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店先で素敵な商品と出会ってしまったけど、持ち合わせがない!急に食事に誘われたけど今月苦しい!

今回は、そんなお財布がピンチの時に頼りになるクレジットカードにまつわる疑問をご紹介します。

一般社団法人日本クレジット協会の発表によれば、平成27年3月末の時点で日本におけるクレジットカードの発行枚数は2億5890万枚。成人人口比では1人当たり約2.5枚所持していることになります。いかに多くの人が利用しているかがわかりますね。

クレジットカードを使う時のサインって本当に意味があるの?

クレジットカードの利用にあたって、サインを必要とする機会は2つあります。

1:カードの裏面に書くサイン
2:会計時に売上票に書くサイン

それぞれのサインにはどんな意味があるのでしょうか?まずはカードの裏面に書くサインから見ていきましょう。

カード裏面のサインは超重要!ないと支払いができないことも

更新などで新しいカードが届いた時に、まず必要なのがカード裏面のサインです。「このカードの利用者は私です」ということを示すもので、新しいカードを受け取ったら速やかにサインするよう会員規約にも書かれています。

このサインはとても大切で、ない場合は買い物ができないこともあります。

一般社団法人日本クレジット協会のHPには、以下のように書かれていました。

クレジットカードがクレジット会社から送られてきたら、まず、裏面の署名欄に自分のサインをしてください。

サインはそのカードの利用者が誰であるかを示すとともに、カードを利用する際に必要なものです。裏面にサインをしていないクレジットカードは利用できません。

出典 http://www.j-credit.or.jp

「えっ、裏面のサインがなくても使えているよ?」と思う方もいるかもしれません。確かに、中にはサインがなくても通してしまうお店はあるようです。

でも…実はそこに、大きな危険が潜んでいるのです!

カード裏面のサインがないと不正利用されやすくなる!

カード裏面にサインをしない人の多くは、「めんどくさい」「字が汚くて恥ずかしい」など理由もさまざまです。中には、「サインがあると筆跡を真似されてかえって危険だ」という人もいるようです。

確かにその通りなのですが、サインがなければ、カードを紛失した際に不正利用者が自分でサインを書き込むことができ、筆跡を真似する必要がありません。つまり、サインがある時よりも不正利用しやすくなってしまうのです。

不正利用された時に補償が受けられない可能性も!

カード裏面のサインについて、JCBのHPには下記のように書かれています。

万が一、カードの盗難や紛失によって不正使用されたとき、裏面にサインのないカードではその損害額は補償されない場合があります。安心してカードを利用するために、サインをお忘れなく。
                
※会員規約に基づき不正使用された被害額はJCBが補償します。ただし、会員の方に規約違反や故意・過失がある場合は、この限りではありません。

出典 http://www.jcb.co.jp

カード裏面のサインがないと、“会員の方に規約違反や故意・過失がある場合”に当てはまり、カードを不正利用された場合、損害額が自己負担になってしまう可能性が大なのです。

しかしカード裏面にしっかりサインしてあれば、JBCのHPに書かれているようにカード会社から補償が受けられます。カードの裏面には必ずサインするようにしましょう。

サインはカード裏面と同じものを

もうひとつのサインの機会は、カードを使って支払いをする時です。売上票に書くサインで、お店側でカード裏面のサインと筆跡を比較してカードを使っているのが会員本人かどうかを確認します。

通常、サイン済みの伝票は、店舗で一定期間保管されています。サインとカード裏面の名前が違っているなど、明らかな不正利用しか確認しないそうですが、カード会社からの連絡で不正利用が疑われる場合には、筆跡を確かめることもあります。

そのため、売上票にはカード裏面のサインと同じものを書く必要があります。急いでいるからといって裏面のサインと異なるもので済ませようとすると、書き直しを求められ、かえって時間がかかることも。

また支払い時のサインは利用者側にとっても大切なもので、カード決済の契約確認の意味を持ちます。売上票の内容をしっかり確認してからサインしましょう。

サインはニックネームや顔文字でもOK?

1:サインは普段書いている字で書こう!

人に見せるものだからといって、カード裏面のサインをしっかり丁寧に書く必要はありません。丁寧に書きすぎると、購入時の売上票も丁寧に書かなければならなくなるからです。普段書いている字で書けば、カード利用時にもさらっと書いて済ませることができます。

ちなみに筆者はかなりの悪筆ですが、「この字を真似られる奴はいまい!」と自負して堂々と悪筆のままサインしています。

2:カード裏面のサインは漢字がオススメ!

サインの書き方には、特に規定はありません。ローマ字でも漢字でも、好きな書体、好きな書き方で大丈夫です。真似されにくいものにするなら、やはり画数が多く形が複雑な漢字がオススメです。

3:サインにニックネームや顔文字は使える?

実は、カードの裏面のサインにニックネームや顔文字を使うことも可能。禁止はされていません。要は、売上票に書くサインと合わせて本人確認ができればいいのです。

ただあまり常軌を逸脱したものだと、カード会社から指導が入る場合もあるので気を付けましょう。

クレジットカードのサインは、単なる名前を書く行為ではありません。利用者の安全と財産を守るという、とても大切な役目があるのです。

今一度、ご自身のカードを取り出して、カードの裏面にサインがしてあるかどうか確かめてみてください。まだしていなければしっかり書き込んで、クレジットカードと上手に付き合ってくださいね。

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Spotlight 編集部 Shin-shin このユーザーの他の記事を見る

生まれは昭和、ライター生活はウン十年。紙媒体がメインでしたが最近はWeb等でも記事を書き始めています。それなりに生きてる割に人生経験はショボく、しばしば情報の波に流されて溺れます。そんな中でも、面白くて心を打つ情報をお届けできればと思います。

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