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防衛大学校の「第64回開校記念祭」が、2016年11月19日と20日に開催されました。

この開校記念祭でのメインイベントといえば、150人の精鋭部隊が誇りと名誉をかけて激闘を繰り広げる伝統競技「棒倒し」。

将来の国防を担うエリート集団が戦う2分間を見るために1万4千人以上の方が会場へと足を運び、今年も大盛り上がりとなったようです。

■防衛大学校とは?

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陸上・海上・航空各自衛隊の幹部自衛官となるべき者を育成する防衛大学校。

学生は採用試験により採用され、4年間の教育訓練ののち、さらに陸上・海上・航空各自衛隊の幹部候補生学校での教育訓練を経て初級幹部である三等陸・海・空尉となる、いわば国防のエリート養成機関。

学生は防衛庁職員としての身分を有し、講義や訓練も無料で「学生手当」という名目の給与が支給されます。昔は応募条件に男子であることが求められていましたが、1992年度からは女子の入校も認められるようになりました。

■防衛学校の棒倒しがスゴい!

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そんな防衛大学校において、1954年以降の『開校記念祭』で毎年行わる「棒倒し」は、春のカッター競技、年度末の断郊競技に並ぶ三大競技の一つ。

学生の闘争心を育成するために旧日本海軍の海軍兵学校(江田島)で古くから行われていたこの「棒倒し」。学生が、それぞれ所属する大隊の名誉をかけて優勝を狙い、激しく戦う様子から、防衛大学校の開校記念祭においては言わずと知れた催しの一つです。

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防衛大の三大競技とされる棒倒し。ルールは、①試合時間は2分間、②棒の角度が30度を超えたら負け、③棒が倒れずに勝負が決しない場合は試合中に起きた反則回数が多い大隊が負けの3つ。

優勝大隊には「棒倒し優勝大隊」と記された看板、優勝旗、優勝カップなどが授与され、学生宿舎に飾られることとなります。

所属する大隊の誇りをかけた闘い

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1チームは150名の選手で編成され、その中でさらに攻撃陣と防御陣に分かれています。そして攻撃陣と防御陣の中でさらに選手の特性に応じた役職分けが為されており、それぞれのパートが与えられた任務を基に、全体が組織的に行動します。

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競技は各大隊ごとに緻密な作戦が立てられ、棒を囲んで守る「サークル」、跳びついて棒を倒す「突攻」など選手たちは与えられた任務を基に行動し、所属する大隊の誇りをかけて熱い闘いを繰り広げます。

互いの戦略を諜報するスパイ係まで存在

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なんとその中には、互いの戦略を諜報するスパイ係まで存在。主に女子学生が相手の練習情報などを収集するそう。

■実際に見た方たちのSNSでは…

写真でも迫力が伝わります。

試合前からかっこいい!

第二大隊の圧倒的な強さ。

勝った者が強いのだ…。

感動の2分間…。

色んな意味で、棒倒しファンは多い。筋肉とか筋肉とか筋肉とか腹筋とか…(笑)

ほしいですね(笑)

選手は開校記念祭の1ヶ月前から朝・昼・夕の練習を積んでおり、それがわずか2分間の戦いで勝敗が決まってしまうというのは大変儚いもののように思えますが、それゆえに勝利した者達の歓喜っぷりや、敗北した者達の悲しむ様子は、大変気持ちのこもったものになっていると言えるでしょう。

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練習で怪我をする選手もいるほどの気合いで望む棒倒し。優勝した時の喜びはひとしおでしょう。

精鋭部隊150人対150人の誇りをかけた戦いを見に、来年11月に開催される開校記念祭の際は会場まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

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