クリスマスが近づいてくると、ホームレスたちの姿も目立ちます。家族や仕事、友人もなく孤独に路上で生活するホームレスたち。多くの人がホームレスの前を素通りしていく現実に心を痛めずにはいられません。

筆者の住む街にもホームレスの人が増えたように感じます。世界的に増え続けるホームレス人口。裕福な人が目立つ一方で、増えているホームレスの人たちへの社会福祉活動はあまり目立たないというのも悲しいですが現実。しかし、どの国にもホームレスの支援団体は存在します。

誰かに親切にする行為をするためには、団体に属さなくてもいいのです。オフィシャルでなくてももちろん構いません。筆者の住むイギリスには多くの非営利慈善団体がホームレスたちへの支援を行っていますが、今回ご紹介したいのはアメリカで、ある慈善行為をしている人たちです。

人気ユーチューバーのライアン・ヒガさん(26歳)

出典 https://www.youtube.com

アメリカでは、コメディアン俳優として知られるライアン・ヒガさんは、沖縄に住んでいた日本人を先祖に持つアメリカ人。ライアンさんは人気ユーチューバーとしても知られており、度々忍者姿でチャリティーにも貢献。そして今回も彼の「Holiday Ninjyas!」が、わずか4日で300万回以上の再生率となる大反響となっています。

コメディアンなのでコメディー感たっぷりに動画は始まりますが、ライアンさんたちの目的は「街のホームレスの人たちにクリスマスプレゼントを渡すこと」。この取り組みはロンドンでも数人の男性が行いユーザーたちの心をほっこりとさせました。

ライアンさんたちは「僕らは別に映像を投稿して『僕らのしていることって素晴らしいでしょ』って自慢するためにやっているんじゃないんだ。むしろ、自分たちの気分が良くなればいいっていう自分勝手な気持ちでやってるんだ。自分たちが気分よくなって、ホームレスたちも同じように思ってもらえたらいいなっていうそれだけの気持ちだよ。」と謙遜しながら話しています。

「自分勝手な企画」と名付けられたホームレス支援とは…

出典 https://www.youtube.com

誰に強制するわけでも慈善行為を自慢するでもない、「ただしたいからやってるんだ」という信念でホームレスたちを支援しているライアンさんたち。彼らはこれから厳しくなる冬に必要な暖かい毛布、食べ物などをプレゼントとして袋に詰めていきます。

しかし、なぜ忍者に!?

出典 https://www.youtube.com

ライアンさんはあくまでもコメディータッチの慈善行為を目指しています。つまり、見た人もする人も、それを受ける人も「重くない」気持ちを持つことが大切だとして、日本人に縁のある「忍者」の衣装を着て「隠れ蓑の術」などを使って「謙虚に目立たなくプレゼントを渡すこと」を目標としています。

たくさん揃ったプレゼントを車で配達

出典 https://www.youtube.com

仲間と一緒にたくさんのプレゼントを車で運びます。至る所に見られるホームレスの人たち。姿を見かけたらそっと近づくライアンさんと2人の忍者。

出典 https://www.youtube.com

しかし、アメリカの街では昼間にこの格好は目立ちます…(笑)

出典 https://www.youtube.com

忍者らしく(⁉)飛んだり跳ねたりもしていますが…道路のど真ん中なのでちょっと危なっかしい。

出典 https://www.youtube.com

ん?このジャンプって必要?(笑)あくまでもコメディータッチですから。こんな風にしてホームレスの人たちに近付くライアンさんたちですが、「何事か」と驚かれることもしばしば。しかし忍者ですから言葉数は少なく、気付かれてもそっとプレゼントを渡すだけ。

そして寝ているホームレスたちの荷物の側にも、そっとプレゼントを置いて去っていきます。起こすなどという野暮な行為はしません。これも謙虚心の表れではないでしょうか。誰がどれだけ何をしたというのは問題ではありません。した人のちょっとした思いやり。これこそが慈善行為なのではないでしょうか。

気付かれないように箱で更に身を隠すも…

出典 https://www.youtube.com

「ヘンテコな忍者グループに思わぬプレゼントをもらったホームレスたちは、彼らのコメディータッチな姿を見て思わず笑みがこぼれます。「内密に任務を遂行している」忍者たちは、なかなかの手際の良さで、今年も多くの路上ホームレス達にたくさんのプレゼントを配ることができました。

一風変わったライアンさん達のホームレス支援は、YouTubeを通してでも大人気です。筆者は今回初めて見たのですが、とてもいい企画だと思いました。誰かに親切にすることは実は勇気がいること。親切にしたいという気持ちはあってもなかなか実行するのは難しいと思います。

そんな中、「自分たちが気分良くなりたいから。結果的に彼らの気分もそれで良くなれば」というあくまでも「自分のためにやっている」と謙遜しながらなかなかできないことをするライアンさんたちの行為は立派と言えるのではないでしょうか。

こうした取り組みがもっと世界中に広がればいいなと思いませんか?

感動と笑いの動画はこちら!

出典 YouTube

最後にちょっとしたオチがあるところが憎めません。

この記事を書いたユーザー

Mayo このユーザーの他の記事を見る

公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • 動物
  • 海外旅行
  • 育児
  • テレビ
  • カルチャー
  • 美容、健康
  • ファッション
  • 感動
  • コラム
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス