その昔、話題になった人のことをふと思い出し「あの人は今どうしているのだろう」と思うことってありませんか?「あの人は今」というテーマの番組は日本以外でも結構人気のようです。

昔話題になった人が、現在は昔と全く違う暮らしをしていることを知った時の驚きというのは新鮮だからでしょう。そしてそれを知ることで、私たちは「人は人生をやり直せる」「人は違うことにチャレンジできる」ということに気付かされもします。

14人の子供を持つシングルマザー

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アメリカで「Octomom(オクトママ)」として2009年に話題になったナディア・スールマンさんは、現在、ナタリーと改名しているそうですが、当時既に6人の子供の母親でした。ところがその後、8つ子を妊娠。

当時、スールマンさんが極めて珍しい8つ子の出産をしたこと、あわせて14人のシングルマザーとなったことなどがメディアで大々的に報じられました。

H.ヒューストンも使用していた精神安定剤「ザナックス」

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アメリカでは一番よく処方されているといわれる精神安定剤「ザナックス」を過剰摂取したことで、あの人気歌手、ホイットニー・ヒューストンさんは亡くなったと言われています。スールマンさんも一時期この薬の依存症になったそう。このこともまた、「8つ子のママドラッグに溺れる」として、世間のゴシップネタとなりました。

「お金が欲しい」が口癖のようになっていた

体外受精(IVF)により妊娠が発覚したスールマンさんは2009年1月に8つ子を出産し、世界で2例目の8つ子のママ「オクトママ」として知られるようになりましたが、スールマンさんには結婚歴があり元夫との間に子供ができず離婚となった過去もありました。

しかしこの離婚までの間、2001年~2005年に4児をそして2006年に双子を全て体外受精で妊娠しスールマンさんは6人の子供を設けていたのです。

子だくさんであることは、もちろん経済的にもそれなりに負担になります。14人のシングルマザーとなったスールマンさんは、自身がオクトママと言われメディアで話題になっていた頃、逆にそのメディアを利用してお金儲けを考えているようなところもあり、世間から批判中傷を受けていたことも。

口を開けば「お金が欲しい」と言っていたスールマンさんに飛び込んで来たのはヌードの広告やストリッパー、ポルノ女優としての仕事でした。14人の子供の母親である彼女は、子育てをしていくために世間に批判されながらも来たオファーを受けてきました。

14児のシングルマザーになって7年

現在41歳というスールマンさんは、たくさんの子供を産んだことが原因で女性としての自信を失くしてしまい整形手術もしたことも告白し、同時にポルノ業界にまで足を踏み入れてしまったことを恥じた時もあったけれど「今はそんな過去を後悔はしていません」と話しています。

また当時は、メディアで話題になればなるほど「父親は誰!?」というゴシップや、過去のスールマンさんの仕事への批判など14児のシングルマザーというスールマンさんの人生が否定的に報じられることが多かったために、世間から「オクトママ」と呼ばれることに相当な嫌悪感を抱いていたと語りました。

現在、何をしているのか

2009年に生まれた8人の子供は今7歳に成長しました。「オクトママ」として報じられて以来、暫くメディアに姿を見せなかったスールマンさんは、現在はカウンセラーとして生計を立てているとのこと。

そして、14人の子供たちの育児にもしっかり励んでいるそうで、厳しいヴィーガン(菜食主義)生活をさせているのだとか。

「オクトママ」の印象がこれまであまりにも否定的で批判的なものばかりだったために、今自ら「オクトママであることを辞めなければ前に進めない」と告白したスールマンさん。現在、7歳になった8つ子ちゃんと6人のきょうだいたちを育てることに多忙ながらも充実感を感じ、14人の子供たちと過ごす一瞬一瞬を大切にしていると話しています。

現在のスールマンさんの変化はどこから来たのかというと、娘の一人がスールマンさんの着ていたストリッパーの衣装を着て遊んでいたのを見た時に、頭を殴られたような気持になったことからだそう。「娘が真似ても恥ずかしくない親でいたい」という気持ちが、スールマンさんの人生を変えたのです。

大切な14人の子供たちのために…

現在、全ての過去、ゴシップを過去のものと割り切って14人の育児をしっかりとこなしているシングルマザーのスールマンさん。1人の子供の育児だけでもいっぱいいっぱいと感じることが多々ある筆者からしたら、14人もの子供を一人で育てているスールマンさんは立派です。

話題になって生きること、14人の子供を育てていくことの大変さを知っているからこそその知名度を利用しようとしていた過去のスールマンさんを、今となっては誰が責めることなどできるでしょうか。母は14人の子供の子育てにきっと必死だったのかも知れません。

批判も中傷も自分の強さに変えて生きているスールマンさんは、今はとても強い母となっていることでしょう。そしてその強さで14人の子供たちの育児を益々懸命にこなし、カウンセラーとして生計を立てているスルーマンさんの姿に、励まされる人やエールを送る人が最近増えている様子。

「あの人は今どうしているだろうか」そう思ってその人の現在を知った時、このスールマンさんのように強く生きていることがわかれば、なんとなく嬉しい気持ちになりませんか。励みになる、前向きになる、そんなパワーを与えてくれる誰かの人生を知ることができることは、あなたにとっても今後の人生の糧となるのではないでしょうか。

出典 YouTube

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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