・寺で暴行の疑い

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11月20日、天光寺から中学三年生の男子生徒(15)が住職から暴行を受けたとして保護されました。天光寺はアイドルグループSexy Zone が以前番組で修行を行った場所だということもあり、若い人の間でも話題になっています。

また、一部では住職が悪いとする報道がされていますが、住職が少年に手を挙げた理由を聞いた人からは、「本当に住職が悪いのか?」「これは暴力というのか?」と疑問の声が上がり、SNSでは賛否両論の意見が飛び交う結果となりました。

・タバコを吸っていた

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少年に暴行したとされる高尾聖賢住職(65)によると、少年がタバコを吸っていたのが理由だったということでした。会見で「火災の恐れのある布団置き場で喫煙していたのでたたいた。口頭注意では効果がなかった。教育の一環であり、暴行ではない」としており、一部報道が「暴行ではないか」と報道していることに対して、暴行ではなく教育であると否定をしました。

・物を盗んだりもしていた

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高尾住職と弁護士によると、少年は父親の要望で約4カ月前から寺に入っており、その際に「親御さんから、まっとうな人間になるため、厳しくしてくれと言われた」ということです。

寺での生活の中で、少年は寺の外で自転車やたばこを盗むなどの非行を繰り返しており、その結果10月下旬ごろに住職は布団たたきの棒で少年を叩きました。

・どっちが悪い?

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皆様はタバコを吸っていた少年とたたいた住職、どちらに非があったと感じられますか。ネットで飛び交っている意見を少し覗いてみます。

ではまず、少年が悪かったのではないかという意見からです。

・タバコ吸うほうが悪い

未成年がタバコを吸うことは禁止されています。大人として、注意をしなければならないことは確かです。

・何回も注意しても聞かない、火事になりそうで危険だったら…

火事になりそうで危険だった場合はこのぐらいキレても仕方ないのではないかという意見もありました。

・殴ってでも教えなくては、わからない人もいる

殴らないとわからない人も中に入るので、叩く行為も、場合によっては教育とみなしても良いのではないかという方。

・時代が変わったのか?

親にはこれ以上のことを「しつけ」としてされたという方が、この行為を「暴行」と言いきってしまうことに怖さを感じていました。

・普通に親にボコボコにされる

この少年は親にボコボコにされるようなことをしてるのではないか、住職が親の代わりに教育したと考えると違和感はない、という意見の方。

・両親のしつけが知りたい

住職のしつけについて今回スポットライトが当たっていますが、そもそも親のしつけはどういったものだったのかというところが気になるという方もいらっしゃいました。

・どんなに少年が悪くても…

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SNS上には少年が悪かったという方の意見が多くみられました。しかし、この意見に対して反論する意見もたくさんありました。

その理由の多くは「どんなに少年が悪くても殴ってはいけない」というモノでした。

・どれだけ少年が悪かろうが殴ったら暴行

・虐待もしつけで許されるの?

・暴力では更正させられない

・しつけのつもりが…

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近年、しつけのつもりでしたことが虐待、暴行と言われる可能性も高くなってきています。大人は子供たちにどう向き合っていけばいいのでしょうか。

・しつけとは

しつけ(躾・仕付けまたは仕付)とは、人間社会・集団の規範、規律や礼儀作法など慣習に合った立ち振る舞い(規範の内面化)ができるように、訓練すること。概念的には伝統的な子供への誉め方や罰し方も含む。

出典 https://ja.wikipedia.org

まずしつけとは、一般的に上記のようなことを指します。子供のためを思って褒めたり、しかったりと、しつけの方法に正解はなく十人十色です。

「たたく」「殴る」などの体罰も場合によってはしつけになります。腹が立ったから殴ったなど理不尽な理由で行う虐待や暴行とは違うことがわかります。日本では昔から「カミナリおやじ」などの言葉がありますが、近所のおじさんにゲンコツをもらいながら立派な大人になっていったんだなんて話もありますよね。

・「殴る」はしつけなのか

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しかし、近年子供に暴力をすること自体が問題視される傾向にあります。それは暴力で言い聞かせることはできますが、それはただ恐怖を植え付けさせているだけであって、本当の意味で子供に教えたことにはならないと感じる方が多いからではないでしょうか。

欧米でもこういった考えが浸透しており、グローバル化によって日本もその流れにのって体罰に敏感になっていったのかもしれません。

・「なぜそれは悪いことなのか」

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一つ言えるのは、むやみに怒鳴ったり、殴ったりしても何も解決はしないということです。

本当にしつけで大事なことは「なぜ悪いのか」子供本人が理解することです。「なぜ子供はタバコを吸ってはいけないのか」「なぜこの場所でタバコを吸ってはいけないのか」を説明できない大人の言う事を子供が聞くでしょうか。

・「なぜそんなことをするのか」

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そして、子供側も悪いことだとはわかってはいても、周りの友達の影響、いじめ、家庭環境などの理由で、非行に走ってしまうこともあります。例えば、親に構ってほしい、大人に助けてほしいという理由でわざと悪いことをするということもあります。大人が想像できない理由で、辛い思いをしている子もいるかもしれません。
何故子供がその行動に出たのか、子供と向き合い理由を理解してあげることも大切です。

上に述べたように、子供のことを理解したうえでしたら、場合によっては怒鳴ったり殴ったりということがしつけになる可能性もあるかもしれません。

・躾とは「身を美しくすること」

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躾(しつけ)ってなんだろう…。思わず考え込んでしまった人も多いのではないでしょうか。しつけと思ってしていたことがしつけではないということもあるのか。どうするのが一番子供たちのためになるのか。答えは一つではありませんが考えていかなければならない問題ですね。

大人のあるべき姿について考えさせられる出来事でした。

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