銀シャリ優勝で幕を閉じた「M-1」

先日、12月4日に開催されたお笑い日本一を決めるビッグイベント「M−1グランプリ 2016」(テレビ朝日系)。
昨年準優勝の悔しさをバネに成長を遂げた西の正統派漫才コンビ「銀シャリ」が見事優勝を勝ち取り、大いに盛り上がりましたよね。

例年にも増して熱気ムンムンの激闘が繰り広げられた今回は、「銀シャリ」の他にも準優勝の「和牛」や「スーパーマラドーナ」、「カミナリ」といった若手コンビも注目を集めるなど、まだその熱は冷める気配を見せません!

そのプレッシャーは出場者以上!?

また、毎年出場するコンビと同じく大きな注目を集めるのが…
審査員の存在ですよね!

毎年放送後に、「この審査員は○○点だった」「あの審査員は、誰に投票した」などと話題になるのはもはや恒例となっています。

そんな重責を担う審査員、今年はオール巨人さん(オール阪神・巨人)、上沼恵美子さん、松本人志さん(ダウンタウン)、礼二さん(中川家)、博多大吉さん(博多華丸・大吉)の5人が務められていました。

「M-1グランプリ」では、出場するコンビはもちろんのこと、それ以上に審査する側にも相当なプレッシャーがのしかかっているといいます。

審査員の中では一番の大御所、芸歴41年のオール巨人さんでさえも、ブログで…

しかし審査員は、皆さんの想像以上に疲れるんですよ、番組が始まる前は、スタジオ横に前室が有るんですが、審査員は殆どが無言でした(笑)

決勝ファイナリストの3組、本当に悩みました
一組を選ぶという形ですが、
あれを点数制にしたら、又同点って可能性もあったでしょうね、

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

と綴っていたり、

これまでに4回の「M-1」審査員を務めている上沼恵美子さんも、番組冒頭の審査員紹介の時に…

昨日から寝ていません。来年の活躍がこの番組で決まるじゃないですか。そういう重荷を担って…。」

出典「M-1グランプリ 2016」(テレビ朝日系・12月4日放送)

と、冒頭からただならぬ緊張感を背負っていた姿が印象的でしたよね。

また、「M-1」と並んで注目を集める存在である「キングオブコント」(TBS系)の審査員経験があるバナナマンの二人も、大会後のラジオ番組で…

「(他の審査員と点差が開くと)「ヤベェ」と思うよね。「あれ?俺だけ違う」って」

こっちも審査されているような気になる

出典「JUNKバナナマンのバナナムーンGOLD」(TBSラジオ・10月7日放送)

と明かしていました。

自らも芸人である審査員にとって、コンテスト出場者は所属事務所を問わず全員が可愛い後輩に違いありません。
これまで一生懸命頑張ってきている姿を一番近くで見ているからこそ、自らの点数や1票が、その後の活躍に大きく影響を与えてしまうというのは、とても心苦しいものであることは容易に想像できますよね。

また、審査の指標が曖昧で、”好き嫌い”が大きく影響する分野でもあるだけに、「他の審査員や視聴者と意見が違わってしまったら…」という心配が生まれるのも無理はありません。

「やったって誰も得しない」初めて審査員を務めた博多大吉の思い

多くの審査員経験者が、そのただならぬプレッシャーを明かす中、今年初めて「M-1」の審査員に抜擢された博多大吉さん(写真右下)も、審査員になることを決めるまでの間に葛藤があったということを明かしました。

審査員の中で最も若手であり、「M-1」での優勝経験者でもない大吉さん。ファイナリストの顔ぶれもまだ決まらない頃に、審査員のオファーを受けたそうですが、その時一番に思ったのは「やりたくない。やったって誰も得しないし、僕が審査員なんてオカシイし、そんなの嫌だ。」という、嫌悪感だったそうです。

2014年に「THE MANZAI」に出場し、見事優勝している大吉さん。つい最近までコンテストに出場していただけに”審査される側”の気持ちも痛いほど分かっていたのでしょう。
しかし、そんな大吉さんの思いを変えたのは、”あの人物”の言葉だったそうです。

博多大吉に審査員になることを決意させた言葉とは…

審査員になることについて、断固拒否!の姿勢を見せていた大吉さんでしたが、ある人の言葉でその考えが大きく変わることになったといいます。

その人物というのが…

松本人志さん!

「M-1グランプリ」では最多となる10回も審査員を務めているほか、「キングオブコント」でも2年連続で審査員を務めるなど、今やお笑いコンテストになくてはならない存在になっている松本さんですが、実は彼も審査員を務めるのは嫌なのだそうです。

しかし…

「後輩のためや。
自分が出ることによって”松本人志”の名前で(取り上げてくれる)ネットニュースが1つでも増えて、ひとりでも多くの人が若手のネタを観てくれるんなら、俺はその役をやらなあかんやろ」

出典「たまむすび」(TBSラジオ・12月7日放送)

という考えで審査員の仕事を引き受けているといいます。

下手をすれば自らが嫌われ者にもなりかねない審査員の仕事ですが、全ては話題作り。後輩のため。という一心でやっているのだそうです。

そんな松本さんの考えを知ったという大吉さんは、「ここで逃げるのは男じゃない」と、審査員になることを引き受けたそうです。

やっぱり、松っちゃんの考えはかっこよすぎる!

多くの審査員経験者が「嫌」「逃げたい」「もうやりたくない」など、マイナスなコメントを発信する一方で、そういった弱音や愚痴を一切吐かずにこれまで多くの審査員をやり続けてきている松本さん。

これまでに彼が優勝を決めたコンビの何倍も、彼の審査によって優勝を逃したコンビがいたことを思えば、後輩思いの彼が胸を痛ませずにこの仕事をやっていたとは思えませんよね。
しかし、後輩のために”お笑いコンテストという大きな壁”を自ら築き続け、その試練を与えている松本さん。そんな彼の背中を見て、彼のように後輩思いで熱意ある芸人たちが多く育ってゆくのでしょう。

嫌われ役も、後輩のためにと自ら背負って立つ姿は、なんとも男らしくてカッコイイですね!

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