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この写真の少年は、アメリカのメリーランド州に住むトーマス・ムーアくん。

右側の写真は、今年で10歳になる彼が2年間伸ばし続けてきた自分の髪の毛を手に持っている様子を写したものです。

はたして、彼が髪の毛を2年間も伸ばし続けた理由は何なのでしょうか?

ガンと戦う少女たちをハッピーにしたい

彼が髪を伸ばしはじめたのは2014年。トーマスくんは当時8歳でした。

彼は、ガンと戦うひとりの少女の動画を見て、テキサス州のヒューストンで闘病中のキッシー・アンドリュースちゃんのことを知ります。

そこでトーマスくんは、ガン治療で髪の毛を失った彼女を「ハッピーにしてあげたい」という純粋な気持ちから、自身の髪をプレゼントしようと思いついたのでした。

そうして髪の毛を伸ばし始めてからしばらく経った2015年の6月。残念なことに、キッシーちゃんはこの世を去ってしまいます。

しかし、彼はここで髪を伸ばすことをやめませんでした。彼女と同じ境遇にいる人々へ髪を寄付することを新たに決意し、引き続き髪を伸ばし続けたのです。

そうして迎えた2016年9月、ついに彼は伸ばした髪の毛を切ることになります。そのとき、髪の長さは約40cmにまで伸びていて、ウィッグを3つ作れるほどの毛量になっていたそうです。

この2年ぶりとなる散髪の様子を彼のおばさんがTwitterにアップすると、6万件以上のリツイートと12万件以上の「いいね!」のリアクションが巻き起こり、テレビのニュース番組などでも報道され話題となりました。

そして彼の髪の毛は、キッシーちゃんの名を冠した小児ガンと戦う人々を支援する慈善団体へ寄付され、彼の髪を必要としている人々のもとへ届けられるそうです。

こうして2年間にわたり髪を伸ばし続けてきたトーマスくん。彼はしばらく今の髪型を楽しんだ後、来年の新学期から再び髪の毛を伸ばしてこの活動を再開させるといいます。

彼はその理由について、「僕はすべての女の子が長く美しい髪を持つ権利があると思う」と力強い言葉で語っています。

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