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12月1日~5日にかけて行われたNFLの試合で、「My Cause My Cleats」(私の主張、私のシューズ)と呼ばれるユニークなチャリティーキャンペーンが実施されました。

このキャンペーンでは、各選手たちがそれぞれ興味を持つ慈善活動に関するイラストをスパイクに描くことで、それらの団体をサポートしています。

通常、NFLのルールではスパイクにイラストを描くことを禁じていますが、今回に限り特別に認めているのです。

同キャンペーンには500名以上の選手たちが参加。イラストが描かれたスパイクは試合後にNFLのオークションにかけられ、そこで得られた収益は選手たちがサポートを表明したそれぞれの団体へ寄付されます。

それでは早速、その一部を紹介していきましょう。

スパイクにイラストを描いて慈善活動

メガネがトレードマークとなっているデンバー・ブロンコスのボン・ミラー選手。

彼は、メガネが必要な貧しい子供たちに眼鏡を届ける団体をサポートしており、スパイクには視力検診表がモチーフになったイラストが描かれています。

また、ダラス・カウボーイズのエゼキエル・エリオット選手は大のペットが好きということで、犬のイラストをスパイクに描き、動物保護団体をサポートしています。

スパイクに込めた、亡き友との物語

そして、マイアミ・ドルフィンズのジャービス・ランドリー選手は、彼の友人が難病の「嚢胞性線維症(のうほうせいせんいしょう)」になった経験から、この病と戦う人々を支援する団体をサポートしています。

この活動をサポートするきっかけとなった友人は、彼が高校生の頃に知り合ったマヤさんという女性。彼女が発症した「嚢胞性線維症」は、体内で粘度の高い分泌液が生成され、それが各器官の管に詰まり、呼吸困難や消化機能の低下を引き起こす難病です。

彼女はこの病と戦いながら大好きなダンスを続ける努力家で、プロバスケットボールクラブのダンスチームのメンバーにも選ばれました。

彼はそんなマヤさんのことを「彼女のハートは特別だ」と表現し尊敬。頑張る彼女の姿に勇気をもらい、自身もフットボールに励んだといいます。

しかし、残念なことに彼女は24歳という若さでこの世を去ってしまいました。

ランドリー選手は、「世の中にはたくさんの病がある。しかし、この病は私の人生に最も影響を与えた病だった」と、今回同団体をサポートした理由を説明しています。

このように、一足一足のスパイクに各選手の思いが込められた今回の「My Cause My Cleats」。

NFLのファンたちからは、「とてもいいアイディアだと思う」「毎週やってほしい」「いままで知らなかった様々な慈善活動を知るきっかけになった」など、好意的な意見が数多く寄せられています。

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