現在放送中の朝ドラ『べっぴんさん』

現在放送中の連続テレビ小説『べっぴんさん』(NKH)。

アパレルブランド「ファミリア」創業者の坂野惇子氏の人生をモチーフとし、戦後の混乱期をたくましく生き抜く女性たちの姿を描いたストーリーが人気を博していますよね。

主演の坂東すみれ役は期待の若手女優、芳根京子さんが演じています。

ここまでのあらすじは?

繊維工場を営む父の元、裕福な家庭で育ったすみれでしたが、女学生時代に太平洋戦争が勃発。ほどなくして結婚した夫との間に子供を身ごもるも、夫は戦地への出兵が命ぜられ、母一人、子一人で夫の帰りを待ち続けるという辛い時代を送ります。

故郷の神戸も大規模な空襲に遭い、生家は消滅、預金封鎖などにより苦しい生活を余儀なくされてしまいます。
そんな状況下で、「自分の力で生き抜かねばならない」と悟った すみれは、女学校時代の友人らとともに子供用品ブランド「キアリス」を立ち上げます。

良質な繊維製品が乏しい時代、「子供のために良いものを」という母親ならではの思いが詰まった製品は大ヒットし、徐々に事業を拡大していきます。

子供を持つ女性が働くことは珍しかった時代、夫や周囲の反対、またビジネスパートナーとの衝突がありながらも、困難を乗り越えて行く すみれたちの姿が力強く描かれたストーリーが、多くの共感を呼ぶ話題作となっています。

子育てと仕事の両立に悩む母の姿は、いつの時代も同じ

同作で、”女性創業者”という立場と同じように大々的に描かれているのが”働く母”という姿です。

保育園に預けることすら”可哀想、非常識”と捉える人が多かったこの時代、子を持つ母親たちが働くということは、並大抵の苦労ではありませんでした。

そんな、仕事と子育てに奮闘する母親の姿を描いたストーリーも共感できることばかりで感動的!と話題になっています。

育児ノイローゼの母を救ったセリフが話題に

すみれと一緒に「キアリス」を立ち上げたメンバーの一人である小澤良子(演・百田夏菜子さん)の一人息子、龍一(通称”龍ちゃん”)

龍ちゃんは、保育園入園も1日で断られてしまい、すみれたちの仕事道具に落書きをするなど、叱っても叱っても悪さが止まらないという、度を超えたヤンチャ坊やとして描かれています。

良子は夫や周りの人たちから「お前の育て方が悪い」と責められるうちに、「どうしたら言う事を聞いてくれるのか、どうやって育てればいいのか…」と悩み、次第に育児ノイローゼのような状態に陥ってしまいます。

そんな妻のことを心配し、すみれの元を訪ねた夫に、すみれの娘の乳母をする女中の佐藤喜代(演・宮田圭子さん)が、かけた言葉が深イイと話題を呼んでいます。

「手のかかる子は、ええ悪いやなくて。人の何倍も手のかかる子はおるんです。」

「(そいういう子には)何倍も手をかけてあげたらええんです。」

「周りに何人も大人がおるでしょ。誰が親やなくて、みんなで育てるんです。」

出典『べっぴんさん』第57話(NHK・12月7日放送)

子供のせいにするでも、母親のせいにするでもなく、「周りの大人がみんなで手をかけて育ててあげればいい。」とアドバイスをした喜代さん。

今の時代にも通ずる、とても深い言葉ですよね。

子育て世代から共感の嵐!

多くの子育て中の親たちが深く頷き、涙したという喜代さんのセリフ。
SNS上にも、多くの共感の声が寄せられています。

あれもこれも、と一人で抱え込んでしまいがちなお母さんたちの中には、喜代さんのセリフによって暗闇に一筋の光が差し込むような感覚を覚えたという人も多かったのではないでしょうか?

また、子育て中の人に限らず、保育士や学校の先生、後輩や部下の指導に当たる社会人にも、ズバリ当てはまるセリフでしたよね。

”社会で子を育てる”ことを見直させてくれた、喜代さんの言葉

子育てを母親一人の責任にせずに「みんなで協力して行うべき」という喜代さんのセリフ。私たちがつい忘れてしまいがちな大切なことを呼び起こされた気がしますよね。

また最近では、犯罪から子供を守るためにご近所さんとの挨拶を禁止している家庭も多いと言われています。
時代の流れなのか、周囲とのコミュニケーションが薄れていくことを感じずにはいられない昨今。

喜代さんの言葉は、そんな社会問題を今一度考え直させてくれるきっかけにもなったのではないでしょうか。

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