若い頃からおしゃれが大好きだったカナダ在住のファッションブロガー、シンシア・ラムゼイ・ノエルさん(34歳)。しかし彼女は10代の頃、摂食障害に陥り拒食症になってしまい、周りから隠れるように生活していたと言います。

苦悩を乗り越えたシンシアさん

10代といえば、女の子ならほとんどがおしゃれをしたがる年頃。そんな時に拒食症になってしまったシンシアさんは「周りが素敵におしゃれをしてグラマラスになっているのに、私は陰で泣いていた」と当時を振り返って語ります。「あの頃は拒食症で好きだったドレスも着ることができなかった。」

2013年からファッションブログを開始

そんなシンシアさんは、見事拒食症を克服。「人生を楽しまなきゃ」という結論に達した彼女は2013年に念願だったファッションブログ「Flight of the Fat Girl(おデブの闘い)」を開始し、現在SNSでも自身を投稿しています。シンシアさんのInstagramフォロワーは3万人を超えるほど。

4人の子供に恵まれたシンシアさんのベストショットを撮るのは、優しくファッション好きなご主人なのだとか。シンシアさんの体重は現在140kgと、まさにプラスサイズ。拒食症になっていた時の自分は「最悪で価値もなかった」と言います。

拒食症を克服したことによって「人生好きなことをしてこそ価値がある」と悟ったシンシアさんは、もう自分を押さえつけるのは止めて生きたいように生きているのだそう。

最初こそ、自分のプラスサイズの体を公共の場で撮影することに躊躇したものの、次第に慣れて自信が湧き、今ではご主人に完璧なショットを撮るまでダメだしをするほどなのだとか。「主人はそんな私にうんざりしている時もあるけれど、基本的に楽しんでサポートしてくれているわ。」

4人の子供も末っ子が6歳になり、上の子供たちが面倒を見合っているのだそう。「子育てしながら好きなことを楽しむことって可能なんだって知ったわ」というシンシアさん。写真をSNSに投稿すると、幸いにもほとんどの人はポジティブなコメントを寄せてくれるのだと話しています。

サイズによる差別をなくしたい

拒食症になり激ヤセ経験もあるシンシアさんが、今はプラスサイズとして生きています。自身のショットを公開することで、「人生は短い。だからネガティブな批判など気にしないで。サイズで差別する世の中に負けちゃダメよ」というエールを送っているのだそう。

過去にはネガティブなコメントももちろんあったそうです。「デブは自殺しろとか言われたわ。あと、主人のことでも差別発言があったり。でも、こういうネガティブなことをいう人って大抵自分を嫌いな人なのよ。私は拒食症になった時にその経験をしたから、よくわかるわ。」

そう言うシンシアさんに、ネット上では更にこのような批判も…。

「拒食症はダメだと言う癖に過食症は良いって言うの?」
「肥満を推奨しているような言動は如何なものか」
「これだけ太いと健康的ではないわ。過食症も拒食症も同レベルで酷い症状よ」

10代の頃に自分を嫌いになり、拒食症になってしまいますます落ち込むようになったシンシアさんは、20代も克服しようとする自分と闘っていました。拒食症から過食症にもなり現在に至るわけですが、気持ちは過去よりもずっと前向き。それはシンシアさんが今の自分を好きで、人生を100%エンジョイしているからでしょう。

今の自分を好きなシンシアさんから溢れる自信

周りがどう批判しようとも、シンシアさんを「自信を持つことは素敵だ」とサポートしてくれるフォロワーに支えられて、子育てやファッション、食事などなど人生を楽しんでいるシンシアさん。

太い細いに関係なく、自分を好きな人から溢れる自信というのは何にも耐えられる強さ。シンシアさんを見てそう励まされる人も多いのではないでしょうか。拒食症を克服したからこそ、生きる辛さも理解しているシンシアさんには今後も自分を好きでいてほしい。そして好きなファッションをこれからも楽しんでほしいと思う筆者です。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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