・日本に憧れなくなったインドネシアの看護師たち

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インドネシアの看護師たちにとって日本は憧れの地。アジアの先進国である日本で働け、自国よりも高い収入を得られる場所である、そんなイメージを持っている方が多いかと思います。

しかし、そのイメージはもはや捨てなければいけないかもしれません。これに関するTwitterのつぶやきが話題となっています。

・インドネシアでの看護師さんとの会話

話題になっているのは「ブカシのカオル @bekasinokaoru」さんの一連のツイートでした。インドネシア在住のブカシのカオルさんは、ある日病院で看護師さんと話をする機会がよくある方でした。

・今までは「日本で働きたい」だったのに…

以前までは「日本で働きたい」という話を現地の看護師さんから聞いていたのに…今回ある変化があったというのです。

・「日本で働きたい」と一切言わない

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なんと、「日本で働きたい」という言葉を一切言わなくなっていたというのです。

・日本はいい国だけど

日本がいい国というイメージはあるみたいなのですが「働きたい」という言葉はない。これはどういうことなのでしょうか。

・今までの経験から得たもの

・日本に失望

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どうやら、インドネシアの看護師たちは日本に失望している可能性があるということなのです。憧れは無くなり、現実が見えたということなのでしょうか。
では具体的にどんなことに失望したのか。Twitterのつぶやきはもう少しだけ続きました。

・労働時間が長い

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大きな理由に日本での勤務時間があげられました。

・勤務時間が長い、休憩時間も少ない

・仕事が終わっても帰れない、周りの人が時間通りに帰らない

・「日本人は時間を守りません」「遅刻に対しては厳しいのに…」

このブガシのカオルさんの意見と同調するツイートが他にもみられました。日本人は時間に厳しいという話をよく聞きますが、そうではないというのです。それは、仕事の終了の時間は守らないから、ということなのです。

・日本ではそれが普通だからあわせろ

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この話を聞いて、日本の文化に慣れ親しんでいる方は「そんなの日本ではふつう」「当たり前」と思う方もいるかもしれません。日本で働くんだったら「日本にあわせろ」と思う方もいるかもしれません。
しかし、本当にそういった考え方でいいのでしょうか。

・日本の普通は海外の普通ではないことも

グローバル化が進み様々な国の文化が入り混じる昨今、日本のやり方が正しいとは限りません。それは日本人も理解しているはずです。

・ものすごく意地悪に感じる、何故そんなに偉そうにするのか?

「郷に入っては郷に従え」という言葉。そんなに意地悪なことを言える立場に日本はあるのでしょうか。

・もう日本はアジアで1番ではない

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アジアでなんでも1番というイメージはもう過去のもので、他のアジアの国に威張ってられる時代ではないのかもしれません。

・それなのに、日本が1番!な態度をとり続けていたら…

・昔の侍の時代の文化だけが素晴らしい過去の国に

過去の栄光にすがるだけの悲しい国になってしまうかもしれません。

・多くの方がこれに共感

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このつぶやきがまとめサイトで取り上げられるとたちまち拡散、SNS上で議論が巻き起こる結果となっています。海外の方だけでなく、日本人の間でも関心の深いテーマだということを改めて実感させられる結果となりました。

・パキスタン人に自営業が多い理由

パキスタン人がカレー店を経営していたり、日本でよく見かける光景です。その光景とこの話は関連していると指摘する人がいました。

・「日本人の下で働く」と言うのが辛いのでは

もちろん優秀な日本人もいますがそうではない場合、長時間働かされたりと厳しい労働条件があたえられるのでしょう。

・インドネシアの看護師の給料は2万円くらい

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それでも日本で働きたいと思う人が少なくなってきているのです。

・日本は物価も高い

もう一つ、日本に住むと支出が多く、思ったほど仕送りが出来ないという理由もありそうです。

・インドネシアの若者の考え方も変わってきた

一昔前と違い、インドネシアの若者たちの考え方もあまりガツガツしておらず、少し変わってきているようです。確かに日本は高収入なことは変わりはありませんが、厳しい勤務時間、そして物価が高いなどの条件も考えると、バリなど別の国で働いた方がいいと考える方も増えてきています。

・仕事のストレスにたえられない

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なれない異国の地での生活、ストレスに耐えられないというケースも少なくないと話す方もいらっしゃいました。慣れているはずの日本人だって、残業が多すぎるとしんどいものです。海外の方もそれ以上にストレスを感じているのだと想像できます。

・現場の関係者は努力している

だからといって現場の指揮官などを責めるのも違う、国と国との大きな問題だと指摘する方もいました。

・厚生労働省の活動

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海外からの外国人看護師・介護福祉士候補者の受入れ活動について、インドネシアからは毎年100~200人単位で候補者を日本へ受け入れています。しかし、資格取得へは日本語が堪能でないと難しいということもあり、ここでも海外の方にとってハードルが高いものになっています。

1.インドネシア、フィリピン及びベトナムからの受入れの概要

 一人でも多く送り出し、日本の国家資格を取得して欲しいとの3国の期待が高い中、経済連携協定全体の円滑な実施のため、日本政府はこれまで、協定上の6ヶ月間の日本語研修の実施のみならず、受入れの運営について改善を行ってきており、厚生労働省では、受入れ施設における候補者の学習への支援の強化、国家試験の用語等の見直し、再チャレンジ支援、介護職員の配置基準の見直しなどを実施してきています。

出典 http://www.mhlw.go.jp

これに対し、厚生労働省も国家試験の内容の見直しを行うなど、制度の見直しを行っているようです。

・海外の労働者が日本に来なくなったら…

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こんなことを続けていたら、日本に来る海外からの労働者がいなくなってしまうと心配する人が多くいました。

・介護・看護を若い日本人がやる。それで本当にOK?

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日本は超高齢化社会です。多くの高齢者の介護が必要になってくる時代が来ています。労働者不足が懸念される中、すべて日本の若者だけにそれを背負わせるのには無理があるのではないでしょうか。

・未来の日本のために

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いかがでしたか。

なぜこのようなことが起こっているのか、海外からの労働者だけの問題ではありません。日本の未来のために日本人自身が向き合っていかなければならない問題なのです。そのことから、このTwitterを通しての議論は多くの日本人の関心を寄せる結果となりました。

もし私たちが、海外からの労働者と一緒に働くことになったら、どういった職場が互いに良い環境となるのか考える必要があります。お互いの意見を尊重し合う気持ちが大事なのです。今までの日本の概念を捨てて、新しい「職場づくり」を行っていく必要があるのかもしれません。

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