。

「あのね、埃じゃ人は死なないんだから。掃除なんか完璧にしなくったっていいの。ちょっと汚いくらいのほうが子供たちだってばい菌に強い子に育つんだから。子供と遊ぶ時間がなくなっちゃうよ。子供のことだけちゃーんとやってあげたらいいの。他は二の次」

ものすごいダメ出し。でも不思議と腹が立たないのです。私、頑張りすぎてたのかな、と心がスーッと楽になります。

ちなみに「お皿は翌朝洗うもん(キッパリ)!一晩水に浸けときゃ汚れなんかすぐ落ちるんだから。食べたらさっさと寝なさい」も常套句です。

・「ちょっと寝たら?」

お義母さんの家へ家族で遊びに行くと到着そうそう必ず布団を敷き始めます。「眠くありません」と言っても「いいからいいから。ちょっと疲れているみたいだよ。子供たちは婆ちゃんが見ているからちょっと横になりなさい」

初めは子供の様子が気になるし朝9時に寝ろって言われても…と居心地が悪かったのですが、今はお言葉に甘えていつも横になります。子育て中の睡眠不足がどんなに辛いかよくご存じだからこその思いやり。本当にありがたいです。

・「いつも笑顔で」

私が子供のことでキーッと怒った顔をしていると「いつも笑顔でいたらいいよ。大変な時こそ笑った顔を自分で作るの。笑いながら怒ることはできないでしょ?」と言います。

いつも笑顔のお義母さんに言われると、何も言い返せません。幾多の困難をきっと笑顔で乗り越えて来られたんだろうな、と思うと胸が熱くなります。つらい時によくこの言葉を思い出します。

・「すごいね、えらいね、がんばったね」

子供たちだけでなく、私も夫も、とにかく褒めまくります。ちょっとこちらが恥ずかしくなってしまうくらいです。

でも褒めることは人間関係を円滑に進める大切な要素です。褒めることで『私はあなたの味方ですよ、あなたを見ていますよ』というメッセージも一緒に伝えることができます。人を褒められるって素晴らしいことです。

・「あなたは私の本当の娘だと思っているよ」

私は実母と折り合いが悪くほとんど没交渉。だからこそ、この言葉、すごく泣けました。子育て中はとにかく小さな悩みや不安、喜びなどを誰かに聞いてもらいたいものです。本当にありがたい存在です。

ほかにもたくさんありすぎて紹介しきれません。人生の先輩の言葉は温かくとても優しい。子育てで行き詰まった時、お義母さんのおおらかさに救われることが何度もありました。こんなお義母さんと出会えて本当に幸運だったなと思います。

著者:m.k.

年齢:42歳

子どもの年齢:7歳10か月と1歳半

7歳女の子と1歳男の子のママです。趣味は料理とお絵かきと読書です。息子のような夫がいます。夫の影響でSOULやFUNK、JAZZなどの音楽を好んで聴きます。

毎日、ドタバタとにぎやかに暮らしています。子供たちと過ごす、かけがえのない毎日を愛しています。どうぞよろしくお願い致します。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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