記事提供:日刊SPA!

「恋ダンス」※TBS公式 YouTubeより。

現在放送中のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)がいまネットを中心に話題になっている。

物語は、星野源演じる会社員の津崎平匡の家に新垣結衣演じる森山みくりが家事手伝いで雇われたことがきっかけで始まる。

もともとは雇用主と従業員の関係の2人だったが、偽装結婚し、周囲にバレないように夫婦のふりをすることになった。だが、一つ屋根の下で暮らす2人は次第に惹かれ合っていき…というストーリーだ。

同ドラマが流行っている背景には様々な要因があると言われている。主人公の星野源にときめく女性視聴者、新垣結衣の表情や動きにかわいさを見出す男性視聴者、そして一度見たら忘れられない2人が踊るエンドロールの「恋ダンス」など。

◆おっさんにも「逃げ恥」にハマる権利はあるのに…

いずれにせよ、同ドラマは海野つなみ氏原作の漫画をもとにしており、若い女性が主なターゲットだった。

だが、同作の人気がネット上で高まり、視聴率が上昇するにつれ、最近になって40代のおっさんたちがこのドラマを楽しそうに見始めているという。

むろん、おっさんにもドラマを見る権利はあるのだが、もともと同作を好んでいた20代の女性たちに聞くと、このドラマに関連してイタい行動を取るおっさんが目立っており、それが看過できないと主張するケースも少なくないのだ。

いったい、このドラマにハマる“逃げ恥おっさん”のどこにイラッとくるのか。その実態を20~30代の女性16人に聞いてみた。

◆1:「ガッキーかわいい」をキモいほど連呼

「先週からオフィスで新垣結以のかわいさを連呼し始めた金本知憲似の41歳のマネージャーがいます。曰く『ドラマの中でもかわいいガッキーがエンドロールで踊る恋ダンスまでかわいいから完全にやられるんだよ』。

私はドラゴン桜のときのギャルっぽいガッキーから注目してるし、2006年にNTT東日本のCMで見せたピュアすぎるガッキーの姿も鮮明に覚えています。

ガッキーがかわいいのは当時から自明だと思ってるので、このオッサンは何をいまさら騒いでるんだよと思ってイライラしてくる。しかも白昼堂々、職場でオッサン同士で立ちながらそんな話してんじゃねーよと心の中で突っ込んでます」(26歳・派遣)

「『逃げ恥』の名シーンである電車の中でのキスシーンのキャプ画像と一緒に『ガッキーかわいすぎんだろ!』とFacebookに投稿してる6歳の子どもがいるデブ上司。いい大人がネットで画像まで探してきてガッキーがかわいいことを主張してることを考えるだけでキモすぎる」(28歳・医療関係)

◆2:おっさん同士でストーリーの正確な記述を心がけ合うのがキモすぎる

「オッサン同士で『逃げ恥』の話をしている時に互いの発言を修正し合う姿は微笑ましいわけがなく、とにかく痛々しい。俺のほうがこのドラマを正確に説明できてるんだと40歳を超えてマウンティングしている様子からは加齢臭が漂います。最近は居酒屋の隣のテーブルでもそういうオヤジが現れてホッピーの白をそいつらの頭から4本くらいかけてやりたい衝動に駆られた」(28歳・IT営業)

「私より高い給料をもらいながらオフィスで『逃げ恥』のあらすじを日中延々言い合っている40代の課長とおばさんがいます。しかも声がでかい。

『実は原作はちょっと古いからドラマは現代風にアレンジしてて…』『随所にドラマとかアニメの名作のパロディが入ってるの、気づいてる?』と、どうせ2日前くらいに若者やネットニュースから聞きかじった話を得意げに話すヤツらの姿が目に入ると『こういう小物が上司の会社で私は働いてるんだ…』と強い絶望感に襲われる」(28歳・IT)

◆3:「どうせ最後は結ばれるのわかってんだけどさ…」と、まさかの星野源に嫉妬

「『どうせ最後は結ばれるのわかってるんだけどさ…』と、客観的な視座も持ち合わせているオレ感を出しながらも新垣結衣演じるみくりが家を出ていったその先の展開をワクワクしながら待っている姿は子どものようにかわいい…わけがない。

キスシーンにも動揺したらしく、星野源にやや嫉妬の念を抱いてるようです。しまいには『星野源っていま人気あるんでしょ?どういうところが?』と気になりだしているのがウザい。40歳こえてキスシーンに動揺してんじゃねーよ!」(27歳・事務)

「星野源を安易に現代版の小沢健二のポジションと解釈して、なんとか自分と同じ系統側の男だと捉えようとする早稲田卒の文化系おっさんがいる。こういうタイプは忘年会で『恋ダンス』を若手が踊ったら『俺もこれ知ってんだよねぇ~』とか言いながら参戦してきてクソみたいなクオリティで踊り出す一番怖いタイプ」(28歳・出版)

『逃げ恥』にハマっているおっさんからすれば、どの批判も理不尽極まりないものばかりに聞こえるかもしれない。

だが、その価値判断は別にして、若者たちが口に出さずに上司たちにこのような評価を下していることは事実。

自宅のテレビ前でこっそり『恋ダンス』を踊りつつも、ときにはその興奮を客観的に見つめる態度も年配の男性には多少は求められているのかもしれない。

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