記事提供:mamaPRESS

ママになって以来、毎日しているのが“抱っこ”ですよね。愛するわが子を抱っこするのはうれしいことだけど、正直肩や背中は凝りまくり…「ちょっとしんどいな」なんて思っている人も多いのでは?

そんなママ必見!赤ちゃんがすぐに泣き止み、しかもママもつらくない抱っこの方法があるんです!

まるで魔法のよう!ママも赤ちゃんもうれしい『まぁるい抱っこ』って?

今回ママたちにおすすめしたいのが『まぁるい抱っこ』。正看護師であり育母道代表の辻直美さんが考案した抱っこの方法で、赤ちゃんが心地良く、安心できるM字開脚の姿勢で抱っこするのが特徴です。

最近メディアでもよく取り上げられているので、聞いたことがあるママもいるのでは?鈴木おさむさん&大島美幸さん夫妻はじめ多くの芸能人も、ブログなどで絶賛しています。

そして筆者自身も、3人目にしてこの『まぁるい抱っこ』を育児に取り入れたところ、まさにいいことづくし!それまでの悩みもすべて解決してしまったほど!

ギャン泣きしていた赤ちゃんも、この『まぁるい抱っこ』をするとすぐに泣き止みます。(嘘でなく、ものの3秒で泣き止むんです!)

赤ちゃんを包み込むように抱っこするので、ママとの密着感が高いのもポイント。普通の抱っこよりも軽く感じるから、ママにとってもつらくない抱っこ方法なんですよ。

また、M字開脚を意識することで、赤ちゃんの太ももの付け根にある股関節の骨が外れてしまう『股関節脱臼』を防ぐこともできます。

実際にチャレンジ!『まぁるい抱っこ』のやり方

では、実際にまぁるい抱っこをしてみましょう。押さえておきたいポイントをお伝えします。

(C)斎藤浩(講談社写真部)

■ポイント1 赤ちゃんの頭をママのデコルテの位置に合わせる

まずは、ママの体の軸と赤ちゃんの体の軸を合わせること。赤ちゃんの頭が自分の首から胸元のあたりになるようにします。

こうすることで、赤ちゃんの体をしっかりと受け止めることができます。新生児なら、頭頂部が鎖骨のあたりにくるくらいのイメージです。

■ポイント2 横からみると、赤ちゃんが“も”の字を描いている

抱っこして横から見たとき、赤ちゃんの体がひらがなの“も”の字のようになっていればOK。赤ちゃんが体全体をママに預けているので、首はママのデコルテあたりにピタッとくっつきます。

(C)斎藤浩(講談社写真部)

■ポイント3 赤ちゃんの脚は“M字開脚”で

M字開脚は、赤ちゃんが自然にリラックスでき、安心できる姿勢です。股間がママの方を向いていて、膝がお尻よりも高い位置にくるように。赤ちゃんの足の指は外側を向いているのがポイントです。

■ポイント4 赤ちゃんのお尻~膝ラインは、緩やかな“V字”

赤ちゃんは、気持ちがいいときや体がリラックスしているときは、力が抜けてお尻が柔らかくなります。お尻から膝にかけてのラインが緩やかな“V字”になっているかをチェックしましょう。

効果絶大!『まぁるい抱っこ』を実践してみて

筆者には3人子どもがいますが、辻先生の講座に何度か参加し、まぁるい抱っこを取り入れて育てている3人目は、上2人のときに悩んでいたことが軒並み解決しています。一部ですが、その様子をお伝えしますね。

■パパの抱っこでもゴキゲン!

なんといっても、コレに尽きます。上2人は、どうしても私の抱っこじゃないと泣き止まないことが多く、パパも自信をなくしていました。でも、まぁるい抱っこをマスターした3人目は違います。

ギャン泣きしているときでもパパがサッと抱っこすると、すぐに泣き止み、ゴキゲンに!そしてそのまま寝てしまうことも!私も大感動、何よりパパがすごく子育てに対して自信が持てたようで、ほかの育児にも積極的に関わってくれるようになりました。

■“寝ても置いたらすぐ起きる”の無限ループから脱出!

1人目のときは特に、抱っこで寝ても、ベッドに寝かせるとすぐに泣いて起きる…という悪夢の無限ループに陥っていました。

それがまぁるい抱っこだと、そのままの姿勢が保てるように寝床を工夫し、そっとベッドに置けば…そのままぐっすり!いわゆる『背中スイッチ』が発動することはほとんどありませんでした!

■毎日快便!便秘知らずに

まぁるい抱っこをすると、ものすごく快便になります。昨日から出てないな…なんてときも、まぁるい抱っこをしている最中からオナラを連発!そのあと、大量に便が出たことが何度もありました。おかげで、3人目は便秘知らずです。

■授乳もスムーズに

まぁるい抱っこは、ただ抱っこするときだけでなく、授乳のときの姿勢にも活かせます。

ママが赤ちゃんに“飲ませる”のではなく、赤ちゃんが自分から“飲む”ためのお手伝いをするという意識で、授乳時も“も”の字の姿勢を心がけたところ、しっかりとゴクゴクおっぱいを飲んでくれるように。ゲップも出やすくなり、授乳トラブルが激減しました。

■上の子とも密なコミュニケーションができる

まぁるい抱っこは、赤ちゃんだけでなく、大きくなった子どもにももちろんできる抱っこです。より密着感が高く、重さをあまり感じないので、上2人も「抱っこして~!」と言ってきます。以前よりも、親子のコミュニケーションが密になった感じです。

■グズることがほとんどない!

そのほかにも、3人目は上の子の用事のために新生児の頃からいろいろ連れ回されていますが、どこに行ってもクズることがほぼありません。ママ友たちにも、「グズったり泣いてるところ、見たことない!」と言われるくらいです。

もちろん、まぁるい抱っこだけでは泣き止まないときもあります。そんなときは、お腹がすいた、おむつが汚れているなど不快なことがある、遊んでほしい…何か赤ちゃんの要求があるはず。

赤ちゃんは心地いい状態であれば泣きません。それを敏感に感じ取れるようになったのも、まぁるい抱っこを取り入れたおかげだと思っています。

抱っこは単に子どもを抱くツールではなく、わが子の“命”を包み込む、大切なコミュニケーション。まぁるい抱っこをマスターすると、わが子がより愛おしくなって、ずっと抱っこしていたくなっちゃうかも!抱っこで悩んでいるすべてのママにおすすめです。

監修/辻直美

正看護師。育母道代表。吹田市民病院(整形外科、内科、産婦人科、救急)に勤務後、大阪府より任命され上海での医療提供活動を、帰国後は聖路加国際病院救命救急センター勤務を経て、国際救命救急災害レスキューナースとして活動中。

看護師として働く傍ら、自身の育児をきっかけにスリングと出会い、Sling lifeアドバイザー協会を設立。現在は、抱っこの仕方、スリングの活用法、親としての在り方、災害時の対応法など、さまざまな講演会や講座を全国で開催している。

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