記事提供:日刊SPA!

8月末にYouTubeに配信した動画「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」が再生回数9000万回を超え(11月25日時点)、関連動画の累計再生数は5億回を突破するなど、まさに世界的な大ブレイクを果たした千葉県出身のシンガー・ソングライター、ピコ太郎(53歳)。

「PPAP」は一般ユーザーだけでなく、ジャスティン・ビーバーをはじめとする世界のセレブからも注目され、その人気は今も爆発的に広がり続けている。そんな多忙を極める“本人”の胸中を直撃した!

――まずはデビューのきっかけについて聞かせてください。

ピコ:はい。五輪真弓さんやキョンキョン、そしてスティービー・ワンダーさんに憧れ、子供の頃からずっと歌を歌いたいなと思ってました。しかしながら、なかなかチャンスに恵まれず、ずっとフリーターをやっておりまして。

そんな2年前のある日、千葉にある某公園…「某公園」という名前なんですけど、そこで恥ずかしさのあまり壁に向かって歌っていたんです。

そしたらプロデューサーの古坂(大魔王)さんが私の肩をポンと叩き、「おまえ、そっち向いて歌ってると反射で声がちょい遅れるぞ。前見たほうが直(ちょく)だよ。前見たほうが直(ちょく)だよ」と繰り返しで優しくアドバイスしてくれたんです。

僕の最初の印象は「顔、長えな」でした。

――突然の世界的ブレイクについては、ピコ太郎さんのなかでどう受け止めているのでしょう。

ピコ:これもいろいろなところで言ってますが、ジャスティンさんのリツイートはまさに“ジャスティン・インパクト”でしたね。

ホントにありがたくもあり、『驚きももの木20世紀』でもあり…これは三宅裕司さんが司会をしていた昔のテレビ番組なんですけど、まさに毎日驚きの連続です。

それから世界中の人たちが「PPAP」を踊った動画をアップしてくださったのも、まったくの予想外でした。きっと今、世界で一番エゴサーチしているのは私だと思います。

こないだも台湾でものすごい歓迎を受けましたが、ようやく少しずつ自分のなかで消化しているような状態ですね。

――奥様であるタミさん(78歳)は何か言ってましたか?

ピコ:妻は「お金はいつ入るの?」とだけ申しております。なにぶん急なものでしたから、まだ手元には一銭も入ってきてないんです。

さしあたってそんなに多くは必要ないのですが、プロデューサーの古坂さんも「とりあえずレギュラーの仕事で食っている」と言ってました。お金が入ったらぜひ妻にはレスポールのカバンを買ってあげたいです。

――せっかくならエルメスなどの高級バッグはいかがでしょう。

ピコ:エルメス?エルメスって何ですか?ガンダムの?

――12月7日には待望のファーストアルバム『PPAP』が発売されますが、どのような内容に?

ピコ:「PPAP」以外にも自宅で一人で行った文字通りの「ワンマンライブ」や、「PPAP」のアンサーソング「カナブンブーンデモエビインビン」、さらには「How Toペンパイナッポーアッポーペン」など、とんでもないボリュームですが、トータルで40分くらいです。

――今後の活動については?

ピコ:呼ばれる限り世界中どこでも行きたいですね。ジャスティンともコラボしたいですし、世界の皆さんと一緒にペンを指して「世界は一列に並んでいるよ」というコンセプトで「PPAP」を…後付けですみません。

もちろんひと口に「世界平和」と言っても難しいのはわかってます。でも、私は1分でいいから世界を平和にしたいんです!

11/29発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』では、このあと、“プロデューサー”である古坂大魔王にスイッチ。ピコ太郎を世界的スターへと導いた「知られざる戦略」について明かしている。

【ぴこたろう】

'63年、千葉県出身。身長186cm。「PPAP」は先月、米ビルボードのシングルチャート77位にランクイン。NHK紅白歌合戦にも出演予定。

【こさかだいまおう】

'73年、青森県出身。身長186cm。ピン芸人としてバラエティやアイドルのプロデュースなどでも活躍

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