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アメリカ4大スポーツリーグのひとつとして知られるNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)では、いま“あること”が話題になっています。

それは、試合中にタッチダウンを決めた際に選手たちが喜びを爆発させる“歓喜のパフォーマンス”に対して新たなルールが設けられたことです。

このような歓喜のパフォーマンスは「タッチダウン・セレブレーション」と呼ばれており、各々の選手たちが披露する個性的なパフォーマンスは試合観戦の醍醐味のひとつとなっています。

今回設けられたタッチダウン・セレブレーションに関するルールでは、「性的な表現」や「暴力的な表現」を含むパフォーマンスが処罰の対象となるのに加え、「祝福のダンス」のような喜びを表現する行為も場合によってはペナルティの対象として扱われるようになりました。

そのため、昨シーズンは年間9回しか取られていなかったこのようなパフォーマンスに対するペナルティが、新ルールが適用された今シーズンでは開幕からわずか2週間で既に5回も取られています。(※2016年9月23日時点)

しかも、そのほとんどが悪意のある行為に対する警告ではなく、純粋に喜びを表現したパフォーマンスに対して与えられたものでした。

こうした状況に対して、タッチダウン・セレブレーションを楽しみにしているファンたちからは「リーグのエンターテイメント性が失われるのでは…」と心配する声もあがっています。

そんな不穏なムードが漂うなか、あるスター選手がこの件について言及しました。

パフォーマンスは、ファンへの恩返し

この件に言及したのは、カロライナ・パンサーズのキャム・ニュートン。

2015年度のMVPを獲得した彼は、人々を魅了するプレーだけでなく、タッチダウン・セレブレーションでも注目を集めるNFLのスター選手です。

彼の代名詞でもある「ダビング」と呼ばれるパフォーマンスは、テニスやサッカーといった他のスポーツ選手たちも真似するほどの大ブームとなりました。

そうしたパフォーマンスでいつもファンを楽しませる彼は、2016年11月17日に行われる試合の前日会見で記者からタッチダウン・セレブレーションについて問われると、こう答えました。

「アメリカンフットボールは、タフでハードなスポーツだ。我々は愛する家族から離れた場所でプレーに全力を注いでいる。そんなときに何かを得ることができたら喜びを表現したくなるものさ」

このように、「選手にとってタッチダウンの喜びを表現するのは自然なことだ」という素直な気持ちを述べました。さらに彼は、パフォーマンスに込めた強い思いをこのような言葉で表現しています。

「タッチダウン・セレブレーションは、試合を観に来てくれたファンへの恩返しでもあるんだ」

そして、この言葉を具現するかのように、キャム・ニュートンは今シーズンもタッチダウン・セレブレーションでファンと一緒に喜びを分かち合っています。

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