ネットやテレビで話題のニュースに関して、編集部が独自の切り口で取材調査をする「ソコ行く!?ソレ聞く!?取材班」のコーナー。今回も興味深いお話を伺ってきました!

2016年も残りわずか。今年の芸能ニュースを振り返ってみると、「有名人の不倫」がお茶の間を賑わせたことが思い起こされます。

年明けすぐに、タレントのベッキーさんと、「ゲスの極み乙女」川谷絵音さんの不倫が発覚したことを皮切りとして、「ファンキーモンキーベイビーズ」のファンキー加藤さんと、アンタッチャブル柴田さんの元妻とのW不倫、漫画家の浦沢直樹さんと、大手出版社社員の女性との不倫など、次から次へとスクープが飛び交いました。

同じ不倫でも責められる人、責められない人がいるのはなぜ?

しかし疑問に思いませんか。同じく不倫をしていても、激しく批判された人と、そうでない人がいます。この差はどこで生まれるのでしょうか?

80名以上のカウンセラーが所属する「カウンセリングサービス」の心理カウンセラー・那賀まきさんに取材を敢行。「不倫して炎上した有名人」と「そうでない有名人」の違いについて伺いました。

出典那賀まきさん提供

心理カウンセラー・那賀まきさん

ベッキーが大炎上したのは、抱いていた「理想」が裏切られたから

ーー「ベッキーさん&ゲス川谷さん」の不倫では、2人への批判に差がありました。この違いはなぜ生まれたのでしょう?

那賀さん:その理由は、2人の「キャラクター」の影響が大きいです。ベッキーさんはもともと好感度の高い優等生キャラでした。一般の人にとって、ベッキーさんは不倫とは真逆のところにいたことになります。

人は知らず知らずのうちに、他人がキャラクター通りに行動するだろうと期待をしてしまいます。優等生の印象があるベッキーさんが不倫をすれば「理想」が裏切られたと感じてしまう。だから批判が激しくなったのではないでしょうか。

一方、「ゲスの極み乙女」の川谷さんはミュージシャンで、男性。「浮気しても、おかしくはない」と思われやすいキャラクターだったといえます。2人にはもともとキャラクターの違いがあったんです。

誠実さの見える謝罪で、批判を鎮めたファンキー加藤

ーー記者会見をきっかけに、ベッキーさんへの批判が加熱したように感じましたが、こういった記者会見も影響があるのでしょうか?

那賀さん:ベッキーさんは、最初の記者会見でウソをついていたわけですよね。しかも、報道陣からの質問を一切受け付けなかった。誠意のなさが見えてしまい、印象はグッと悪くなりました。

逆に、ファンキー加藤さんの場合は、記者会見で批判の勢いを弱めることができていました。彼は事実を認めた上で、「責任の多くは僕にある」と口にしました。人は謝られると溜飲が下がり、たいていの怒りは静まります。だからすぐに批判が収まったんです。

さらにアンタッチャブル・柴田さんも、元妻と加藤さんの不倫に対して「加藤ちゃんも思い悩んだところもあると思う」「怒ってもめて困るのは子供や家族」などとコメントをしているんですよね。つまり当事者間で問題が解決していることが分かるので、騒動を見た人も批判する気持ちが起こらなかったのだと思います。

浦沢直樹の不倫疑惑が批判されない理由

ーー漫画家・浦沢直樹さんの不倫疑惑に関しては、叩く人が非常に少なかったように見受けられます。

那賀さん:そうですね。もし浦沢さんの不倫相手が10代・20代の女性が相手だったら批判が起きたでしょう。しかし浦沢さんのお相手は、同年代の50代の方なんですよね。その上、30代前半のベッキーさんと比べると、50代である浦沢さんに対して「理想」を抱く人も少ないのではないかと。

もし批判の対象になったら、まずは平謝りを

ーーもし私たちが不倫などのトラブルで周囲から批判された場合、どのように対応すべきでしょうか?

那賀さん:自分に否があるならば、まずは平謝りをしましょう。誠意をもって、「自分が悪かった」という気持ちを相手に伝えるようにしてください。

すると、相手のほうから「なぜ、こんなことしたの?」と聞いてくるはず。そこで初めて、釈明をしましょう。相手から聞かれて答える形にすれば、自分の言葉が言い訳として捉えられづらいんですよ。

批判が収まるまでは、時間がかかるかもしれません。しかし、ものすごく反省している人には強く当たれないものです。まずは誠意をもって謝罪。これが大事です。

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