男性だったら誰もが一度はしたことがある「自慰行為」。毎日の習慣になっている人も多いかもしれませんが、やりすぎてしまうと「ハゲる」「バカになる」といった都市伝説をチラホラ見かけます。

自慰行為は体にどんな影響を与えているのか、人間の身体に詳しいお医者さんに聞いてみるべく、弘邦医院の院長・林雅之先生に直撃取材を敢行!

医療法人社団祐光会 弘邦医院の院長・林雅之先生

先生が語った結論とは…

――自慰行為をしすぎると健康によくないという噂を聞きますが、実際のところどうなんでしょうか?

林先生:結論から言うと、自慰行為をしすぎたとしても健康を害することはないです。むしろ溜まった精子をそのままにしておくと、古くなってきて新陳代謝が悪くなってしまい、前立腺がんになるリスクもあります。そのため適度に行うのが良いですね。

――「射精する」という意味ではセックスも同じだと思うのですが、体に及ぼす効果は違うんですか?

林先生:男性の場合は違うと思います。セックスの最中には「セロトニン」という幸福を感じるホルモンが出てくるので、終わった後に満足感が得られる感じがするわけです。

ところが、自慰行為をしたときにはどういうわけかそのセロトニンが出ないんですよ。だから、終わった後に罪悪感を感じることがあるんです。

「自慰行為をするからハゲる」の真相は…?

――これも昔から言われていることですけど、「自慰行為をしすぎるとハゲる」という噂は本当でしょうか?

林先生:それは違いますね。薄毛というのは、テストステロン(男性ホルモンの一種)の濃度が高まることで進行します。「自慰行為をすると、テストステロンが上昇する」という説からそんな噂が出たのだと思いますが、実際はそんなことはないので気にすることはありません。

――ではお話を伺っていると自慰行為にはデメリットはなさそうですね。

林先生:まあ、あえて言うと、自慰をすることによって時間を取られることでしょうか。例えばAVを観て、出して、しばらく休んで、それからいろいろなことをやる気になったとします。その場合、自慰行為だけで30分くらいは時間が取られるわけですから、特に若い人には「時間の浪費」という意味で、デメリットかもしれません。

――早漏防止というような精力面で期待できる効果はあるんですか?

林先生:ちょっとした刺激で射精してしまうのが「早漏」ですから、自慰で刺激に慣れて、防止になるかもしれませんね。

自慰行為はしたいだけすれば良い!

――最後に改めて伺いますが、自慰行為はガマンする必要はないのでしょうか?

林先生:はい、やりたいだけやれば良いと思いますよ。溜まってきた精子はどうしても出さないといけないので、自分にその気がなくても定期的に行うことが望ましいですね。

溜まってしまったものは出さないといけないのが自然の流れ。ハゲる、バカになるなど、噂を気にしてガマンしていたみなさんは、どんどんしていきましょう!

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