◆なぜだか涙が止まらない…映画『この世界の片隅に』

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映画の口コミサイト『映画.com』『Yahoo!映画』などでも高評価の映画で、なんと全国87館での公開にも関わらず、興行成績(動員数)はなんと現在4位。(2016年12月5日発表)それだけたくさんの人が注目している映画です。

こうの史代さんが原作を手がけ、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、そしてテレビドラマ化もされ、今回も映画化にもされるぐらいたくさんの人に愛されている漫画です。

◆芸能人も注目

ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんも映画を観たそうです。映画を観終わったあと、気を張らないと涙が出るって、それだけ映画から得たものが大きいってことですね。

現在話題のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に出演中の女優 石田ゆり子さんも作品についての素晴らしさをインスタで語っています。

◆映画『この世界の片隅に』のあらすじ

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時は戦時中の昭和20年。広島の呉で主人公すずの日常を描いています。日常といっても、昭和20年は戦時中で現代の日常とは異なります。結婚も言われるがままに嫁ぐ、空襲警報がなる日々、食料も満足に得られない…それがすず達の日常でした。

そして8月6日、原爆を投下される日が刻々と迫ってきます。

◆お涙頂戴だけではない!笑いもあり!

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実はこの映画気にはなっていたのですが、あまり暗い話は好きじゃないので、どうなのかな~と調べてみたら笑いもありとのことでした。主人公のすずさんが天然ボケな役というのもあり和やかな雰囲気で観れそうです。戦争ものって聞くとどうしてもその部分が気になりますよね。

◆脚本・監督は片渕須直さん

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なんとジブリ映画『魔女の宅急便』の演出補としての経歴もあります。『名探偵ホームズ』(脚本)『名犬ラッシー』(監督)『アリーテ姫』(監督・脚本)『マイマイ新子と千年の魔法』(監督・脚本)など実力もある監督です。

◆広島と東京を何度も往復。映画完成まで6年の歳月をかける

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片渕監督は何度も深夜バスで広島行って、深夜バスで東京へ帰るという生活をしていました。そして細部を再現するためにこれだけの資料を集め(上記の写真)、作り上げた映画なんです。資料を集めるだけでも時間はかかり、そこから見て学び描く…相当な時間を費やしていると思います。

観ている人からすれば、映像というのは映るのは一瞬です。私みたいに当時の呉を知らない人からすれば、言葉は悪いですが、適当に描いたってわかりません。片渕監督は当時の呉を知っている人達にあの頃と同じだと感じてもらえるぐらい細部までこだわっています。

◆当時のご家族まで登場させるほどの再現力

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片渕監督が戦争を体験した方に直接お話を聞いたりしながら、再現した町並みです。現在はインターネットや写真も当時に比べたら手軽に簡単に撮れますが、当時の町並みを再現するには映像などは少なく、人の記憶を辿るしかありません。こちらのシーンで映し出されている場所は今は平和記念公園になっています。

今はもうこう当時の町並みは残っていません。キチンと再現するために、たくさんの方にお話を伺ってできたシーンなのです。そう思うとパッと映し出される絵にどれだけの歳月がかかっているのか考えたら、観ている私たちも細部までみたくなります。

そしてこちらのシーンで出てくる人物の何人かはお話を伺ったご家族が登場しています。

◆お金がない…貯金はゼロ間近、1日1食4人で100円生活

いや、うちの奥さんも監督補だから。ただ最後は、貯金が4万5,000円になりました。そうなったところで「さすがに……」と丸山さんが少しお金を準備してくれました。あと、子どもの学費の支払いなど、節目ごとに少しずつ出してもらっていました。
最終的に企画が成立するまでの立て替えだと考えてはいましたけれど、貯金の残高が4万5,000円になると、さすがにおののきますね。貯金がその額になったころから、家族で1日、1食100円にしましょうということになりました。一人ではなく一家4人で100円です。100円でもいけるんですよ。

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映画を作るというのは大変な労力とお金がいるとは思いますが…まさか貯金が4万5000円、1日1食4人で100円で生活していたというのは驚きです。一緒に苦労をともにしたご家族や奥様の支えもあって、素晴らしい映画がこの世に送られたと思います。さすがに貯金がゼロ直前になったら、筆者ならアタフタしてしまいますが、片渕監督を支えた奥様は素晴らしいと思います。

◆夫婦二人三脚

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夫婦二人三脚ってこういうことなのかなと思いました。実は奥様のお名前は浦谷 千恵さん。片渕監督が関わっている作品『アリーテ姫』『名犬ラッシー』『マイマイ新子と千年の魔法』などでも一緒にお仕事をされています。『この世界の片隅に』でもポスターの作画や監督補、画面構成を担当しています。

4人で1食100円のメニューを考えるって並大抵じゃできません。貯金もなくなったら不安で仕方ありません。奥様ご自身も映画に関わっているとはいえ、片渕監督のことを家族で支えあったんですね。

心の底から支えあい、尊敬しあえる素敵なご夫婦だから、心温まる素敵な映画が生まれたと思います。

◆クラウドファンディングで資金を集めるニュータイプの映画

不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。

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2000万円を目標に呼びかけたのですが…なんとわずか19日で目標額達成したのです!3374人の方が支援したのですが。それだけこの映画を見たいと思って支援したんです。そして第二弾として片渕監督を海外へという企画では1000万円を目標したところ1日で1500万と突破し、現在新規の支援を控えてもらうという異例の事態になっています。

今までお金がないから映画を作るのは諦めるという方もたくさんいたと思います。しかし、いい映画であれば、色んな人がサポートしてくれるというのがわかりますね。

◆来年から上映される映画館が増えます

現在は87館と少ないですが、来年からは増えます。お近くの映画館があるかどうか、映画に興味がある方はチェックしてみてください。ネタバレは今回はあまりしないほうがいいと思いましたので、映画の感想などはあまりこちらでは書きませんが、映画を観ている時も観終わった後も余韻に浸れる素敵な映画だと思います。

◆100年先も、この映画をずっと観てほしい。

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筆者も戦争は経験していない年代です。ただ、まだ戦争を経験した方からお話を聞く年代ではあります。それでも戦争に対しては意識が薄く、今の世の中に対して不満も多く感じてしまう年代です。

筆者は体調が悪く今まだ映画を観にいっていないのですが(咳がでるので)、予告をみただけですが、あの当時は物はありふれていなかったのに、何でこんなにもみんな幸せそうなんだろうって。今の私よりたくさんの幸せを感じ、一生懸命生きている。今は物はたくさんある世の中になったけど、幸せや知恵や懸命さが無くなったのかもと感じました。

早くこの映画が観たい。ハンカチを持って映画館に行こうと思います。

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